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休暇村瀬戸内東予

【データ】
訪問年月日 2017年6月忘日から1泊
宿泊プラン 瀬戸内 水軍バイキング宿泊プランbr~瀬戸内の海山の恵みをご堪能ください!全室オーシャンビュー&WiFi接続可能~
      (15時チェックイン、10時チェックアウト)
部屋タイプ 【和室10畳禁煙】 瀬戸内海が一望できる和室~オーシャンビュー&Wi-Fi接続可能~
料   金 22,700円(税込・サービス料・入湯税込)
宿 H P 


【宿泊記録】

偶然宿泊券が当たって一度泊まってみて以来、休暇村にハマりつつある我々夫婦。
仕事では異動したばかりでまる2ヶ月半の間休暇を取ることもなく(あ、土日は休みなんですよ)、そろそろ休憩を…と思っていたころでした。…そうだ、まさに休暇村行こう。ということになり、だったら温めていたあの休暇村に泊まってみよう…それが…



休暇村瀬戸内東予、だったのです。



もう、これは何がよさそうだったって、HPに掲載されていたレストランからの眺めの写真。大きな窓からは瀬戸内海の絶景がまさに一望のもとに味わえそうで、しかも魚が相当味わえそう。刺身がたくさん食べられそうというのがものすごく魅力的に映ったのでした。
思い立ったら即日予約。しかも、1週間後に行くことにしました。一応、予約時に「ご案内書の送付」に要と記入しましたが、たぶん直近すぎたので送付はなし。ま、行けばパンフレットなんてたくさんあるので全然大丈夫です。


さて当日。
しまなみ海道なのでマイカーで、というのも少し考えたのですが、もうなんていうか、とにかく疲れることをしたくない旅だったのでとりあえず今回は見送り、高速バスで行くことにしました。しまなみライナーという直通のバスがあるのでそちらを利用。バス会社のHPには瀬戸田以外では降車はできず乗車のみと書いてあった気がするのですが、実際に乗ってみると降車できそうでした。あの注意書きはなんだったんだろう?
ちなみに、僕はしまなみ海道を通行するのが実は初めてだったのですが、なんというか、個人的には途中で車窓の景色に飽きました(笑)。しまなみ海道は自転車で通るのが一番ちょうどいいのかもしれません。一番大きな理由は、途中でいちいち高速降りてバス停に寄るというのにうんざりしたからなんでしょうけど。まあ、そういうのも含めてバスの旅です。それが嫌ならマイカーで行けということなのですから。

バスを今治駅前で降車。ちょうど昼時に着くくらいの時間でやってきたのは、今治で昼ご飯を食べておくためです。宿に直行するならもっと遅く出ても良かったのですが、まあせっかくなんで御飯も旅先で、と考えたのでした。

それにしても今治駅の周辺というのはなんにもない(笑)。いや、同じ地方都市なので五十歩百歩なんでしょうけど、それにしてもなんにもない。そんな中、お昼のお目当ての店は餃子の「白雅」。今治といえばB級グルメの焼豚玉子飯なんでしょうけども、あいにく妻が半熟焼けの卵が苦手なもので、一緒の時は食べられません。なんとなく、30を超えて油ものがきつくなってきた僕にもまあまあきつそうだし…と他を探していたところ、餃子メインのこちらのお店を見つけたのでした。

そして今治駅から歩くこと1キロちょっと。15分ほど。広い道から一本脇に入ったところにそのお店はありました。なんとなく常連さんが多いお店のようで、入った時もひとり店主と親しげに話していたお客さんがいらっしゃいました。僕らが入ってほどなくして出て行かれましたが、そのすぐ後にも常連さんらしき人が2人。食べてる間にもう1組。という感じで、平日の昼間、12時前でもそんな感じです。みなさん、店に入るなり焼き餃子を1人当たり2人前、というのがお決まりみたい。僕らはよく分からず入ったので水餃子1と焼き餃子2でいただきました。
皮が分厚くてモッチモチ。食べごたえがあったので、頼もうかどうしようか迷っていた冷麺は頼まずに済みました。食べログにも出てましたが、餃子の作り置きはしない主義らしく、注文が入ってから包んでいらっしゃいました。手が足りるのかな…と少し心配しましたが、店主ひとりじゃなくて奥様のような方も一緒にされていたので十分な体制なんでしょう。結論、当たりのお店でした。


さあ、帰りは商店街を通り抜け、駅前大通りなのに歩行者信号が一切ない不思議な駅前を通って今治駅まで帰還。駅の中のイートイン可能なパン屋で時間をつぶし、しまなみライナーから下車したバス停からバスに乗ります。駅からでも目立っていたタワーが今治国際ホテルだと判明したり、謎の芝生広場(たぶんなんでもない私有地)がなんだろうと推理したりしながら路線バスでおよそ30分。休暇村入口バス停で下車。ネット予約時に送迎バスの希望と到着時刻を連絡していたので、バス停にはすでに休暇村のバスが待っていました。

休暇村ってだいたい少しアクセスの悪いところにあって、送迎バスに乗ってさらに30分とかがザラなんですが、ここの休暇村はバス停から徒歩10分とも書いてあって「お、近いのか?」と実は送迎バスの予約を迷ったのでした。ふたを開けてみると、ものすごい上り坂で(笑)。これは下りはいいけど行きはお願いしておいてよかったね、と言い合ったのでした。もちろんバスならすぐ。5分もかからず休暇村に到着です。


