グランドハイアット東京②

【データ】
訪問年月日　２０１３年１２月某日から１泊
宿泊プラン　一休【エグゼクティブ ラウンジとスパアクセス付】
　　　　　　贅沢なクラブ ラウンジ ステイ（１５時チェックイン、１２時チェックアウト）
部屋タイプ　グランド クラブ ルーム(ツイン)
料　　　金　大人２名で\38,700（500pt (即時利用)）宿泊税別
宿　Ｈ　Ｐ


【宿泊記録】

２年ぶりのクリスマス直前グランドハイアット宿泊です。
それにしても、「シーズン」というのは恐ろしいもの。特にこのクリスマス時期というのは１日違いでケタがひとつ違ってきかねません。

そんな状況下、もし休みが取れれば、「木曜泊」がよいです。これだと天下の六本木ヒルズに位置するグランドハイアットでもほぼ通常料金。間違ってもクリスマス料金とはかなり休めに泊まれます。我々夫婦はこの方法に２年前にチャレンジし、味をしめてまた今回もそんな感じで泊まってきたのでありました。まあ、なにより、クリスマスイベントは２４か２５じゃないとヤダ！と言わない妻の理解に感謝です(笑)。

ということで行ってきましたグランドハイアット東京。
仕事を半日で上がり、いったん帰宅して準備。着替えてから向かいました。今回は大江戸線からのアクセスだったので駅から少し歩くことになりました。このアクセスだけはなんとかならないんですかね。日比谷線だけうらやましい限りです。大江戸線の六本木駅はミッドタウンに行くときに使う駅ってことなのかな…。

グランドハイアット訪問は今年の春先以来です。あの頃は花粉がきつかったなあと思い返しつつ、一転寒さに震える季節。小雨もぱらつく中、まずはヒルズに駆け込みます。「ＺＡＲＡ」のある入り口から入ればハイアットはもうすぐ。エスカレーターでいったん降りて、車寄せを抜けて…と思ったら、車寄せのところにスタッフさんらしき方々がなかなか重厚な布陣で待機体制をとっていらっしゃいました。ロビーもいつもよりスタッフさんの数が多いように見受けられましたが、もしや要人の訪問でもあるのかなあと妻と想像しつつ通り過ぎました。以前、京都の某ホテルの朝食帰りにとある高貴な方をお見かけしたり、新婚旅行で由布院の某旅館の裏口からチェックアウトした人物を見かけたり、いい宿めぐりをしているとそんな光景にもたまに出くわします。グランドハイアットは某総理大臣もスパを愛用されているようですし、立地的にもすごい人が来そうですよね。残念ながら、今回のお客様が誰だったのかは分かりませんでしたが。

さて、今回も一休のグランドクラブラウンジ（クラブフロア宿泊者専用ラウンジ）が使えるプランなので、直接エレベーターで10階のラウンジに向かいます。チェックイン・チェックアウトはラウンジで可能です。
ラウンジ専属のスタッフさんが出迎えてくださり、飲み物をいただきつつチェックインの手続き。一応、前回の宿泊記録を手にされていますが、翌朝届けてもらう新聞はなにがいいか聞いてくださいました。今回も朝日新聞。家では日経をとっているのでそれとかぶらないものにします。

ラウンジで少しゆっくりしてから部屋へ。今回は14階の部屋でした。普通の街ならホテルの14階なんて市街が一望できるのが普通な気がしますが、ここ六本木はやはり異次元。ブラインドを上げると、目の前には巨大な森タワーの側面がドーン。低層階にいるかのような錯覚にとらわれます。眺望はさすがにミッドタウンのリッツカールトンに軍配が上がりますが、グランドハイアットでもクラブラウンジからの眺めは視界を遮るものがなく、新宿や渋谷までも見渡せますし、それこそ森タワーに上がってしまえばシティビューの絶景が拝めます。

部屋に入って、一通り引き出しを開けたり、客室案内を熟読したらまずはお風呂です。いや、別に入っとかないと！みたいなお風呂ではないのですが、お風呂についているヘチマタワシが絶品なのです。前回宿泊時はスパ利用に気を取られ、うっかり使用し忘れた苦い経験があったため、今回は真っ先に使っておきます。
しかし、ヘチマタワシを使うにあたっては１点注意事項が。タワシを水で戻す際は湯船の外でやりましょう。いや、普通にシャワーのところで体を洗いつつ使うというのが普通の流れなんですが、僕は焦りのあまり、湯船の中で使い始めてしまい、種がたくさんでてきてしまいました。後始末が大変なのでぜひご注意を。

