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鬼怒川グランドホテル 夢の季

【データ】
訪問年月日 2015年2月忘日から1泊
宿泊プラン エースセレクト(東武+宿泊)
      (14時30分チェックイン、11時チェックアウト)
部屋タイプ 別館静龍1階
料   金 大人4名(2名×2部屋)で114,000円
宿 H P 


【宿泊記録】

なんと、同僚ご夫妻との夫婦旅行が実現したので書いておきます。
通勤沿線の「友の会」を立ち上げて1年以上。最近はどちらかというと同僚のおひとりと2人でスーパー銭湯に行くことが多くなりました。そのうち、お互い夫婦でいろいろ出かけていい宿に泊まるのが好き、ということが分かり、「一緒に旅行しようか!」ということになったのでありました。

ところで、実はこの合同夫婦旅行、最初は長野県の渋温泉に行く、という計画だったのでした。すると、予約しに行ってみたところ、なんとめぼしいところはすべて満室。あれれ、どうしましょ、と草津、伊香保、日光、とJTBのベテランさんに見てもらったところ、なんとこれまた超大賑わい。なんだなんだ、普通の土曜泊だぞ?そうしてなんとか辿りついたのが鬼怒川温泉。JTBの人曰く、「鬼怒川グランドホテル夢の季ならとりあえず間違いない!」と太鼓判で、実は同僚ご夫妻も経験済みということで、そこに決めちゃうことにしたのでした。


当日は浅草駅で待ち合わせ。12時発のスペーシアに乗るので、ごはんは車内。ちょっと早めに待ち合わせて駅ビルと同化している松屋の地下で食べ物を調達します。普段、我々夫婦は電車の中で飲んだりしないのですが、同僚ご夫妻は飲むのも大好きで、珍しくご相伴にあずかることに。スペーシアには個室があって、前回夢の季に行かれた際は2人で個室で飲みまくったとのこと。それにもあこがれるなあ。今回は土曜だし、スペーシアも満席。普通の座席を回転させて居酒屋テーブル席のような感じで出発しました。周囲もほぼ居酒屋。東武スペーシアは大賑わいです。

ずっとしゃべって、食べて、飲んで、だったのでほぼ沿線の風景は覚えてませんが(笑)、それでも電車は当然のことながら粛々と進んでいき、2時間後に鬼怒川温泉駅に到着。おおー。…特に印象に残る景色はなし(笑)。でも、2時間くらいで来られるのが関東の温泉地のいいところ。ネームバリューもあるし、そのわりには気楽だし。ちゃんと電車の特急があるのもいいです。そろそろ花粉も飛び始めるというのでちゃんとマスクをして、4人徒歩でホテルを目指しました。


宿にたどり着くと、フロントマンの方が出てきて出迎えてくれました。大した荷物でもないので持ってもらうのをみんな断ると、「なにも持ってないと怒られてしまいますので」とユーモアのあるご対応。ロビーラウンジに通され、チェックイン手続き待ちです。今回の旅の宿泊代表者は同僚にやってもらって、久しぶりに参加者気分。家族旅行とかいつもの夫婦旅行はやっぱり自分が幹事役なので、気楽な立場を満喫させていただきました。手続き後はまもなくお部屋にご案内。庭園が自慢のお宿ということで、たしかに見事なお庭です。お食事処のひとつ、料亭山科の入口と庭園が望める廊下からの眺めはこのお宿のハイライトだなあ、と目に焼き付けました。


さて、お部屋に行く途中、同僚から「前は庭が見える部屋に泊まった」と聞いていました。案内してもらう間、どんどん奥に進んでいき、いつの間にか別館静龍に突入。あれ、別館ってたしかいい方の部屋じゃないのかな…?と思っているとほんとに静龍のお部屋。夫婦どうし、少々戸惑い気味に顔を見合わせましたが、風呂に行く待ち合わせの話だけして無言でそれぞれの部屋へ。備え付けの館内案内をこれまた無言でめくります。そして、静龍1階の部屋はなんと「特別室」であることを発見。どういうわけなのかわかりませんが、どうやらアップグレードされていたようです。だって、JTBのエースのパンフレットには、本館と別館でそれぞれ別プラン扱いになっていて、別館の方は「優雅」の扱いになってるんですもん。ま、こういう時は深くつっこまず、静かに幸運を噛みしめておきましょう。たぶん部屋が埋まらなかったんではないでしょうか。お部屋はさすがに広かったし、いい部屋でした。庭の眺めはほんとに最高。雰囲気バツグンでさすが特別室!という感じでした。

少し部屋でゆっくりしたら一緒にお風呂へ。しかし、この日のお風呂は混んでました。いや、この日っていうかこの旅行中のお風呂はいつ行っても人がいっぱいいました。なんか団体客がすごかったです。落ち着くとは程遠い雰囲気ではあるものの、まあ宿のキャパシティがあるので支障があるほどではありません。いつも静かな宿のなるべく静かな時に行くことが多いので、むしろ「旅に来た!」という感じはいつもよりあったと言えるかもしれません。女性どうしはすぐ別行動になったそうですが、我々はそもそもよく一緒に風呂に行くので、露天で半身浴しながら長湯。女性陣より完全に長湯をして待たせてしまいました。


