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いい宿求めてウロウロします。してます。

blue quad hotel 倉敷玉島

【データ】
訪問年月日 2024年2月忘日から1泊
宿泊プラン ホテル自社サイトプラン
      【スタンダードプラン】≪駐車場&Wi-Fi無料≫
      (チェックイン15時 チェックアウト10時)
部屋タイプ シングルルーム【禁煙】
料   金 大人2名で10,100円 (サービス料込・消費税込)     
【宿泊記録】
めっちゃ久しぶりに宿ブログを書きます。ほぼ2年ぶりです。お久しぶりです(笑)。
今回は好きなドライブルート沿いにわりと最近できた「blue quad hotel 倉敷玉島」。あれ、わりと最近と思ってたら、このホテル、できたの2022年の5月でした。2年なんてあっという間ですねー。
できた時から興味はあったのですが、意外と直前だと部屋が空いてなかったりで、なかなか泊まれずにいました。今回はたまたま平日に休みが取れたので、いつものドライブのついでに予約。結果的にこの日はかなり空いていたようです。
玉島と言いつつ、限りなく水島の入口といえるこのエリア。公共交通機関でここまで来る人というのはまずいないでしょう。ほぼほぼ車でのアクセスになるかと思います。ホテルはかろうじてフロント棟があるくらいで、あとは客室であるコンテナしかありませんから、ホテル内にレストランなどはありません。なので、各自調達で食べてくるか、買ってきて食べるかということになりますが…、僕らは来る前に近くのファミマで買い込んできました。他の選択肢としては、倉敷みなと大橋方面にうどん屋とラーメン屋。あとは新倉敷駅方面に向かえばもっと飲食店がある感じです。一番近いのは歩いてすぐの地元スーパー、ハローズでしょう。面白いものがあるかはさておき、食べるものには困らないと思います。部屋には電子レンジが完備してあるので、弁当を温めたりも余裕です。意外に各部屋にレンジあるというのは、ビジネスホテルでも貴重ですよね。
順番が前後しますが、チェックインはフロント棟にて。手早く感じよく手続きしてくださいました。アメニティもここにありますが、部屋にも歯ブラシなどはありますので、一度部屋で確認してから再度出かけてもよいでしょう。フロント棟には、カプセル式のコーヒーメーカーがあって、フロント棟が開いてる時間であれば淹れたてのコーヒーが味わえます。ドリップパックも用意してあるので、部屋から出るのが面倒な人でも安心(笑)。
さて、コンテナホテルとはどんな居心地なのか…。
おお、結構揺れますね。どんな車が通ると揺れるのか、眺望がないので分からなかったですが、揺れるときは震度1くらいは揺れます。道路からはわりと遠めの部屋でしたが、ここでこれだけ揺れるということは、もっと道路に近い「訳あり」として安いプランになって部屋だともっと揺れるということでしょう。まあ、工業地帯が近いですから、大きい車も普通の道よりは通るでしょうし、もしかすると近隣の戸建てだって揺れてるかもしれず、「コンテナだから揺れる」とも言い切れないかと。
部屋のサイズ感はたしかに狭いは狭いですが、個人的には結構好きな空間です。冬はどうしても足元が冷えますが、それでもエアコンは最初から30℃設定のフル稼働で頑張ってくれており、思ったほど寒くないなと思いました。玄関ドア1枚しかないのに、これなら十分といっても過言ではないと思います。
朝食も付いてるプランなんてありませんが、実はチェックインの時に、ひとりひとつパンのサービスがあります。これが実質は朝食になるかと思います。HPでパンは近所のベーカリーのものを…とありましたが、見てみるとハローズで焼いたパンでした。まあ、ウソは言ってないですね(笑)。実はハローズで焼いたパン、初めて食べましたが、味もバカにしたもんじゃなかったです。結構メロン感のあるメロンパンでした。
さて、今回の総括。
よくよく調べてみると、このホテルはマリモが手掛けてるんですね。マリモは広島では少し名を知られたディベロッパーで、「ポレスター」ブランドのマンションなんかが有名です。コンテナホテルはまだここしかなさそうですね。
立地としてはどうなんでしょう。交通の便がいいと言えばいいんですかね。高速とか使って来る人には水島よりこっちのほうが近いかもしれませんね。まあ、水島エリアにこのコンセプトのホテルを作ったら、交通量ももっと半端じゃなく多いし、揺れて揺れて居られたもんじゃないかもしれませんので、コンセプト的にはこの立地が正解でしょう。まだ目新しさもあるし、しばらくは安泰かな?ただ、やっぱり水島エリアのビジネスホテルのほうが、選択肢もあるし、ホテル内で定食が食べられたりもするし、店もあっちのほうが多いし、魅力はありますよね。ビジネス利用は行き先への利便性によるかなと思いました。観光利用は…まあ普通は倉敷とかに泊まりますよね(笑)。だとすると、ホテルのコンセプトにもあるようにビジネスの長期滞在者がカギなんでしょう。どんどん出店してる様子がないのは…ちょっと苦戦してるのか??似てる「HOTEL R9 The Yard」がどんどん出店してるので、負けずに頑張ってほしいですね。

