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いい宿求めてウロウロします。してます。

倉敷国際ホテル③

【データ】
訪問年月日 2020年8月忘日から1泊
宿泊プラン 倉敷中央病院付属予防医療プラザ宿泊ドック(1泊2日)
      (1日目ドックが済み次第チェックイン、ドックの時間に合わせてチェックアウト)
部屋タイプ 本館シングル ルーム(禁煙:18.8㎡)
料   金 基本料金78,000円(税抜)
宿 H P 


【宿泊記録】
人間ドックの内容は変わっていないことも多いので、例年との変更点のみさらっと書いていきます。

今年の初チャレンジとしては、なんといっても車で行ったこと。
駐車場とかどうなってるのか不安で、ほんとは事前に確認したかったんですが、ちょうど電話したときが休館日だったのでとりあえず行ってみることに。

行ってみると、予防医療プラザの地下駐車場入口のところに案内の人がいて、あらかじめ郵送されてきていた駐車券を見せると、「降りていってバーの手前で止まってください。操作で開けるんで。」とのこと。あのよくある駐車場入口の踏切バーみたいなのを開けてもらっていざ駐車場構内へ。むちゃくちゃ広いというわけでもないですが、たぶんこれがいっぱいになることはないんじゃないかなあ。駐車しやすいと思います(逆走には注意)。矢印表示のとおりに進んでください(逆走しかけたのが見つかって怒られました…すいません)。
駐車券は外からでも見えるようにダッシュボードの上に置いておくように言われました。

前回は時間になるまで受付してもらえなかった気がしましたが、今回は行くとほぼ待つことなく受付⇒着替え⇒スタート。ホテルまでの移動手段を聞かれます。自力といえばそうもできるんでしょうが、タクシーといえば無料でタクシー送迎してもらえます。ということで、車は地下に1泊させてもらえるということが分かりました。
コロナ対策ということで、肺活量の検査はなし。宿泊ドックはデフォルトが胃カメラだったのがバリウムになってたのもコロナ対策だったのかしら?
それらの代わりなのか、認知機能テストが無料で受けられます、と言われましたが、パスしました。しんどそうだったんで(笑)。

いつものようにバリウムまでやって昼食。おしながきは以下のとおりです。


<1日目昼食おしながき>
雑炊定食
(きのこ雑炊、小松菜としらすの海苔わさび和え、野菜サラダ、梅干し、おはぎ)


今回、なぜか体調がイマイチで、久しぶりにひどい偏頭痛に襲われました。ロコモ診断とか結構しんどかったんですが、なんとか頑張ってホテルまでたどり着き、ベッドでバタンキュー。寝たらだいぶよくなったのでよかったですが。


<1日目夕食おしながき>
炙り貝柱と鯛のマリネ サラダ仕立て

本日のスープ(冷製コーンスープ)

メバルと海老のブイヤベース風

国産牛モモ肉のロースト 柚子風味おろしソースで

シフォンケーキ ヨーグルトクリーム添え

ホテルメイドロールパン 又は ライス

コーヒー・紅茶 又は オレンジジュース

飲み物1杯無料
(オレンジジュース・グレープフルーツジュース・ウーロン茶・グラスビール・グラスワイン(赤・白)の中からひとつ)


<2日目昼食おしながき>
ほうれん草とささみの胡麻和え さつま芋レモン煮 なめことしめじのおろし和え

もずく酢

漬け鮪の山かけ

スプラウトサラダ

甘鯛の白醤油漬け焼き

牛肉と牛蒡の煮物

発芽玄米入りご飯(男性150g・女性100g)

みそ汁

アロエのフルーツヨーグルト


今回も無事終えることができました。
倉敷国際ホテルは結構好きなホテルで、書いてないのですが、普通に泊まって朝食をいただいたこともあります。ただし、それもコロナ禍真っ最中だったため、本来のビュッフェは経験できず。また経験できたら書きたいと思います。
あ、そうそう、ドライヤーは、パナソニックのEH-NA26(Amazon/価格.com)。2014年の発売ですでに生産終了。Amazonでは出てきませんでした。手入れがいいので、特に不都合はなかったですが。