さて、お風呂に入って一息ついたら、早速クラブラウンジに繰り出します。軽食やアルコールが供されるカクテルタイムは17時半からですが、そんなことはお構いなし。クラブラウンジで過ごすためにグランドハイアットに来ているといっても過言ではありません。ここで過ごすためにあんな重いカバンを提げてきたんですよ！と、すいません、少々興奮気味です。本のみならず、僕は自慢のポメラを持ち込み、妻は先月買ったばかりのiPadminiを引っ提げ、クラブラウンジに乗り込みました。

木曜だからか、まだ早い時間だからか、お客さんは少なかったです。みなさん、普通はカクテルタイムに合わせてくるんでしょうね。ラウンジには新聞とか雑誌もいくつか置いてあり、僕は図書館で予約していた雑誌「ゲーテ」のホテル特集号を見つけて驚喜しました。席に持ってくるなり、図書館のモバイルサイトから予約の取消をしたのは言うまでもありません。
ラウンジ専属スタッフの方は宿泊客の数とは関係なくお忙しそう。電話応対の声が聞こえてきます。常連さんと思われるお客さんから翌金曜日の予約を頼まれたりと大変そうです。クリスマス時期に２日前予約なんて段取りが悪いなあ…と思うのは我々一般ピーポーだけで、おそらくハイアットの常連さんは値段はさほど気にしないんじゃないかと思われます。いいなあ。

ちなみに、グランドハイアットでは基本的にどこでもホテルのwifiが飛んでて無料で利用可能です。客室で簡単な初期設定をすればそのあとはずっと拾ってくれるらしい。使ってみた感じではちょっと速度が遅い印象ですが、おおむね快適に使えました。設定の仕方なんかは客室にある客室案内のファイルをご覧ください。

さて、そうこうしているうちに、おまちかねのカクテルタイムです。初回の印象が強くて、当時は各テーブルに温菜のメニュー（２品）が置いてあって、スタッフさんに注文してもってきてもらうシステムだったのですが、前回泊まったときにはすべてセルフになっていました。今回も同じです。温菜はいくつか種類があって、今回は串カツ（エビ・鶏）、キッシュ、ひりょうずのあんかけが用意されてました。冷菜はパテとか野菜スティックとか豚肉の南蛮漬けが小さな入れ物で提供されてます。わざわざこんな言い方をするのもあれですが、食べ放題。アルコールもワイン、シャンパンあり。パンにフルーツ、デザートまで。我々は大して量もいらないし、串カツがとってもおいしかったので思いっきり食べました。結局今回もちゃんとした「夕食」を食べに外に出たりはしませんでした。せっかくだしイルミネーションくらい見に行ってみる？と妻に提案してみましたが、「寒い」と宣われたのでラウンジから遠隔で鑑賞することに。たまに赤色に変化したりして今年も力入ってました。

そのあとは部屋に戻ってまったり。テレビとか観てあんまり家と変わらない過ごし方をしました(笑)。


翌朝は早起きできたらまたスパに行こうかな、と豪語していたのですが、案の定寝坊したので行きませんでした。ま、やはり僕には若干分不相応な施設な印象があり、内心尻込みしていなかったと嘘になります、と堂々と言いましょう。気乗りしなければ体は反応しません。たぶん、もうちょっとお風呂っぽいバスを想定していたところ、想像以上にクリエイティブなお風呂だったんで…、と分かるような分からないような理由です。まあなんとなく「しっくりこない感じ」は好みを語る上で重要ということで。

これまたクラブラウンジで供される朝食の席に着くと、スタッフのおねーさんがふと空を見上げて「虹がキレイですね」。おお、ほんとだ、虹が出てる。結構はっきりと出ていました。
朝食は初めて「和食」を採用してみました。メインディッシュの魚が小さく燦然と輝く控えめな一膳です。ほとんど一汁一菜といっていいと思います。でも、外資系超高級ホテルのラウンジにあっては、ごはんのありがたみが少し違って見えます。和食のほうはぺろりと平らげ、ビュッフェにおいてあるパンにも手を出したのでおなかいっぱい。食後は眠くなった妻は部屋に引き上げ、僕はラウンジで新聞＆持ち込んだポメラでブログ書き。着席時に出ていた虹はほどなくして消えてしまいました。