【次回宿泊に向けて】
・「揺れ」をどう考えるか

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休暇村奥大山

【データ】
訪問年月日 2022年3月忘日から2泊
宿泊プラン ホテル自社サイトプラン
      【連泊がおトク♪】のんびり湯ったり☆奥大山滞在型「湯楽」宿泊プラン[2泊3日プラン]
      (チェックイン15時 チェックアウト10時)
部屋タイプ 和室10畳禁煙
料   金 大人2名で44,000円 (サービス料込・消費税込)     
宿 H P


【宿泊記録】
コロナ禍の旅行というのは本当に難しいもので、どこにどう行ったらいいのかまったく分かりません。まあ、行くなというのが一番正しいのかもしれませんが、たまにはどこかに行きたい。
そうしたときに、なるべく人がいなそうな日程で、なるべく人がいなそうな方面へ行くという方向に思考は向かいます。今回もそんな旅を志向しました。

では、日程は平日泊まりとして、人がいなさそうな方面をどうやって検討するか。そんな時、有力な選択肢として我々の手持ち(?)のカードにあるのが、休暇村です。あんまり若い人いないし(笑)、あまり派手でない施設を選べば一応リスクの低い旅になるのではないか?
では、あまり派手でない施設とは?それはバイキングがちょっと地味で、風呂も温泉じゃないところ…そして、今がシーズンでないところ…。
そうして浮上したのが、休暇村奥大山、でした。いや、かなり失礼なことを申し上げましたが(笑)。

でも、実は僕、こういうスペックの休暇村好きなんですね。
それこそ我々が「休暇村いいかも!」となったきっかけが、今はなき休暇村吾妻山ロッジ。ここも、温泉なくて、夕食も基本料理+ハーフビュッフェ。でも、これが地味によかったんですよねー。調べてみれば、まさに奥大山はそんなスペック。まあ、スキーはまだやってるでしょうけど、空室カレンダーもずっと空きだし、埋まってる洋室と和洋室は併せても数室しかない部屋。全客室数も50室を切ってて、よくお邪魔する蒜山高原の半分をはるかに下回ります。ちょっとアクセスに難はあり、車で行くことはできませんが、とりあえず目的地はここ!と決めたのでありました。


えー、それで、アクセスの話が出ましたが、意外に難儀だったのがやはりコレ。行きの電車はあっさり取れたのですが、帰りの時刻表を見てみると…ん?根雨駅で乗れるやくもって1本もない!?そんなバカな!という状況。
結局、ホテルに電話して帰りの送りのことを聞いてみることに。すると、どうやら、乗り換え案内には出てこないけど、時刻表上通過となっている駅でも、実際には臨時停車して乗れるらしいということが判明。帰りのきっぷはネットでは買えなさそうなので、当日駅の窓口で買うことにしました。休暇村はさすが、きちんと情報をチェックされていて、これに合わせて送迎バスを運行しているとのことでした。

結果、駅の窓口のシステム(有名な「マルス」というやつですね)でも事前には買えず、システム上買える駅から指定席を確保してもらって、あとは乗車当日の車掌対応となるそう。大変なことですね。おのれ、コロナめ…。