お風呂後はそれぞれ別行動で、夕食時に料亭のお部屋で待ち合わせ。えっと、献立は…あったあった。

<旬彩籠盛会席>

季の始まり  胡麻豆腐
冬の出逢い  鰻寿司 他 季節の前菜
山海の恵   鮪 海老 鯛
日光生ゆば あしらい一式
お凌ぎ    手打ち蕎麦
炎      栃木牛のしゃぶしゃぶ
味わい    鰤大根
彩り     帆立真丈
酢肴     サーモン錦糸巻き
食事     白米(栃木コシヒカリ米)お釜炊き
日光湯波山椒煮 ふきのとう味噌
留椀     姫皮豆腐
香物     各種
スイーツ   当館オリジナルスイーツ

とこんな感じ。これにプランの夕食一品チョイスで栃木牛のたたきが付きました。他に岩魚の塩焼きと日光湯波刺身が選べたのですが、湯波はほっといても出てきそうだし、魚よりは肉かなということで選んでみました。そういえば、日光近辺だとゆばは湯波と書きますよね。久しぶりに思い出しました。ウィキペディアで安易な調べものをしてみたところ、「京都と大和、身延では「湯葉」、日光では「湯波」と表記する」とのことでした。あー、結構ボリュームがあっておなかいっぱい!

夕食後も部屋で宴会の続き。テレビはつけてましたけど、ほとんど見ておらず、ずーっとしゃべってました。結構遅くに解散。翌朝、朝食会場で待ち合わせと決めました。


翌朝はわりと早起きしてお風呂へ。と、思ったらもうすでに団体客の年配者が続々と。朝もゆっくりはできなかったですが、別に寝癖頭が直せればいいので問題なし。洗い場が混んで使えないということもありません。湯上り処にはなんとしじみの味噌汁が用意。これ、ウマイなあ…しみじみとしかし2杯。たっぷりいただきました。

朝食は和食。夕食と比べると質素に感じますが、品数が多いのでこれまたおなかいっぱいに。やっぱりどこに行っても湯豆腐が多いですね。朝食後はまた自由行動でチェックアウト時に合流することに。うちの夫婦は最近のいつもの過ごし方で、妻は睡眠。僕はラウンジでコーヒー+新聞。同僚は朝から飲んでいたそうです(笑)。


チェックアウトは11時。HPを見ると、通常は10時みたいなのでやっぱりJTBのプランは滞在時間が長くなっているみたい。帰りのスペーシアでも少し飲む。すごく久しぶりに職場の同僚と旅行行ったよ、と言ってもらえて、うれしかったです。僕らは4月から転職して地元に帰るので、こんな気の合う同僚ともうすぐ離れてしまうのですが、また新幹線で一気に鹿児島中央プランに行くと言っていたので、ぜひその時は一緒に行きたいと思ってます。

このブログでも初の試み、同僚との夫婦旅行。転職先でもこんないい出会いがありますように。



【次回宿泊に向けて】

・次回行くことがあってもアップグレードの期待はしないように(期待して外れると残念)。
・スペーシアの個室いいな!

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星のや軽井沢②

【データ】
訪問年月日 2015年2月忘日から2泊
宿泊プラン 【ホームページ限定・早割】120日前優待(食事別)
      (15時チェックイン、12時チェックアウト)
部屋タイプ 山路地の部屋 一階 ダブル 39㎡ 定員2名
料   金 大人2名で76,773円
      (宿泊料金50,400+嘉助朝食8,316+ルームサービス18,057)
宿 H P 


【宿泊記録】

星野リゾート系のお宿って、まだ星のや軽井沢と星のや京都しか行ったことないのですが、また行きたいと思ったのは星のや軽井沢のほうでした。前回行ったのが2012年の秋。気付けば丸2年が経過しています。でも、あの時感じた過ごし方の幅広さととてつもない快適さは本当に忘れられず、まさに「間違いがない」体験を求めて、再訪を決意したのでした。

決意、と書いたのには理由がちゃんとありまして。今回はなるべく早く予約して、なるべく部屋代を抑えたいなと思ったのであります。最近はベストレート保証というのをいろんな宿泊予約サイトが謳っておりますが、星のやは自社サイトがまさにベストレートです。なかでも、いつからあるのかは分からないのですが、「【ホームページ限定・早割】120日前優待(食事別)」というプランが2泊程度の宿泊であればおそらく一番安く泊まれるプランのようだったのでこれに決めました。さて、ここで決意と書いた意味を明かしますが、このプラン、カード決済で「キャンセル不可: お取消料は、ご宿泊料の100%」なんですねー。もう死にもの狂いで日程調整ですよね(笑)。職場のスケジュール表に4か月前から書き込みました。