ラウンジにしばらくいてから部屋に戻り、ひと風呂浴びてからチェックアウト。これまでなぜかカード支払いにしていた宿泊税400円は現金払いにしてみました。当たり前の話ですが、サインも不要なので楽でした。

グランドハイアットに泊まっていつも思うことがあって、今回は特にそう思ったのですが、サービスを受けるのが上手い人やサービスを受け慣れている人が宿泊客にとても多いように思います。普段、他の宿に泊まっているときは、「サービスは人によって差が出るから期待しない」とか「適当にほっといてくれればいい」と思うのですが、グランドハイアットではなぜか「もっとこっちにも構ってほしいなあ」とうらやましく思う自分がいます。細々とだんだんいい宿での経験を積んでいるつもりですが、宿の楽しみ方上級者がとても多いグランドハイアットではいつも「まだまだだなあ」と思わされるのでありました。

１２時以降もラウンジに４０分くらいいさせてもらってからランチに出発。銀座のお気に入りの鉄板焼き屋さんで妻のお誕生日ランチをしました。ちなみに銀座へは日比谷線１本で１０分ほど。なるほど、こんな移動もアリだな、と少し新発見の気分でした。


【次回宿泊に向けて】

・結局ホテルのレストランを一度も活用したことがないのでそろそろ。
・とはいえ、これまた利用したことのないルームサービスとどっちをとるかは悩ましいところ。
・クラブルーム宿泊にホテルの通常の朝食だけつけてみるのはどうかなあ。

グランドハイアット東京

【データ】
訪問年月日　　２０１３年３月某日から１泊
宿泊プラン　　一休から予約
　　　　　　　【エグゼクティブ ラウンジとスパアクセス付】贅沢なクラブラウンジステイ
　　　　　　　（１５時チェックイン、１２時チェックアウト　朝食付き）
料　　　金　　大人２名で３８，６５５円
　　　　　　　（プラン料金38,255、宿泊税＋400）
ホテルホームページ　

【宿泊記録】
　仕事で面倒が続いたこともあり、そろそろリフレッシュしてどこか行きたいな、でも、遠出はできないな、と思っていたところに妻が何かの資格の勉強を始めました。僕もそういえば来年度から別の部署への異動が決まっていて、いい環境なら持ち帰り仕事（引継ぎ資料作成など）もアリかなと思っていたところ。こんな勉強や仕事に向くラウンジを持つ良いホテルといえば…グランドハイアット東京です。早速、一休から予約を入れてしまったのでありました。今までブログには書いてませんが、一昨年のクリスマス（微妙にシーズン前の平日）、昨年の夏の終わり（の平日）に続き、今回で３回目の宿泊になります。もはや立派なお気に入りホテルなのであります。

　普通に泊まるとやはり結構いいお値段するグランドハイアット東京ですが、平日宿泊ならクラブフロア宿泊にも手が出せます。これまでは平日泊まりでしたが、今回は意表を突く日曜宿泊としてみました。それが一番安かったんです。今のところ、クラブフロアに泊まるなら一休で１人２万円のプランというのが一番安いと思います。クレジット前払いとポイントの事前利用を併用したところ、なんと１人２万を切りました。ありがたい話です。

　かなり話題になった煙霧発生日。花粉症にもあえぎつつ一般人夫婦が天下の六本木ヒルズに到着しました。初回訪問時にはどうやってホテルまでたどり着くかまったくわからず、やむを得ず車道を徒歩で横断したり、クラブフロア専用ラウンジでチェックインできるにも関わらず１階で普通にチェックインしてから向かってしまったりしましたが、さすがにもう大丈夫です。大江戸線よりアクセスの良い日比谷線の六本木駅から地下＆エスカレーターで直通。あとは「ハイアット」の表示が出ている方向に素直に進んでいきます。お車口が前にある入口から入ればそこがホテルの１階ロビー。普通客室に泊まったり、宴会場利用の場合はここでチェックイン手続きが必要なようですが、クラブフロア宿泊者は素通り可。でかい頭の置物の間を通りエレベーターに乗り込んで１０階へ。ここで過ごすために来たといっても過言ではないグランドクラブラウンジに到着です。