まあそんなこんなで、出発前からいろいろ考えることは多かったのですが、いざ出発してみると、あれ、あんまり雪ないな…、根雨駅で降りて、送迎バスに乗っても雪あんまりないな…と思っておりました。しかし…


さすが、奥大山。ちょっとレベル違いました。


道を折れて、坂を上りはじめてしばらくしたあたりから景色が一変。最終的に到着した休暇村の前には、背丈をはるかに超える雪の壁が。おお、こんな豪雪地帯に冬来たことは今までないぞ、とテンション爆上がりかつ絶対外に出ないぞと心を決めたのでした。

さて、休暇村奥大山。
ここは、一般財団法人休暇村協会が運営する2ヶ所目の休暇村として1962(昭和37)年12月15日に開業したそう(1番目は近江八幡らしい)。休暇村の中でも歴史の古いところです。たしかに建物は古そう。客室の洗面所もレバーを下げて水が出るタイプの水道でした。少なくとも、阪神大震災以前からの建物ということですね。入口近くで礎石みたいなものをちらっと探してみたのですが、なかったので今の建物が築何年かは分かりませんでした。

ここの休暇村で気をつけないといけないのは、廊下が寒いこと。まあ、1階ロビーとかもまあまあ寒いですが、廊下はほんとに寒いです。風呂に入ったら、廊下は速やかに通り抜けて帰ってこないと湯冷めすると思います。これは注意。でも、逆に設備は古いと言いながら、客室の暖房は優秀です。ちゃんとあったまるし、ちゃんとあったかい。まあ、当然といえば当然ですが、反面、ビジネスホテルとかでも冬とか夏に行ったら難儀するところも多いですし、休暇村は古くても施設がきちんとしてるイメージなので、真冬でも安心です。

お風呂は先ほど申し上げたように、温泉ではないですが、天然水で有名な奥大山のいいお水を沸かしたお風呂です。土日なんかは大浴場の人数制限をしているそうですが、チェックインの時に「ご滞在の間はこれはありません」と言われて、特に制限はありませんでした。たぶん、2泊のうち全部で宿泊客20人もいなかったと思います。実際、僕が風呂に行ったとき、少なくとも湯船につかっている間は独占状態でした。なんなら、浴場に入っていた時間で人とかぶったのは一度だけ。しかも、しばらく浸かっていた僕が、ちょうど出るタイミングだったので一緒に浸かってもいないという。これはラッキーでしたね。
でも、風呂場の注意書きを見ると、「黙浴」と書いてあったりして、コロナ禍でいろんなトラブルが日々起きたんだろうなと、大変さがうかがえる瞬間が随所にありました。


食事は夕食が小鍋をメインにした料理+オーダービュッフェ、朝食は干物の炙り焼きをメインにした料理+ハーフビュッフェといった趣き。
通常なら、夕食はハーフビュッフェ、朝食は基本ビュッフェらしいですが、お客さんが少ないので、こういう形になってるそうです。土日は違うのかもしれません。
夕食は、前菜、おつくりが結構しっかり、小鍋、ごはん+味噌汁といったセットに、何回おかわりしてもOKのオーダービュッフェがついてます。オーダービュッフェの中には、ブリの照り焼きや大山鶏のチーズ焼きなどの温かい一品料理や、天ぷらざるそばなどの意外な主食メニュー、デザート3種が用意されていて結構よいです。ちなみに、小鍋は、1日目が「大山豚・大山どりを楽しむ山海鍋」という肉も魚も貝も一緒になった不思議な名物鍋、2日目が鳥取和牛のすきやきというなかなかパンチのあるメインでした。調子に乗って、早い段階で天ぷらざるそばを一人前食べてしまったので、1日目は戦略失敗、どれも中途半端になってしまいました。2日目は戦略を練り直し、成功(笑)。バイキングは食べる量が調整できるので、やっぱりいい方法なんだね、と夫婦間で話題になりました。そうそう、刺身は結構たくさんあって食べ応えありましたね。

一転、朝食はビュッフェじゃないとちょっと弱いかもしれません。まあ、これは閑散期にあえて来てる我々が悪いので、致し方ないところではありますが、もうちょっとおかずか、玉子かけごはんだけでも常時できるようにしてもらえるとありがたいです。ま、これも魚がうまく食べられればなんの問題もないはずなので、僕の技術的な問題なのですが…。