部屋のチョイスも少し迷ったのですが、結局これも一番安い山路地の部屋1階のダブルにしました。前回はたしか同じ山路地の部屋1階でも、少し広いリビング付きの部屋だったのですが、もう今回の主目的はとにかく「星のやに滞在する」ということだったので、だったらここは徹底的に宿泊代は底値で。その分前回は行けなかった嘉助にも行ってみたいし、ということでそんな方針。水波の部屋とかね、あこがれですけどね、まあそれが主目的になったらそっちに行くってことで。旅は目的に合わせて、が大原則です。

ちなみに、こういう「宿が目的地」的な旅って、行き帰りの交通費が高くつくもんです。いいお宿って別に交通手段と組み合わせなくても埋まるから、エースJTBだとかになかったりするんですよね。あと、今回みたいに宿単体で取った方がお得なプランがあったりとか。そんな感じで、今回も普通に長野新幹線取ろうと思って、えきねっとにログイン。すると、おお、そういえば、JR東日本エリアの新幹線は「えきねっとトクだ値」による割引が利くのでした。ちょっと出遅れてしまって10%割引のになっちゃいましたが、2週間前くらいまで予約すれば、ものによっては25%割引とかになるので結構浮くと思います。


さあ、いよいよ出発当日。
計画としては、お昼前に少し余裕をもって軽井沢に着いて、駅裏のプリンスショッピングプラザでゆっくりして、14時半の星のやシャトルバスに乗るという予定です。降り立った軽井沢は激寒。普通に新幹線に乗ってる時から雪が結構積もってました。前回秋に来た時も冗談でしょ、っていうくらい寒くて、冗談で持ってきたダウンをほんとに必要性から着ることになったくらいですから、これもまた順当でしょう。

お昼は味の街エリアにある「ソースかつ丼 明治亭」にて。すげえボリュームでしたが、おいしかったです。その後はアウトレットをひとめぐりしながら少し買い物。途中マジで凍えるんじゃないかと思いましたが、なんとかなりました。ブルックスブラザーズのシャツが安く買えたらいいなーと思って寄ってみたら、今まで見たことない、わりと袖丈がピッタリのやつがあって3枚も買ってしまいました。普通に買うと1枚12,000円とかするので、3枚で2万を大幅に切るのは相当お値打ちでした。


そんな感じで買い物だけでもほぼ満足してしまったところ、これから星のや軽井沢に向かいます。なんと幸せな…。時間より少し前にバス停に行くと、バス停横付けではなく少し向こうのスペースに星野リゾート系のお宿の名前が複数書かれたバスが。あれ、黒塗りのバスじゃないのかなあ…と思いつつ近づいていくと、やっぱりそれが星のやのシャトルバスで、すぐ乗せてくださいました。前回の訪問記録を読むと、シャトルバスの車内で小菓子とおしぼりが出たようですが、今回はなし。若干星のやにしては不慣れな感じのおねーさんスタッフさんがバスガイド風のアナウンスをしてくれつつ、集いの館に到着したのでありました。

同時に4組くらい到着したと思いますが、それぞれ分かれたスペースに案内されてウェルカムドリンクをいただきます。謎の楽器演奏をしばらく聴くともなしに聴いていたのですが、相変わらず不思議です。ウェルカムドリンクは温めたリンゴジュースに柚子の風味を加えたものだそうです。なかなかじんわりおいしかったです。

担当のスタッフさんが決まって、部屋まで徒歩でご案内。今回の部屋は星のやの大浴場、メディテイションバスに一番近い部屋でした。おお、これは行きやすくていい。前回は夜中、真っ暗な中を懐中電灯を頼りにわりと長いこと歩いて行ったので、今回はだいぶ気軽に行けます。部屋ではいろいろとセッティングをしていただき、チェックインの手続きもしつつ、星のや軽井沢の案内図「谷の集落絵図」を使って説明もいただきます。あー、わくわくする。これから48時間には少し満たないけど、最高に贅沢な休暇が始まります。


ひととおり部屋の中を探索したら、まずトンボの湯に出かけます。なんで外来の人もいる普通の時間に行くんだよ、という話もありますが(トンボの湯は朝8時半から1時間半、星のや軽井沢宿泊者専用時間があります)、なんかですね、軽井沢温泉の大浴場っていうとトンボの湯のほうが風情があるんですよね。風呂!って感じ。温泉!って感じ。日曜の夕方なので目いっぱい遊んで帰る人たちが最後にひとっ風呂浴びて生き返るところに立ち会うような感じで、結構にぎやかで落ち着かないのですが、そこは風呂重視で。内湯の底があんなに深さに差があったっけ、と少々びっくりしたのですが、露天風呂ではまさに湯が湧き出しているあったかいところを確保できたので、かなりいい長湯ができました。妻より長かったくらい。昨年末にひとりで四万温泉に行って温泉三昧をして以来、よりお風呂が好きになったような気がします。