【次回宿泊に向けて】
・車で行くのもいいけど、体調不良時には多少リスクがあるなと思った(自力で帰れないおそれなど)。
・地下駐車場は矢印の書いていない方向には進まないこと(特に行きはぐるっと回ると覚えておくこと!)。

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倉敷国際ホテル②

【データ】
訪問年月日 2019年8月忘日から1泊
宿泊プラン 倉敷中央病院宿泊ドック(1泊2日)
      (1日目ドックが済み次第チェックイン、ドックの時間に合わせてチェックアウト)
部屋タイプ アネックス スタンダードツインルーム(禁煙:24.4㎡ )
料   金 基本料金78,000円(税抜)
宿 H P 


【宿泊記録】

実は毎年行っているのですが、毎年書いているわけではないきまぐれ人間ドック記録です。今年は人間ドック施設も新しくなったということで2年ぶりに書いてみます。

倉敷中央病院付属予防医療プラザというのが正式名称ですが、もともとは倉敷中央病院総合保健管理センターというものでした。2019年の6月に新施設としてオープンしたのがプラザというわけであります。
立地はもともとの施設の4軒ほど先、ようやく本家倉中(倉敷中央病院)の向かいまでやってきた感があります。倉中シンボルの赤い屋根瓦は保たれていますが、極めて現代的かつオシャレな建物ができあがりました。うーん、これは楽しみ。というわけで出かけてきたわけであります。

プラザ1階は誰でも気軽に入れるという触れ込みなので、ちょっと早めに行って時間調整しようかなと思ったのですが、朝イチの時間帯は、案内の人が抜け目なく立っていらっしゃって、よほどの確信をもって入口から右に逸れていくとかでないと「人間ドックの方ですか?」とからめとられてしまいます(笑)。そんな私もまさしくその1人でありまして、無駄なく受付階まで運ばれてしまいました。

通算4回目ともなると、なんとなくスタッフさんの顔も見慣れてくるもので、施設自体はピッカピカなのですが、働いている人は見覚えがあるという少し不思議な感じです。
受付時間より早く行っても、予定は詰まっているのでそんなに先に先に進めるわけではありません。どちらかというと早く行って急かしても迷惑なだけであろうと思われますので、時間どおり目に行かれることをお勧めします。

宿泊ドックについては、いつの頃からかデフォルトが胃カメラになっておりまして、先んじて行ってきた妻の様子を勘案した結果、事前に連絡してバリウムに変更しました。去年は当日に行ってデフォルトが胃カメラと知り、その場でバリウムに変更したのですが、変更利くみたいなので事前に連絡しておいた方がよいでしょう。相手方のご迷惑という意味もありますし、自分の精神的安定のためにも事前連絡しておいた方がよいと思われます(笑)。あとで聞いてみたところ、倉中の人間ドックでは鎮静剤で眠ったような状態のまま胃カメラ、というのはやってないらしいです。
ちなみに胃カメラからバリウムに変更しても差額分のお金は戻ってきません。胃カメラするくらいならそのくらいの不都合は甘受できます。

受け付けしたら、館内着と更衣室ロッカーのカギを渡されます。更衣室からは基本受付には戻らないような順路になっており、ウォークスルー的に検診フロア(受付のあるフロアからいえば「壁の向こう側」)へ出るようなつくりです。検診中になぜか普段着のままの人がウロウロしており、案内のスタッフさんに「え、普通に入ってこれましたけど」と自慢げに言っていましたが、通常そんなことはあり得ないと思います。階段で登ってくるかなにかしたのでしょうか?いずれにせよ、繰り返しになりますが、お金を払っているからといって、変わったことをしてスタッフさんを困らせてはなりません(笑)。

そうそう、ロッカーは旧施設みたいに宿泊ドック者専用みたいな特別感のあるロッカーではなくなりました。まあ、それが残念といえば残念、どうでもいいといえばどうでもいいというのが感想です。館内着自体はやっぱり1日ドックと宿泊ドックで違うので、一目瞭然なのは変わりませんから。でも、いざ1日ドックに変更すると「あー、やっぱ宿泊うらやましいなー」と思うんでしょうね。