さて、総括。
今回はほんとに何もしませんでした。外にも一歩も出ず、部屋で読書してただけ。たまに風呂入って、食べて、寝て…こういうのを最高、というのではないでしょうか?(笑)。
滞在中に一度昼食をとる機会がありました。レストランも平日はやってないし、スキー場のレストハウスも去年閉まっちゃったらしいし、どうするんだろう?と思っていましたが、ふたを開けると、お弁当をやっているんですね。しかも、毎日1種類じゃなくて、7種類も!(ハンバーグ弁当、とんかつ弁当、唐揚げ弁当、幕の内弁当、のり弁当、特製カレーライス、特製カツカレー)。これを事前に予約でき、しかも部屋まで持ってきてくれるという…これはつまり…ルームサービスではないですか!すごい!値段も540円~650円ですからね。いいことしてもらってますね。
木・金泊まりだったんですが、さすがに金曜は少し家族連れもいました。それでも全部で20人はいってない。ここはまあスキーがあるので、冬期閉鎖するような施設ではありません。大山は天然雪で中国一らしいのでそれは大きな魅力です。でも、やっぱり蒜山と比べるとちょっとこぢんまりしてるし、経営的には少し厳しそう。静かなところで我々的には申し分ないし、満足した滞在だったんですが、一方で、なくならないでほしいという根源的な願いがひとつ。ぜひまた行きたいと思いつつ、存続を強く願いながら宿を後にしたのでした。



【次回宿泊に向けて】
・2月はほんとに寒いから来ちゃダメですと送迎バスの方がおっしゃってました。そう言われると行ってみたくなる。
・冬、慣れてる人以外は、自家用車はやめたほうがいいみたい。

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ベネッセハウス⑧

【データ】
訪問年月日 2022年2月忘日から2泊
宿泊プラン ホテル自社サイトプラン
      【悠々と滞在する】2連泊 2泊3日プラン パークまたはビーチ 夕朝食付きプラン(夕食フレンチ)
      (チェックイン15時 チェックアウト11時)
部屋タイプ パーク ダブル
料   金 大人2名で100,000円 (サービス料込・消費税込)     
宿 H P


【宿泊記録】
コロナ禍というのもありますが、仕事の異動で、会社の中でもダントツに残業が多いところになったこともあり、まったくどこにも出かけられなかったこの1年。ちょうど結婚10年記念だし、平日の静かな直島に出かけてみよう、というのが今回の趣旨でございます。今回も車で島に渡ります。2回目なのでそれほど心配なことはありません。

予約に当たって、コロナ禍を経て変わったものといえば…お得な予約プランめいたものが少なくなったこと。やっぱり経営的には大変なんでしょう。しかも、ベネッセハウスはもともと外国人客(欧米系)が圧倒的に多かった宿。そういう客層が平日も埋めてくれていたと思えば、より厳しい環境なのは素人でも推測できます。なので、ホームページからどのプランを選ぶかというのは少し苦労しましたが(どれが少しでもお得か見極めるのに…)、結局上記のプランを選択。ほんとは3泊したかったんですが、今回はスケジュールの都合がつきませんでした。3泊だと、食事なしの3連泊プランが選択でき、食事はオプション扱いなので、もう少し選択肢が増えます。今回のプランはいずれのレストランでも「よいコース」になってしまうのですが、そこは仕方ありませんでした。

さて、当日。フェリーは12時台の便で。地中美術館も13時半に予約したので、この便が一番都合が良いです。
時期が時期なのか、前回よりも車は格段に少なく。フェリーの中で食べるのもアレなので、昼食は軽食を駅前のセブンで調達してから車で食べました。

直島に上陸したら、直島小学校の先の信号を右折、直島町役場の手前を右折…と要所要所を右に右に行けば、ベネッセハウス近辺までたどり着きます。今回も先にホテルに寄って、荷物を預けさせてもらいました。ベネッセエリアの入口を管理している人から連絡がいくのか、カメラで分かるのか、車を駐めようとしているともうスタッフの方が出てきてくださいます。荷物を預け、帰りのフェリー券のための車長の確認をして、まずチェックインの手続きだけ。そうこうしているうちに、部屋の準備ができたということで、部屋に入れていただきました。ちなみに、お客さんが少なかったのか、部屋はパーク デラックスダブルに変更。2階の部屋に泊まるのは久しぶりです。