ハングリースポットで待ち合わせて、また星のやに戻ります。さっき書かなかったですけど、星のやとトンボの湯の間の散策路はもう完全に雪に埋もれています。かろうじて歩く道が確保されている感じ。でも、アイスバーンになるほど踏み固められてはいなくて、サクサク感が残っています。こういうところが普通の街の道とはまた違う感じで、リゾートに来たな!という気分を増幅してくれます。
星のやに戻ったら、今度はまたフロントとかライブラリーラウンジとか嘉助がある集いの館に。この期間中は16時からしばらくの時間、「谷のひととき」ということで、ぜんざいが振る舞われているのです(何か飲み物があった気がするのですが忘れました)。ライブラリーラウンジに入ると、セルフ飲み物コーナーの一角でスタッフさんが餅を炙っておいでです。かぼちゃのお餅だそうで、ぜんざいに浮かんでおりました。某横綱ではないですが、「あったまる…」とこれまたじんわりと楽しませていただきました。これが無料ってすごいなー。


ライブラリーラウンジには今回も結構滞在しました。前回ほどではなかったですけど。妻には読みたかった本がわりと揃っていたようで、熱中して読んでおりました。僕は読んでいなかった雑誌を持って行って読んだり、備え付けの地方新聞を読んだり、転職先に事前提出する課題の課題テキストを読んだりしてました。地方新聞はその土地土地で違った雰囲気があるので、旅先の楽しみのひとつです。長野の地方新聞のスポーツ欄があんなにスケート競技一色だとは知りませんでした。

お昼を食べ過ぎたからか、なかなかおなかが空きませんでしたが、ラストオーダーぎりぎりに夕食を注文。嘉助での夕食は結構勇気が要りますが、ルームサービスならもう少しお手頃。嘉助夕食膳と牛肉の炭火焼御膳をひとつずつお願いしました。献立はメニューに書いてあるそのままを載せておくと…

<嘉助夕食膳>
先付
お造り
焼き物
味噌シチュー
御飯
香の物
吸い物
デザート

<牛肉の炭火焼御膳>
先付
牛肉炭火焼
サラダ
御飯
香の物
吸い物
デザート

とこんな感じ。嘉助膳のほうは焼き物は魚の西京焼きみたいな感じで、味噌シチューではなく和風のふろふき大根系の何かだったような気がしますが、よく覚えておりません(笑)。ただ、何が驚いたって、あんまり好きではないはずの先付のおひたしがむちゃくちゃおいしかったこと。嫌いな野菜がこんな風に料理されるとは…そこが一番の感動ポイントでした。ちなみに、星のやのインルームダイニングはなかなかボリュームがあり、御飯はおかわりが結構いっぱい食べられるくらいおひつで来ます。そもそも小食気味な我々にはこれで大満足です。

初日はメディテイションバスには行かず。その代わり、部屋のお風呂に入りました。前回来たときはたしかリンゴが置いてあって、リンゴ湯にしましたが、今回はかりん。甘いいい香りがしました。


2日目。
いつもの休日の朝のように、僕がコーヒーを淹れて妻を起こします。いつもと違うのは、そのコーヒーの淹れ方が、ペーパードリップじゃなくて、フレンチプレス式ということ。おおー、初めて使うなあフレンチプレス。興味はあったのですが、なかなか器具買うってのも大変なのでこんな旅先で実演できるとはうれしい限りです。コーヒーの袋に書いてあるとおり粉を入れてお湯を注いで…決められた時間待ったら静かにプレスの部分を押し下げていくだけ。簡単だなあ。でも、洗うのが大変そう。なかなか家では難しそうです。

さて、メディテイションバスはとっても夜っぽいお風呂なんですけど、今回は朝入ってみよう、ということで、7時すぎくらいに行ってみました。夜行くとどこか入口だか危うく分からないくらいなのですが、朝ならそんな心配は無用です。メディテイションバスがある場所は、谷の集落星のや軽井沢の中でも高台に当たります。眺めもいいし、寒いけど朝っぽい。いよいよ、朝風呂です。

メディテイションバスに入ると…なんと誰もいない!これは!貸切かあ!と朝からテンションが上がってしまいます。誰も来ないうちに…となぜか急ぎめでお風呂場へ。ドバドバとお湯が注ぎ込まれる湯船に入り、そのまま入口をくぐればそこが光の部屋です。あー、やっぱり日中の方が光の部屋って感じです。明るい。そして、気になる闇の部屋。前回、見知らぬ者同士牽制し合った挙句、新参者に先を越される屈辱(?)を味わったあの闇の部屋です。ここは、先に入って、最悪でも後から来る人を待ち受けなければ!と意味不明のモチベーションで迷いなく突っ込みました。