検診が始まればあとは普通に。やっぱり新しい施設は快適です。あいかわらずバリウムの先生は厳しいですけど(笑)。


以前からと同じく、バリウムが終わったらお昼、というスケジュール。受付に戻って昼食券を受け取り、館内着のまま1Fのレストランへ。レストラン名は変わらず「ル リエール」です。
以前は外来の人も食べられたような気もしますが、移転後は少なくともドック関係者のみのようです。ブログを書くに当たっておしながきをあちこち探してみましたが、見つからなかったのでもしかするとそもそもなかったのかもしれません。献立はうどんでした。以前はずっとうどん定食だったのですが、正直ごはんがいくらもちきびごはんだといっても、量が多すぎたのかもしれません。それは2日目の昼食でもいえることで、リニューアルオープンによって見直されたのかもしれません。
ちなみに、今回からバリウム実施者用の下剤から水薬がなくなりました。つまり錠剤だけ。水薬はほんとに水あめみたいに甘ったるいお薬で、うちの妻はいつか気持ち悪くなったと言っていましたが、同様の方がもしかすると多かったのか、錠剤だけで十分な効果が出るようになったのか、素人ですのでハッキリとは分かりませんが、そんな推測をしてみました。

昼食後は軽く流す程度の検査をして終了。受付のおねーさんがタクシーを呼んでくれて、一緒に下まで降りて見送ってくれました。これは前と変わらずご丁寧です。さあ、やっとホテルだ!


僕に先立って妻が人間ドックに行ったときは、実は倉敷国際ホテルではなかったらしいです。そのときは「コートホテル倉敷」というホテルで、特に倉敷国際ホテルの姉妹館とかではなかったようですが、理由は倉敷国際ホテルのリノベーション工事による休館だったようです。休館期間は2019年5月9日(木)~8月7日(水)だったということなんで、わりと大がかりだったみたいですね。妻の時はせめてということなのか、夕食は亀遊亭だったらしいのですが、あいにく妻は人間ドックで体調不良だったので行けなかったらしいです。もったいなかったなー。

チェックインすると部屋はアネックスとのこと。これまた丁寧に呼んでくださったエレベーターで2階へ。棟方志功の大板壁画「大世界の柵・坤(こん)」の前を通ってアネックス棟へ。まあまあ歩きます。
アネックス棟は宿泊料でいうと本館に比べて1000円ずつほど落ちますが、部屋は1人なのにツインだし、広いしで言うことありません。去年は妻と一緒の日程で人間ドックに行きましたが、そのときは本館デラックスコーナーツインルームだったと思います。宿泊ドック者のために優遇してくださっているようです(平日というのもあるでしょうけど)。
ちなみに、吹き抜けに壮大に掲げられている棟方志功の大板画ですが、2階の通路のソファに座って夜中にひとりで対峙してみたいなーと思っているのですが、毎回睡魔に負けていまだ実現できておりません(笑)。

めんどくさくなったのでなんにもしない予定でしたが、ふと思い立って夕方から隣の大原美術館の本館のみ見学。フロントで100円割引後の入館券を売っているので便利です。
帰ってきて、ロビーでその日の新聞をのんびり読みます。3~4紙はあるのでよい時間の過ごし方です。

そしてお楽しみの夕食。場所はホテル1階の「レストラン ウイステリア」にて。たしか18時以降ならいつ行っても大丈夫だったと思います。宿泊ドックのおひとり様はみんな窓側に席を取ってもらって、それぞれ目線が合わないように配慮されてい(ると思われ)ます。いつも文庫本を持っていって、食事の合間は本を読んで過ごせばひとりでも気になりません。


<1日目夕食おしながき>

北海道産牛の生ハムサラダ

本日のスープ

鰆と浅利のヴァプール あおさ海苔のソース

豚フィレ肉のポワレ ノルマンディー風

甘酒の抹茶ムース 季節のフルーツ添え

ホテルメイドロールパン 又は ライス

コーヒー・紅茶 又は オレンジジュース

飲み物1杯無料
(オレンジジュース・グレープフルーツジュース・ウーロン茶・グラスビール・グラスワイン(赤・白)の中からひとつ)


それにしても、いつもここの夕食はおいしい。前回、糖負荷検査の結果がよくなかったので、今回はアルコールはやめておきましたが、それでも食事のおいしさが損なわれるわけはありません。いつもパンにしようかなと迷って結局ライスなんですが、一度パンにしてみてもいいかも。