　たしかに珍しい天気の日だったので当たり前かもしれませんが、今回の宿泊ではラウンジに常駐しているコンシェルジュの方が結構話しかけてくださってうれしかったです。こんなどう見ても大した格好をしていない一般人夫婦を温かく迎えてくださいました。チェックイン手続きはここで。常時フリードリンクのこのラウンジ、１杯目としていただいたオレンジジュースはどうみても果汁１００％でうれしくなってしまいます。早くもこの場から離れたくなくなってしまいますが、とりあえず荷物は置かないとということで客室に案内してもらいました。

　やはり日曜宿泊はそれほどたくさんいないのか、今までで一番高層の２０階の部屋に通されました。一旦部屋に入ってしまうと不思議なものでまずは風呂…となります。花粉やらなんやらもキレイに落としておきたいところです。部屋のものもだんだん使い慣れてきました。最初に来たときは「外資系ホテルってトイレのドアないんだ…」と中国に行ったかのような感想を抱いていましたが、ちゃんとあるのです（収納できるようになっているだけ）。今さらながら恥ずかしい話であります。

　なんだかんだで部屋から出て再びクラブラウンジに現れたのは約２時間後。そろそろイブニングカクテルサービスが始まります。クラブフロア宿泊の最大の特典はこの専用ラウンジが使えることだと思っていますが、ずっとフリーなのはコーヒー、紅茶、ソフトドリンクと小菓子類。それとは別に１７時半からの２時間はアルコールとカナッペが振る舞われる時間帯です。前回及び前々回はそれぞれミッドタウンとヒルズのレストランフロアに食べに行っていたのですが、クラブラウンジの「カナッペ」のあまりの充実ぶりから「別に食べに出なくてもここだけでおなかいっぱいになるんじゃない？」ということで、今回の夕食はラウンジ内で済ますことにしました。その結果、「カナッペで十分満足」と認定（？）しました。　

　カナッペは意外に種類があります。温かい料理が２品ほど。今回は鶏のローストと肉豆腐でした。冷菜も５～６種類あるし、おつまみやデザート、パンなんかもあるので気に入ったものを何回か食べたりしてるとそれだけで普通におなかいっぱいになりました。まあ、食通もしくは食いしん坊の人まで満足するとは思わないですが、我々のようなそれほど胃袋も大きくなく、グルメでもない夫婦は普通に大喜びです。味もあのレベルならよっぽどうるさい人でない限り文句はでないんじゃないかなあ。

　さて、さすがにこの時間は少しラウンジも賑わいを見せ、異国感（外国人客が多い）＆セレブ感（日本人はここを使いこなしてる風な人が多い）満点になってきました。我々も多少の高揚感に浸りつつ、しかし、当初の訪問目的を果たすべく動き出しました。

　まず妻はユーキャンのなんとか講座のテキストをおもむろに広げ始めます。一方、僕はコンシェルジュさんに声をかけ、ノートＰＣを貸してくださいとのたまいました。なんとグランドクラブラウンジではノートPC、iPad 貸し出しサービスをやっているのです。去年前回訪問時はiPadだけだったと思うのですが、ノートPCも貸してくれるとは。じゃあ、ブログの更新ができるじゃあないですか。この宿ブログもまだまだ書きたいことがあるのになかなか時間がなく不本意なまま。これを機にだいぶ書き進めたいなあと企んでいたのでありました。仕事やろうかなとか言ってたのはこの時点ですでに頭にありません。

　するとコンシェルジュさんは棚からPCを取り出してくれ、ハイと渡してくれました。それは…


　Ｍａｃなんですね……


　まさかまったく触ったことのないアップル製品を渡されるとは毛ほども思っていなかったWindowsユーザーがここに。動揺を見透かされないよう何食わぬ顔で席に戻ります。そして静かにＭａｃだった旨を妻に報告。多少の憐みのこもった目をむけられつつ、自分のポテンシャルを信じ、PCと向き合います。その数分後。僕は妻に声をかけました。


　ねえ、Ｍａｃでクリックどうやるの…


　どうやらポテンシャルが足りなかったようです。そうすると妻が少しいじっていて、「押せばカチッていってクリックできるみたいよ」と言いました。あまりにも簡単に発見され少しショックを受けつつ、気を取り直して検索に励みます。しかし、今度は日本語ローマ字入力ができないという致命的な問題にぶち当たり一旦撤退することにしました。