…く、暗い。


おいおい、こんなに暗かったっけ?そしてこんなに広かったでしたっけ?と思うほど指先は壁をとらえません。なんとか、ようやく壁を探し当て、腰かけられるところをまた探し…ほっ、座った。よりによって一番隅っこです。ひとりなのに。そしてだんだんと暗闇に慣れてくる目。慣れてしまえば、なんだ、かすかに明かりも水中にあるんだねと分かってきます。翌朝もう一度来たときは片目をつぶって入ってみたら、早く目が慣れました。ぜひお試しを(笑)。

そんな感じで闇の部屋に今回はしばらくいました。特に何をしてるわけでもないのですが、ぼーっとしてると俗世(職場)のことを思い出してきます。こういうのを物思いにふけるというんでしょう。取りとめもなく、予定、心配、想像、妄想、回想。お湯はぬるめなのでいつまででも入っていられますが、汗はよく出ます。いつの頃からか、ある一定ラインを超えると汗が頭から吹き出すようになりましたが、これはなんなんでしょうか。デトックスと思うしかありません。いや、デトックスです。宿のお風呂って、昔は「リラックスしなきゃ」というわけわかんない焦りみたいなのがありましたけど最近はようやくうまく浸かれるようになってきた気がします。うまくっていうか、普通に浸かれるようになったっていうか。その時の状態にもよるんでしょうけど、物思いにふけれてうれしかったです。

お風呂から出ると妻もちょうど出たところで、一緒に帰りました。そして、今日はついに嘉助で初めて御飯を食べるということで朝食に向かいます。嘉助の朝食は予約なしで行けるので楽でよいです。

注文したのは普通の和朝食。お品書きは以下のとおり。

季節野菜の豆乳鍋
出汁巻き卵
季節の鉢物
焼き魚
ご飯
香の物
お味噌汁
季節のデザート

これがまた普通においしいんですねー。野菜がおいしく食べられます。これはもう本当に調理によるもので、間違いございません。
前回はノーワンズレシピまで食べに行ったんですけど、今回はあっちが平日やってないのもあって、嘉助を試してみました。でも、これだけ満足しちゃったらもう嘉助の和朝食から離れられないなーと思いました。そばのガレットもおいしかったんですけどね。

職場のお世話になった人用に渡す挨拶状に使う写真を無理いって撮ってもらったらそのままハルニレテラスへ。前回はコーヒーも飲まずにちょっと後悔した丸山珈琲に行くのです。


また雪深い散策路を通ってハルニレテラスに到着。カフェ&ブックス 丸山珈琲に直行です。妻は「ホンジュラス ディカフェ」、僕は「バレンタインブレンド」を注文。店内の本を見たり、コーヒーの商品を見たりしつつ、妻は読書。僕はポメラで書き物をしようと取り出しました。さあ、電源をポチっと…



あれ、つかない。



どうやら電池切れのようで(笑)。あきらめても良かったのですが、数百メートル先にセブンイレブンがあるようなので行ってきました。ハルニレテラスを出て歩くというのも初体験だったのですが、歩いているとなんとなく結界から出たような気分になりました。そしてコンビニに着いて店内に入ったらもう「下界に戻った」気分になったのでした(笑)。

丸山珈琲には2時間ほどいて、軽いお昼用にベーカリー沢村でパンを調達。「軽井沢スープの旅」のスープをいただいて、ハングリースポットで湯上がりプリンを食べていったん帰宅(とあえて言おう)。それからごろごろして、またトンボの湯に行きました。湯の花がものすごい量舞ってました。


この日の夕食は村民食堂で。最初は僕らだけだったのですが、後から中国人の団体客がたくさんやってきて、しまいには店員さんと僕ら以外はみんな中国人になりました。この方々、同じ日にチェックインしたのですが、全員そろって嘉助で夕食くってたりしてたんで、その財力にはほんと驚くばかりです。我々はサーモンのお刺身とそれぞれ定食、ビールの飲み比べセットをいただいて満腹。近くて申し訳なかったのですが、もう暗かったので星のやから迎えに来てもらいました。車中での会話もそつなく。若いのにすごいなーと思いました。


3日目。
朝は前日にルームサービスの朝食を予約していたのでそれを。和食と洋食をひとつずつ頼んで分け合いました。これがまた結構量があるんですよ。お昼も半分食べたみたいな感じでした。洋食は卵料理が選べて、コーヒーも結構たっぷりついてきます。それより、ルームサービスのときにスタッフの方がものすごい大荷物で来るのですが、あの一式の中は一体どうなっているんでしょうか。たぶんほとんど盛り付けられた状態で来てると思うんですよね。片付けのときにちょっと覗いてみましたが、結局よく分かりませんでした。まさにブラックボックスです(笑)。

早めに精算をして、あとはのんびり。おみやげに星のやロゴマーク入りのどら焼きを買いました。ものすごくおいしかったけど、なんでどら焼きなんでしょうか。今回もありがとうございました。