なお、バリウムを飲むとちゃんと排出されるかが不安です。今回はこの時点でまだ出ていなかったので、そういう意味でもアルコールを自粛。部屋に帰ってからあらためて薬の説明書きを読むと、水分をたくさんとらないとダメとあり、そこから部屋にあるポットでたくさん水分をとるようにしたらすぐ効き目が表れました。やっぱり言うことは聞くものです。


21時~翌朝までは絶食なので、朝食の楽しみもありません(宿泊ドックのこれだけが残念)。そして実際翌朝は早いので(7時45分ホテル発)、早めに準備して下に降りて、新聞を読んで過ごすのが一番です。
宿泊ドック一行は1台のタクシーに同乗してまたプラザへ。知らない人と隣り合うのもアレなんで、僕は一番年が若そうというのを無言の言い訳に助手席に乗り込みました。今回の運転手さんはひとりごとが多くて少し不思議な人でした。

今回のドックから予防歯科が導入され、歯周病のチェックをしてくれるようになりました。わざわざ倉中の歯科の先生が診てくれるのでちょっとお得感があります。虫歯がないかどうかはあえて聞いてみた方がはっきり教えてくれます。
そして、2日目のドックも終わり昼食。昼食はおしながきがあったので書いておきます。


<2日目昼食おしながき>

穴子酢 ほうれん草の白和え 昆布と蓮根のきんぴら

菊菜と湯葉の煮浸し

漬け鮪の山かけ

ごろっとサラダ

牛もも肉とパプリカのソテー サラダ添え

鰆のおろし煮 茄子 オクラ

もちきびご飯(男性150g・女性100g) 赤出し

豆乳プリン


やっぱりご飯の量が減ってます(男性が20g減、女性が30g減)。品数もひとつ減ったような。でも、これで全然十分。ただ、レストランのひとつ残念な点は、おしながきの紙に書いてある情報量が減ったこと。見た目洗練されはしたのですが、やっぱり情報は多い方がいい。本日のお食事についてのコメントの量は元に戻してほしいなと珍しくアンケートに書いて帰りました。ぜひご検討のほど。

さて、最後に倉敷国際ホテル宿泊の総括。
今回の休館理由について、ホテルお知らせには「設備のリノベーション工事」、沿革には「長寿命化工事を実施」とありました。が、一体どこがどのように変わったのかちょっとよく分からなかった(笑)。僕が唯一「これかな?」と気付いたのは、ベッドサイドにUSBコネクタを見つけたこと。たぶん前はなかったと思うので、もしかしたらベッド周りの設備は実は新設備なのかも?と思いましたが、確信はありません。
僕、このホテル、宿泊料金の割に雰囲気があって好きなんですが、ファンからするとどのへんがどのようにリニューアルされたかについても教えてほしいなーと思います。後日いろいろ情報が出てくるかもしれないので(施工した藤木工務店とか)、今後を楽しみに待ちたいと思います。


【次回宿泊に向けて】
・次は夕食、パンにしようかなあ。
・下剤はたくさんの水と一緒に飲むこと!

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倉敷国際ホテル

【データ】
訪問年月日 2017年8月忘日から1泊
宿泊プラン 倉敷中央病院人間ドック
      (14時チェックイン、ドックの時間に合わせてチェックアウト)
部屋タイプ 本館ダブルルーム(禁煙:18.8m² )
料   金 税込 71,280円(通常料金。実際には福利厚生なのでもっとお安く受けられてます)
宿 H P 


【宿泊記録】

さて、倉敷ステーションホテルでの興味深い一夜が明け、いよいよ人間ドックです。
ドックといえば、最初は脳ドックというやつを受けに行ったのですが、たしか開始時間が遅かったため、絶食でおなかが空きすぎて気持ち悪くなった経験がありました(これは倉敷中央病院での人間ドックではありません)。そんな苦い経験から前日からの絶食状態であまり移動などしないようにしよう、ということから前泊を実施しているのであります。

前日は21時以降絶食で当日はたしか10時に集合。検査場所の倉敷中央病院 総合保健管理センターまで徒歩で向かいます。着いたらすぐに4階へ。そこから先はもう病院の方にすべてお任せです。