13時半から地中美術館の予約をしていたので、車で向かいます。早めに着くと13時15分からの回に空きがあるとのこと。予約を変更してもらいました。さすがド平日です。来た甲斐がありました(笑)。
美術館に着くと、それなりにお客さんいるなという雰囲気。でも、一方で、行く部屋行く部屋、どこも我々の貸し切り状態。おお、こんなことはなかなかない。一番びっくりしたのは、モネの睡蓮の部屋まで貸し切り状態だったこと。しかも、ほんの少しの間とかじゃなかったですからね。一番大きい睡蓮の絵にモネのサインはないのかなーと、隅々まで見てみましたが、発見できませんでした。他の絵には全部右下あたりにあったのに、不思議。ってなにをやってるんだか。


地中美術館を鑑賞後は、また車でパーク棟へ。いよいよ本格的にホテル滞在がスタートです。
夕食前に、まずは我々のお気に入りスポット、パークラウンジへ。ここを事前に調べてみると、なんと「杉本博司氏主宰の新素材研究所によって改修」され、「2022年3月12日オープン予定」とのこと。えっ、我々の滞在中はどうなるの?と思っていましたが、スタッフさんによれば、今の時期は予約とかなしで利用可能とのこと。それはかえってラッキーということで、喜び勇んで偵察に行きました。

入ってみると…おお、なんか全然違う感じになってる。窓の外には、著名な「硝子の茶室『聞鳥庵』」が設置済みです。京セラ美術館のオープンのときには観に行けなかったのでこれはちょっと感慨もひとしおであります。
一方、ラウンジとしては…ちょっと使いづらくなったかもしれません。席数も減ってるし、背もたれのあるイスが半分もない。あと、ひとつの大きいテーブルを囲むような配置なので、お客さんが多ければ基本相席になる感じ。ホテルとすれば、ここのラウンジも収益化できる&新しい作品が増えてホテルの魅力も増すということでよいことですが、前の「ただのラウンジ」が少し懐かしく感じました。でも、まあ、これからまた育っていくお部屋でしょうから、今後を楽しみにしたいと思います。夜はバーをやる予定とも聞きましたし。


夕食は2泊ともフレンチ@テラスレストランです。
今回はプランの関係で選択の余地なく、デギュスタシオンという上級コースになってしまいました。ここ1年で食べられる量がだいぶ減ったので、食べきれるかなという不安が少々。それでもなんとか食べられましたよ!コツはパンを食べ過ぎないことですね(笑)。フォカッチャがおいしいんですがねー。
1泊目の夕食のメインは香川県産オリーブ牛のロースト。もっと小さいのかなと思いましたけど、結構しっかり出てきてうれしかったです。我々が行く中で間違いなく一番いいレストランなので、毎回多少緊張しますが、今回もよかったです。


2日目は珍しく観光に、というか、かなり久しぶりに家プロジェクトへ。
街中に車で行くのは難易度が高そうなので、ホテルのバスを利用します。おー、本村アーカイブにもいつ以来でしょうか。検温済みのシールを貼ってもらった共通チケットを持って、まずは南寺に向かいました。

南寺では、我々が朝一番のお客。一瞬「整理券は…」と言われ、ヒヤッとしましたが、今日もド平日。整理券なしで良い日だったそうで、すぐ観られてよかったです。
かなり久しぶりの南寺。年をとってしまった我々に光は射すのか?というところですが、正直、かなり時間がかかった気がします。10分でもう動けてた気がしたのに、今回は10分経ってもまだあんまり見えてこない。自分の目に上からだんだん何かが下りてきて視界が更新されていくような不思議な感覚を覚えました。それでもなんとか、光を知覚でき、立って動けるようになったのは不思議なことです。ここでも他にお客さんはいなかったですが、他にいたら焦っちゃったような気がするので、ラッキーでした。