【次回宿泊に向けて】

・次はブレストンコートのラウンジでお茶してみたい。
・3泊以上したらもう帰ってこられないんじゃないかという危惧。

拍手[5回]

ホテル鐘山苑②

【データ】
訪問年月日 2015年1月忘日から1泊
宿泊プラン エースJTB(優雅)の往復交通付きプラン
      (14時チェックイン、11時チェックアウト)
部屋タイプ 深山亭
料   金 大人4名で\108,000(1泊2食付きプラン料金・会社宿泊助成利用)
宿 H P 


【宿泊記録】

来年度から地元に帰って仕事をすることにしたので、その前に遊びにおいでよと両親を誘いました。で、せっかく来るなら、と夏に行って良かった鐘山苑にご招待することに。去年のあらや滔々庵以来の家族旅行です。

例によって、旅程表を作って事前渡しです。ヴィアインのときに書きましたけれど、この時期の早朝、道路凍結とか降雪とかのおそれが十分にあるので、チェックイン日の朝出発ではなく、岡山駅前のホテルに前泊してもらうことにしました。選んだのは三井ガーデンホテル岡山。一度妻と泊まったことがあって、その時は休日だったので朝食会場が混んでましたけど、今度はド平日。まず大丈夫でしょう。三井ガーデンはビジネスホテルにしてはデザインが落ち着いていて高級感があり、失敗のない印象。前泊だし、料金も気楽でいいでしょうということで選びました。予約はじゃらんから。関係あるのかないのか、「ミレニアム 三井ガーデンホテル 東京 開業記念プラン(朝食付)」というプランでした。

一方で、鐘山苑は2回目ですが、ただの2回目にする気はさらさらありません。何か新味を加えたいなーということで、検討したのが交通手段。狙うは…


フジサン特急の個室、です。


これ、1号あたり1室しかありません。しかも、最近(2014年夏)に導入された新型フジサン特急8000系にはもうこの個室はないという。結構レア個室です。

えっ、じゃあ早く予約しないと!と慌てて電話…ではなく、まずネット検索。どうやら保証はないものの、そんなにものすごく人気があるわけではなく、誰も乗らないまま走っていることも結構あるらしい。そこまで確認しておもむろに富士急コールセンター(0555‐73‐8181)に電話をしました。

旅館の予約とJR特急はJTBのプラン込みで予約していたので、だいたいそれに接続するフジサン特急を取るしかありません。行きはその時間帯の号が新型車両だったので個室搭載ではなかったのですが、帰りは旧型だったため予約を打診。運よく空いていたのですぐさま予約しました。個室料金は1室1000円。定員は6名なので4人だと広々使えるはずです。ちなみに行きのフジサン特急の着席券も併せて購入。そんなに混みはしないと思うのですが、絶対座れるという安心感は家族旅行では何ものにも代えがたいです。

しかし、前にも書きましたけど、富士急さんのこのあやふやな電話予約(笑)。のどかでいいですけど、せめて着席券の予約くらいまではネットでできるようにしませんか、というか、たしか着席券の予約は2014夏はできてた気がするんですけど!なぜ退化する。そして、相変わらず特急券の事前発券が事実上不可能(JTBで発券可らしいですが、1枚あたり500円の発券手数料がかかるとかいうオハナシ)で、当日窓口で買うというこのシステム。さすがにそろそろなんとかしてほしい。休日は駅員さんも大変じゃないですか?


と、富士急さんの心配はそれくらいにして、両親の新幹線切符は「のぞみ早特往復きっぷ」で確保。東京行きの新幹線だったら、これがお得だと思います。時間の変更とかは利かないですけど、そのあたりは旅行商品だと割り切ってしまえば特に問題はありません。2泊3日の旅だったら「東京往復スーパー早特きっぷ」っていうやつがあって、こっちのほうが割引率は高いですが、今回は鐘山苑1泊と我々夫婦の家に2泊という3泊4日の旅でしたので、スーパーじゃない方を取りました。



さて、家族旅行当日。
合流は新宿発のかいじ車内にしようかと思ったのですが、やはり不安なので東京駅まで迎えに行くことに。待っている間に東京駅構内の巨大駅弁売り場「駅弁屋 祭」で昼食を調達します。父母からは事前に希望を聞いていたので、「30品目バランス弁当」と「東京弁当」を購入。僕は漬けの載った丼ものを買い、よく買う加熱式の仙台牛タン焼きのお弁当を買いました。新幹線の出口で少々迷ったらしく、ちょっと合流に手間取ったものの、なんとか無事合流。父母も元気でやってきました。新宿駅までは普通に中央線快速で行っていよいよ「かいじ」で甲斐路へ。