人間ドックには日帰りコースと1泊2日コースがあるのですが、まず1泊コースの扱いの違いが分かるのが、最初の着替えの時です。
まず受付の時に着替えを渡され、更衣室を案内されるのですが、教えられたロッカーが周りのものと比べてなんだかデカイ。そして受け取ったばかりの館内着(と呼ばせていただきます)も他の人と色も素材も違う。なんでこんなに扱いが違うんだろう…そう思ってのちほどあらためてホームページを見てみたところ、値段に驚愕。そりゃ扱い違うわ…と納得したのでした。ちなみに昼休みの話ですが、宿泊コースの人の専用ラウンジみたいなのも使えます。すごいです。

午前中の検査のハイライトはなんといってもバリウム飲むやつです。これが終わればようやく昼ごはんが食べられる!去年が初めてで今年2回目なので今年こそはちょっと慣れた感じで受けてやるぜ!と勢い込んで飲み始めたところ、最初は一口だけだったらしく怒られました。そういえばそうだった。人間の記憶などあいまいなものであります。
ま、なにはともあれ、終わればお昼ごはんです。受付で1階のレストランを案内されるので、汚職事件、じゃなかったお食事券を持って向かいます。

レストランは「ル・リエール」といって、人間ドックの受診者でとっても賑わっています。案内されたテーブルに適当に座ると、「こちらの席の方が冷房が当たりすぎなくて寒くないですよ」と親切にお声かけくださいました。お昼ごはんはお品書きがないので詳しく再現できないのですが、麺に海藻が練りこまれてとろろ昆布も入っている体に良さそうなうどん定食、600キロカロリーだそうです。小鉢とかもあって普通においしいし、なかなかボリュームもあるお食事です。

食事が終わるとお昼からのドックスケジュール開始までお昼休み。
そうそう、バリウムを飲んだ後は下剤を渡されるので、忘れずにこれを飲まないといけません。去年は初めてだったしコワゴワだったのですが、今年はよく下剤が効いてよかったです。おそらくポイントは言われた時間帯に水をよく飲むことだと思いました。出ないのが一番コワイですからね。水は待合の無料自販機で出ますので最悪そこで調達可能です。もし不安なら持っていくのもアリですね。

昼休みはせっかくなので宿泊コースの人専用というラウンジに行ってみました。
応接室のようなスペースを開放してくださっているようで、インターネットがつつけるコーナーと応接セットの構成。新聞各紙と雑誌が揃っているのでなかなか良かったです。翌日も使わせてもらいました。


午後からのスケジュールは健康相談みたいなのがメインで軽め。今年は2回目だったからかとりわけ軽く感じられ、相当早く終わったような気がしました。
さあ、いよいよ宿泊場所に移動です。その宿泊場所がなんと…倉敷国際ホテルなのです。
そして移動は徒歩、ではなく、タクシーです!いやあ、至れり尽くせり。

いよいよホテルに到着しましたが、おそらくまだチェックイン可能な時間前。一応フロントに来てはみたものの、たぶんちょっと待たされるんだろうな…と思ったら「もうお部屋の準備もできてますので」と入れてもらえることに。本館2階のダブルルームを使わせてもらいます。

この倉敷国際ホテル、泊まるのは昨年の人間ドック以来2回目で、歴史ある古いホテルなんですけどなんだかいい感じのホテルなんですよねえ。ロビーが吹き抜けになっていて、そこに元々から設置されている棟方志功の大版画が飾ってあるんですよ。2階の廊下からもバッチリ見えるというか、ものすごく間近で見えるんですけど、この吹き抜けの空間はどこのホテルとも違うちょっとした異空間に思えます。いつか夜中に2階の廊下からこの壁画としばらく向き合うような時間を過ごしてみたいなあと思っているものの、なかなか実行に移せてません。今回もやりませんでした。でも、いい時間だろうなあ。

チェックインしてしばらくは下剤の効果でトイレとお友達状態だったのですが、だいたい落ち着いたかなと思ったので出かけました。せっかく美観地区の入口にあるホテルだし、10年ぶりに大原美術館でも行ってみるかなーと。フロントで大原美術館の前売り券を100円引きで扱っているのでそれを買ってのこのこ出かけていきました。夏休み期間だったからか、ド平日にもかかわらずわりと人がいるいる。学生も多かったです。
前に行った時も、やっぱり今回もそうだったんですが、僕は大原美術館に行ってたくさんの世界の名品を観ても一番すごいと思うのは児島虎次郎なんですよねえ。モノを集めた功績だけじゃなくて絵もすごいと思うんだけど。他の人はどう思うんだろう。ちょっと聞いてみたいです。