　一旦返却して部屋に戻り、再度クラブラウンジを訪問した我々。何回来てんだと絶対思われてると思いますが、ここが目的なのだから別にいいのです。今度は恥を忍んでコンシェルジュのおねーさんに日本語入力の設定をお願いしました。すると、おねーさんも実はＭａｃの使い方をあまり知らなかった様子。僕と同じくクリックで苦労されているのを見て一気に親近感が湧きました（笑）。僕がさも知っていたかのようにクリックの仕方を教えてあげたのは言うまでもありません。前回使用時に僕のやった苦し紛れの設定変更がほんとに有効だったのか、ただ単に違う設定済みのPCに当たっただけなのかはわかりませんが、今回は日本語入力ができる状態に。ようやく意気揚々と使い始め、チェックアウトまでにラウンジランキングの記事をなんとか書き上げたのでありました。でもやっぱりほんとに使うんなら自分のノートPCを持ってくるべきだなと反省。よき教訓にもなったのでありました。


　さて、今回の訪問でやってみたかったことがもうひとつありました。それは、スパを使ってみること。クラブフロア宿泊者の特典として、ホテルのスパ、「NAGOMIスパアンドフィットネス」を無料で使えるというのに、前回＆前々回もクラブフロアに泊まっていたというのに、怖気づいて使えなかったというのがほんとのところ。多少の恐怖心はねじ伏せてでもそろそろ、「いつ行くの？今でしょ！」ということで早朝に突撃してみることにしました。

　翌朝の６時すぎ。５階でエレベーターを降りるとそこがスパになっています。ここだけでもほてるなんじゃないかというくらい立派なフロントにはおねーさんがひとり。お風呂だけ入りたい旨と宿泊者である旨（使い慣れてない旨）話すと、場所とロッカーの使い方を教えてくれました。寝起きでぼーっとしてるのと、知らない場所に来た緊張感でロッカーに着くまで使い方を覚えていられるか心配でしたが、まあなんとかなりました。フロントからロッカールームに向かう通路はプールに面していて、もう泳いでる人が数名。フィットネスもガラス越しに見えますが、こんな早朝から相当数の人が体を動かしているのが見えました。安倍総理もたまに行く（新聞の首相動静コーナー見てるとたまに出てる）というこの施設やいかに。

　ロッカールームはジムのロッカーみたいな感じの作りですが、設備としては完全にシティホテルの大浴場（普通ないけどイメージ）といった趣きです。タオル使い放題。シェービングキットとかももちろん揃ってます。冷たい水のサービスとかもあるのかなと見回してみるとありましたありました。水だけでなく各種飲み物がズラリ。果物やなんとかグラノーラみたいな軽食も揃っています（たぶんフリーで取れると思う）。仕切られたスペースにはマッサージチェアが並び、それぞれにテレビがついていました。頭の中に「頂点」という言葉が浮かびます。

　僕は結局風呂入って出てきただけですが、ようやくグランドハイアットのスパを体験することができました。妻は「私はいいや」ということでついてきませんでしたが、実際の利用者も男性しか見えないような状況でした。まあ、ホテルに来てまでフィットネスはやらなくてもだし、風呂も別に温泉というわけではないので一度経験したらもういいかなという感じです。ただ、あの空間にただよう雰囲気はこれこそヒルズ的なものなのかなあと思わせるに十分の衝撃でした。こういう非日常感の感じ方もあるのですね。


　そのあとはこれまた軽食というには充実しすぎている朝食をいただき、これ以上ない新聞タイムを過ごすことができました。チェックアウトもほぼ定時。クラブラウンジで手続きできるので、ドリンクをいただきながらそのまましばらく残れそうな雰囲気ではあります。いつまで残れるのかしら？いつか聞いてみたいですがその勇気が出るかどうか。

　かくして、３回目のグランドハイアット東京宿泊は終演（と呼びましょう）を迎えたのでありました。今回もお世話になりました。


【次回宿泊に向けて】
・マックがダメなら使い慣れたＰＣを持っていくべき
・やはり仕事をする気分にはならない
・シェービングクリームをもらって帰るの忘れた
・絶品ヘチマタワシ使うの忘れた（以前訪問時に硬さがちょうどよくて感動した）
・スパには１回行ったからもういいかな
・「おくつろぎいただけましたか？」への気の利いた回答したい
・そういえば写真を１枚も撮ってない