特急かいじで約60分。お弁当を速やかに食べてちょっとゆっくりしていればすぐ着いてしまいます。大月駅で下車。富士急に乗り換えてフジサン特急で約40分で最寄りの富士山駅。意外に近い旅です。この日は(結果的に次の日も)ものすごく晴れてまして、富士山がほんとによく、キレイに見えました。日本人はある程度年をとってくるとなんだか無性に富士山がありがたいような気がしてくるらしく、うちの両親もその例外ではありません。父親は写真を撮るのが好きなのでデジカメで車内から富士山を撮りまくっています。宿からはもっとよく見えるよーと言いかけるところを、これはこれで楽しそうなので邪魔はしないことにしました。富士山駅はなんだかんだで標高809m。激寒いので防寒はぬかりなく。

富士山駅で下車したらすぐさま宿に電話。駅まで無料送迎があるのです。都度連絡すれば10分くらいで迎えに来てくれます。ちょうどチェックイン時間の14時ごろに宿到着。大勢の従業員の方々が出迎えてくださいました。これは圧巻。


チェックイン手続きを終えたら速やかにお部屋にご案内。前回来たときは会社の福利厚生の一環で借り上げ施設として利用しましたが、今回はエースJTBの優雅で来てます。部屋もさすがの広さ。前回の細流亭3号館は10畳+4.5畳だったのに対し、今回の深山亭は12.5畳+4.5畳+2畳。やっぱり広い感じがします。ちょうど角部屋をあてがってくださったので、明るいし、富士山もこれでもかというほど見えます。父母も2回目の我々も同じようにテンション上がり気味。仲居さんのいれてくださったお茶や丁寧な館内案内もやや上の空で聞いたのでありました。ちなみにチェックイン時にお茶菓子として用意してあった「富士の紫」がおいしくて、お土産に買って帰ってしまいました。ホテルオリジナルらしいです。


部屋で少々落ち着いた後は、館内見学も兼ねて庭園茶室へ。わりと本格的な和菓子付きの抹茶サービスがいただけます。雰囲気が本格的な感じを醸し出しているので自然と背筋が伸びる感じ。和菓子は自分の分を取って次の人に回す方式で、やはり自分の箸の使い方が気になる。というか絶対おかしいので恥ずかしい(笑)。基本的なマナーは小さいころに身につけておくべきだったと今さら悔やむ瞬間です。いや、抹茶も和菓子もいただいて幸せなんですが。

お抹茶をいただいた後はその流れで庭園見学。茶室からもう少し奥へ進んでいくと、これまたこもれび庵という建物があって、この時期はあったかい甘酒をふるまってくれます。夏は野菜が水で冷やしてあって、食べられたりしたと思いますが、季節によって変わってますね。庭園内を流れる桂川は冬でも水量が豊富でいい感じです。

夏に来た時の庭園散策はここまでくらいだったんですが、奥庭園のほうへも行ってみました。すると、先客と遭遇。年配のご夫婦でしたが、ご主人のほうがなかなかお話好きのようで、いろいろと話してくださいました。どうもクラブツーリズムのツアーで鐘山苑に宿泊という企画に参加中のようで(日本最古の温泉旅館と言われる「西山温泉 慶雲館」とセットのツアーがあるみたい)、今回が3回目なんだそうです。この人はこの人で鐘山苑のファンのようで、語り部なんじゃないかというくらい説明してくれました。このご主人とはこのあとことあるごとに顔を合わせ、すっかり意気投合して今後のお付き合いまで…ということにはなってません(笑)。このあとことあるごとに顔を合わせまでがほんとです。

散策を終了した後はお風呂へ。
鐘山苑には浴場が3つありまして、「元湯」と「赤富士」と展望露天の「富士山」というのです。このうち「元湯」と「赤富士」はいつでも入れるんですが、最上階にある展望露天「富士山」だけは男女で夕方か午前中かで完全入替制になってます。この入替時間が毎月変わるんですが、1月は男性が夕方、女性が朝方だったんですねー。やっぱり鐘山苑に来たらこの展望露天だけは入った方がいいので、父親と2人で真っ先に向かいました。

で、さっきも書きましたが、富士山の麓とはいえ標高800mを超える地であります。夕方早い時間でもすでに外気温は0℃(笑)。翌朝、母親と妻が入りに行ったときはなんとマイナス11℃だったらしいです。死ねますよね。なので、用意されているという湯あみ着を期待して行ったら…あれ、バスタオルに見えるものしかない。。僕ひとりだといい加減なんで、たぶんこれが湯あみ着なんだろうなと勝手に納得して行っちゃいそうなんですが、父親は真面目なんでフロントに電話で問い合わせてくれました。結果、用意がまだだったみたいで、おお、鐘山苑さんにしては珍しい失敗だなあとこれはこれで興味深く観察しました。

ちなみに湯あみ着は湯に浸かるまでのアイテムで、湯に浸けちゃうと出たとき急速に「冷水を吸いに吸った吸水性のいい布」になってしまいます。浸けずに済ますか、浸けたらすぐ回収箇所に戻すかがおすすめです。
そして、展望ですが、もうこんなに富士山がキレイに大きく見えたことなんてこれまで生きてきた中では絶対になかったです。ほんとに幸運だったようで。今回行った時間帯はまあまあ空いていて、ご自分の富士山を振り回しているような方はいらっしゃいませんでした。