着いてみると入ってすぐ瀬戸内海の絶景が目の前に広がります。もう期待どおり。ロビーの喫茶スペースでのお茶なんかも景色最高です。平日でしたがお年寄りのグループがのんびり茶話会をしておられました。
送迎バスは僕らだけで(マイカー・レンタカーが多いのでしょう)、到着したらすぐスタッフの方が出迎えてくれました。今回は夕食が会席ではなかったので、一品料理のご案内とかもありましたが、バイキングは時間内に行けばよいとのことで、夕食時間の打ち合わせなどもなく。すぐに鍵を2つ渡されて自分で部屋に向かいます。休暇村はちょうどよくほっといてくれるのがよいです。

16時までは日帰り入浴のお客さんがいるということだったので、さらに夕食開始の17時まで待ってからお風呂に行くことに。その間、僕は無性にマッサージを受けたくなったので30分コースを受けてしまいました。予約したときには足ツボでと言ったんですが、マッサージのおじさんに「足ツボだと疲れはとれないですよ」と言われたのでクイック30分というやつに変更。気持ちよくなって帰りました。たしかに足ツボだけよりよかった。

風呂は時間をずらした甲斐もなく結構混んでましたが、やはり景色がいい。ここは露天風呂もあってわりと小さいので誰か浸かってると他の人は来ないのですね。というか、誰かが入ってきたら自然と入れ替わる感じ。露天から見える風景で、平野の真ん中を高速道路がにゅーっと伸びてるのが好きでした。


さて、おまちかねの夕食。
今回は会席ではなくバイキング。瀬戸内東予では「瀬戸内 水軍バイキング」と称するようです。なにがうれしいってやっぱり刺身のバイキング。ラインナップの中に鯛があってとってもテンションが上がりました。他は甘海老とスズキとカンパチだったかな。どれもおいしかったです。
また、この期間はステーキフェアをやっていてオープンキッチンではおじさんがステーキをひたすら焼いていました。薬味で揚げニンニクがあったのでたっぷりいただき、ほくほく顔でおなかいっぱいいただきました。水軍鍋はおいしかったのですが、あらとか蟹の身を丁寧にいただくことができず少し心残りでした。
バイキングは品数も結構あってやっぱり会席じゃなくても大丈夫だったね、と言ったのですが、あえてひとつ意見をいうなら、メインが貧弱かなということでしょうか。今回はたまたまステーキフェアだったので十分メインがありましたが、もしこれがなかったら?と思うと少し不安。今治鉄板焼き鳥だけだとちょっと貧弱かなあ、と。バイキングを選択するならその時期に何のフェアをやってるか調べて行くとか、メインだけ一品料理で付け加えるのもいいですね。

滞在中はひたすら読書。京極夏彦が進みました。夕食後にフロントで送りの相談。チェックイン時には来た時と同じく休暇村入口のバス停まで送っていってもらうという話にしていたのですが、帰りは電車でもいいかと壬生川駅までの送りに変えられますかと聞いたら変えられるとのこと。でも、よくよく聞いてみると、バス停なら10時発でいいけど、駅だったら9時半発になるらしく、だったらやっぱりバス停まででいいですということにしました。お騒がせしました。

朝風呂は朝食開始後の7時に行ったらほぼ貸し切り。だんだん人が来ましたが少しずらすとのんびり入れました。客層的に高齢の人が多いので早朝は結構多そうですね。
朝食バイキングはまあ普通です。でも後ろ向き意見ではなくて前向きなほうの普通。十分満足するレベルでした。


さて、総括。
いまブラック企業とかが話題になって久しいですが、やはり一定期間ごとに自らの意思で休暇を取るというのはとても重要なことだと思います。週休何日という議論もありますが、それ以前に「他の人が働いている間に自分だけ休んでる」という意識、これは「悪いなあ」というよりも「得した感」という意味ですが、これを持つことがとっても重要なんじゃないかと思います。そしてその休暇をどう過ごすか。家でのんびりするもいいし、高級ホテルとかで非日常体験もいい。そして何より休暇村はとにかく自然が感じられる。ちょっとアクセスが悪いのもその分が「旅」ではないですか。僕だっていろんな休暇の過ごし方をしてきましたが、休暇村に行くようになって「自然の癒しの力」ってすごいなと思うようになりました。休暇村の宿としてのパワーは高級宿に劣るかもしれないけど、ロケーションも含めたヒーリング力はものすごいものがあるんじゃないかと。そしてそれは日常的になんらかのストレスを抱える可能性のある人にとっては、とっても効く可能性の高いパワーなんじゃないかと今では思っています。
もう完全に虜といってもいい休暇村。今後も積極的に泊まっていきたいと思います。


帰りもしまなみで…と思ったら事故で通れなくなっていたので、岡山まで特急で出るということになりました。交通費が余計に倍くらいかかったけど、これはこれで得難い経験。これもまた旅、だねと言いながら帰途についたのでありました。壬生川駅も通ったしね。



【次回宿泊に向けて】

・今治駅前のカツ丼専門店が少し気になった。
・白雅のほうまで出るなら店の近くのバス停からもバスに乗れたのでそうすればよかった。商店街の中にわりとよさそうな喫茶店もあったので、わざわざ駅まで戻らなくてもよかったと思った。

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