家プロジェクトは他に、護王神社、角屋、碁会所を観ました。結局「きんざ」って一度も行ったことない。そういえば、「はいしゃ」も直島銭湯「I♥湯」も行ったことないな。何回も来てるのに、何やってんですかね(笑)。

家プロジェクトを観終わって、わざわざ100円払って町営バスに乗り、「天皇下」バス停で下車。そうして立ち寄った先は…崇徳天皇神社です。
最初に直島に来たときから、バスの車窓から見つけてずっと気になっていたスポット。行ってみると、意外にコンクリート造りの社で、縁起とかは何もない。ちょっとあっさりしていましたけど、念願の場所にようやく行けました。ここからすぐだと思って歩いたベネッセハウスはわりと遠かったですが…。


ちょっと疲れたので、ホテルに戻ってちょっと休んで、今度はまた歩いてミュージアムのほうへ。ミュージアムカフェでおやつを食べ、また夕食にパーク棟まで戻ってきました。
さて、今日の夕食は…

香川県オリーブマリネ&吉田牧場のカチョカバロ

瀬戸内海産サワラ 彩り大根

フォアグラのポワレ
バニュルスソース

香川県産大蕪のスープ

瀬戸内海産真鯛のポワレ
サフランソース

フランス産鴨肉のロースト
時季の野菜

マスカルポーネ 苺

ヌガーグラッセ

コーヒーまたは紅茶

というラインナップ。あ、前日のお品書きは忘れたというのもありますが、2日目はたぶん連泊用に内容が変えてあると思われ、お品書きをくださったため、ちょうど控えがあった形です(笑)。
鴨肉の大きさにびっくりしました。大きくて、ですよ、念のため。


そうそう、今回の滞在はひとつお目当てがありまして…。
それは、オーバルラウンジのラストに立ち会う、ということでした。
どうもオーバルラウンジは2月いっぱいで終了ということで、ちょうど我々が行ったときがギリギリくらいのタイミング。ほんとは3泊したかったけど、2泊になってもこの時期にしたのはこれがあったからでした。
滞在中の夜は2日とも、パークからミュージアムに送迎してもらい、思い出深いオーバル宿泊者専用モノレールに乗り、訪ねました。1日目は僕らしかいなくて、若いスタッフさんから問われるまま、自分たちの結婚式のときの話をしました。こちらから話題を振ったわけではないので、顧客の情報みたいなのが引き継がれてたんでしょうかね。ベネッセハウスも来るたびに顔ぶれが変わっているので、若いスタッフさんが知らないホテルの歴史を我々が知ってるというのもなんだか面白いなと思ったのでした。


さて、総括。
今回は少し遅めの結婚10年記念の滞在でした。まあ、それもあったし、1年の鬱憤を晴らす意味でも2泊となりました。ベネッセハウスはたしかに結構お高めですが、いつもそれに見合う体験を提供いただいてると思うので、今回も満足して帰ったのでした。
パークラウンジは、今後に期待。ただ、今までみたいにずっとこもって読書する空間というわけにはいかなそう。実際、今回もちゃんと訪れたのは一度だけで、あとは部屋で読書という形になりました。宿泊者としては、あまり外部から入ってきてほしくない、宿泊者の都合を考えてほしいと思う一方で、ホテル存続のためには少しずつでも収益化の道を細かく探っていく必要があるのだとも思いました。ひいてはそれが、ベネッセハウスの存続につながるというのであれば、まあ、本は部屋で読めばいいよねという話になります。
そうそう、久しぶりに行った本村アーカイブで、「なおしま地域新聞」なる媒体を発見しました。全然知らなかったですけど、ベネッセのアート施設は、島民無料なんですね。新施設のお披露目会(それこそ「杉本博司ギャラリー 時の回廊」、「ヴァレーギャラリー」の)なんかも島民向けにやっていて、地域との関係づくりもいろいろやっているんだなあと思いました。
あー、また来年も、その先もずっと行きたいな!今回もありがとうございました!


【次回宿泊に向けて】
・次は3泊したい。
・やっぱり車がいろいろとラクでよい。
・久しぶりに一扇の朝食を食べた。スタッフさんがおすすめするように、和朝食はおいしかった。
・甘平(かんぺい)というみかんがおいしかった。

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