そして、待ちに待った夕食のお時間。今回もオープンキッチン式のダイニング(言葉合ってますかね?)、美厨(みくり)にて。気になるお品書きは以下のとおりです。


一、一杯のおもてなし
ソムリエオリジナル酒(何酒だったか忘れた)

一、宴の膳
花弁餅
海老芋の揚げ出し
フォアグラとみかんのブリオッシュ
ジャンボンフロマージュ
子持ち昆布 数の子
荏胡麻豆腐
じゃが芋のババロア
 ビーフコンソメジュレ 浅月

一、椀替わり
甲州地鶏と寒ブリの水炊き 甘露ポン酢

一、厳選素材
旬の美厨 厳選お造り

一、魚料理
サーモンとほうれん草のムース利休焼き
 トマトクーリー

一、肉料理
国産牛フィレポアレ
 コンソメロワイヤル ポルチーニの香り ジャポネソース

一、恵みの膳
蟹の炊き込みご飯
紅白 粕汁仕立て
香の物盛り合わせ

一、デザート
ピンクグレープフルーツゼリー
柚子クリームロール
抹茶アイス


美厨で給仕をしてくださったおねーさんは、前回もとてもよく気の利く人だったのですが、今回もまたよく気の回る人でした。ちゃんと会話もできる感じの人だったし、なにより出身が同じ地方ということで結構盛り上がりました。おねーさん曰く、こんなにキレイに見える日が続くのは麓にいても珍しいとのこと。運が良かったねーとここでも話したのでありました。
肝心のお料理もやっぱ普通にご馳走三昧です。この内容で不満がある人は相当なグルメな方なんでしょうけど、ちょっとハードル下げてもいいんじゃない?と言いたくなってしまいます(笑)。

ちなみに、「今日は何かの記念日なんですか?」とおねーさんに聞かれ、「一応、父の還暦のお祝いと言えなくもないんですが…」とあいまいな返答をした我々。すると、後で印傳の小銭入れをプレゼントでくださいました。あと、父のデザートに「おめでとう」が書かれたチョコのプレートを添えて…。なんかすごい対応が普通にできるところなんだなあとほんとに感心してしまいました。


食後は毎日開催されている従業員による霊峰太鼓を鑑賞し、ビンゴゲーム参加。夏は盆踊りやってましたけど、ビンゴの方がなんとなくうれしいですよね。1位は客室に置いてある枕だったそうで、2本幸運な方が持って帰られました。父はこういう時結構なんか当てる人で、そんなに順位が良かったわけじゃないですけど、ぶどうジュースをもらってきました。あとは全滅。夜はおなかいっぱいだし、眠いしぐっすり。今回は父親のいびきも気にならず穏やかに夜は更けていったのでした(笑)。



朝風呂に入ってから朝食。普通のプランだと10時チェックアウトだったりするのですが、今回は11時チェックアウト。ちなみにチェックイン時間も今回は1時間前倒しでした。さすがJTB優雅です。なので、朝はちょっとゆっくり目に朝食会場へ。バイキングだと思っていたら、あれ、お膳でした。ほんとはバイキングの方がよかったんですけど、そういえばそういうプランだったので仕方ありません。サラダとデザートはバイキング形式でした。あと飲み物も。内容はベーシックな和朝食で、品数は結構あったなあ。朝もお品書きがあればいいなと思うのですが、そういえばどこの宿に行ってもないですよね。僕も写真とか撮ったりしないので、忘れてしまいました…

チェックアウト後、ちょっと時間があったので富士山がキレイに見える駐車場で記念写真。送迎バスは駅までだけかと思ったら、浅間神社まで送ってくださいました。やっぱりリピーターが多いっていうだけあるなあ。そりゃまた来たくなりますよ。現に、今度は妻の両親を連れて3月に来ることになってます。


おまけの帰り道。
フジサン特急の個室は快適でした。ちょっと古い感じも、モニターのブラウン管な感じも、応接室っぽい感じも、全部ひっくるめて素敵。空調ないって書いてありましたけど、寒くもなかったです。これだったら何時間乗っててもいいなあと思いました。指定室券はちょっと記念きっぷみたいな仕上がりになっていて、コレクター趣味のない僕でも自然にとっておきたくなるアイテムです。発行駅のスタンプがいまだに「富士吉田」となっているのはご愛嬌。唯一の注意点は、窓口で指定室券出してもらうときは「指定室券」であることをしっかり伝えること。しばらく着席券と間違えられてました。あんまり乗る人いないのかな?



【次回宿泊に向けて】

・またラーメンコーナー行けなかった。でも、ラーメン行くために夕食を調整するなんて本末転倒だということも確信した。

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