散策から帰ってくるとあと本日のお楽しみは夕食。夕食はホテル1階のレストラン「ウィステリア」にて。特に事前に時間を決めることもなく、ディナー時間帯の好きな時間に出かけていけばいいシステム。なんと普通にフルコースが出てくるのでひとりではちょっとさみしいかなとも思うのですが、本も持っていくし、席の配置にも気配りがあるのでさみしい思いはしなくて済みました。庭の方に向けた位置の席に案内してくれるので、周りのお客さんが視界に入らなくてよいのです。そしてお品書きは以下のとおり。言っておきますけど、これ人間ドックの食事ですからね(笑)。


<夕食お品書き>

十穀米と美膳軍鶏のスパイス焼き

チョップドサラダ風

本日のスープ(野菜のクリームスープ)

スズキのポワレ お抹茶風味のソース

国産牛ロースの焼きしゃぶ 旬の野菜添え

甘酒のブランマンジェ

ホテルメイドロールパン 又は ライス

コーヒー・紅茶 又は オレンジジュース

飲み物1杯無料
(オレンジジュース・グレープフルーツジュース・ウーロン茶・グラスビール・グラスワイン(赤・白)の中からひとつ)


焼きしゃぶは肉が結構分厚くて、1枚でしたけど食べごたえがありました。そしてデザートの甘酒のブランマンジェは絶品!飲み物は悩むところなんですが、選択肢の中に入ってしまっているとどうしてもグラスビールを頼んじゃうんですよねえ…困ったもんです。でも、選べるんだから病院公認ってことですよね?(笑)

そんな調子で人間ドック宿泊コースの夜も更けていきます。ちなみに客室もwifi飛んでますがそんなに強くないかもしれません。あしからず。

翌朝はまた絶食で、しかも7時半出発なのであまりホテルの滞在時間は長くないですが、それでもいい滞在ができると思います。これで朝食もついてたら最高だと思いますけど、それだともう人間ドックじゃないですからね。


さて、ホテルの総括。
倉敷という街は岡山県の中では圧倒的に観光資源のある街なのですが、残念なのは宿泊機能が貧弱だということです。旅館は結構名の通ったところがありますけど、そういうところは一般の観光客は泊まらないし、ビジネスホテルは総じて古い(元々あった建物に入居するパターンもある)。だからせっかく観光客が来てもやっぱり日帰りで帰っちゃう。倉敷は行ったけど、泊まるのは岡山の駅前とか。下手すると広島まで行かれたり、大阪まで行かれたりとか。
そんな状況下、倉敷国際ホテルは古さ、歴史をうまく生かしているホテルのように思えました。しかもホテルという旅館に比べて食事の自由度が高い業態が立地にもマッチしている。大原美術館も近くにあるし、ホテル内にも棟方志功の大作を抱えるなんて、イメージとしてもとてもいい。接客だって地方のホテルにしては全然いい。意外にこれだけ武器をもつ宿ってのはなかなかないんじゃないかなと思いました。

これからも人間ドックはぜひ宿泊コースでお世話になりたいホテルです。


ちなみに、2日目のお昼のお品書きを以下に。倉敷中央病院ともただコラボしてるわけじゃなくて、ホテルの役員の中に院長が入ってたりするんですね。客室にあった沿革で初めて知りました。

<2日目お昼のお品書き ル・リエールにて>

もちきびご飯(男性170g・女性130g)

さごし西京漬け
(ふくさ焼き、ミズのピーナッツ和え、南瓜サラダ、京芋、おたふく豆)
カツオのたたき

九穀ビーンズとオクラの和え物

五穀饅頭の銀あんかけ

水菜と刺身こんにゃくのサラダ

炊き合わせ
(大根、鶏つみれ、椎茸、アスパラガス)

みそ汁(豆乳味噌仕立て)

デザート(杏仁豆腐ヨーグルトかけ)


ボリュームあったわー(笑)。


【次回宿泊に向けて】

・いつか朝ごはんを食べたい(笑)。

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