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いい宿求めてウロウロします。してます。

マンダリンオリエンタル東京

【データ】
訪問年月日 2014年12月忘日から1泊
宿泊プラン 一休のプラン
      (【ダイヤモンド会員から支持されるホテル】絶景!東京スカイツリー側にアップグレード&選べる朝食)(16時チェックイン、11時チェックアウト)
部屋タイプ デラックス プレミア キング(ダブル)
料   金 大人2名で50,850円
      (プラン税込・サービス料込52,500円+宿泊税400円-ポイント利用2,050円分)
宿 H P 


【宿泊記録】

妻の誕生日&クリスマス、今年はどこでお祝いしようかなあと検討したのでした。ここ最近はずっとグランドハイアット。グランドハイアットはとってもいいのだけれど、そろそろ違うところに行くのもいいなあ。じゃあ…


マンダリンオリエンタル!!


もうなんか響きがいいですよね。6つ星ですよ、6つ星。ミシュランだって3つ星なのに(違うか)。立地も六本木じゃなくて、東京駅でもなくて、日本橋。ひと味ちがう感じがする。そんな頭になってしまっている(笑)。これこそが「あこがれ」というものでしょう。ということで、元々いつか泊まってみたかったマンダリンオリエンタルに予約を入れたのでありました。


予約は一休.comから。ネット予約って、あらためて考えるとすごいですよね。ほんとに不特定多数の人が声を聞かせることすらなくどんどん予約入れられるんですもんね。いまだにチラッと思う時がありますけれど、あの超高級外資系ホテルとこんな一般ピーポーが直で(今回は一休経由だけど)つながれるというのは不思議なものです。

さて、今回のプランは上のデータ記載のとおりですが、別に僕は一休のダイヤモンド会員ではありません。ただ単にプラン名が「ダイヤモンド会員から支持されるホテル」となっているだけです。このダイヤモンド会員という修飾語は僕にかかっているのではなく、マンダリンオリエンタルにかかっているのです。ちなみに、このダイヤモンド会員とか言ってるものは、一休.comの一休プレミアサービスの一環で、直近6ヶ月の利用金額に応じて会員にグレードを付けているものです。ダイヤモンド会員は直近6ヶ月で累計30万円以上の利用金額があれば格付けされます。すごいですよね。あと、ダイヤモンド会員様限定特典というものもあるそうで、「ダイヤモンド会員様は、提携の【プレミアホテル・旅館】を前日までにご予約 いただくと、嬉しい特典やサービスをお楽しみいただけます。」ということになっております。マンダリンオリエンタルだとどうなるかは、ダイヤモンド会員にならないと見られないみたいなんですが、たとえば東京ステーションホテルだと、

<ダイヤモンド会員様限定特典>
1.お部屋の無料アップグレード (チェックイン時の空き状況により ※アップグレード先は、ご予約のワンランクの上のお部屋タイプのみとなります。※スイートルームは対象外)
2.レイトチェックアウト1時間 ※最大13時まで (チェックイン時の空き状況により)
3.ウェルカムスイーツ (1室につき1つ/連泊の場合は、初日のみのご用意となります)
4.ビデオ・オン・デマンド利用料無料
5.フィットネス&温浴施設無料 (毎月第3日曜日、及び年末年始は休館させていただいております。/ご利用は16歳以上とさせていただきます。)
6.ブルガリバスアメニティ (1室につき1セット/連泊の場合は、初日のみのご用意となります)

とこんな感じ。ものすげえ特典が付いております。あー、マンダリンオリエンタルの会員特典見たいなあ。じゃあ、30万円分予約するか!…なんてことにはならない。

ああ、話が逸れました。今回のプランを予約して気になったのが1点。チェックイン・チェックアウト時間です。

「こちらのプランはチェックイン16時、チェックアウト11時となっております。」

ん?なんか滞在時間短いな。と正直思いました。普通だともう1時間ずつ早い&遅いじゃないのかな。これで5万強。はたして泊まった後、安かったと思うのか、高かったと思うのか。お手並み拝見!という気分で当日を楽しみにしたのでありました。


さて、当日。あ、妻の誕生日&クリスマスと上で書いたのですが、ドンピシャのその日は(値段的に)泊まれるはずないので、クリスマス前の平日です。妻と三越前駅で待ち合わせてホテルへ。三越前駅から地下直結とありますが、まずは三井タワーに入って、タワー1階がエントランスになっております。そこからエレベーターで38階がフロントです。
1階エントランスから入るとまさにオリエンタルな雰囲気のおねーさんが声をかけてくださいます。ニコニコと微笑みは絶えず、無理した感じの会話もなくフロントまでご案内くださいました。フロントまで連れてきてもらったのって意外にも初めてで(他のところだと連絡のみだった)、最初からちょっと感激してしまいました。フロントはまた別のおねーさんがご案内。おねーさんの後ろに広がる絶景はものすごく、これまた自分の後ろを振り返っても絶景。日本橋の38階ってこんなに景色いいんですね。チェックインの手続きも滞りなく済み、部屋まで案内いただきます。

客室へは1階からフロントまで上がってきたエレベーターとは別のエレベーターがあり、カードキーを通すと動かせます。本日のお部屋は33階のデラックス プレミア キング (50平米)。ロビーラウンジから少し下がるわけですが、それでもこの眺望はものすごい。特にプラン名にも入っている東京スカイツリーは、ほんとにこの方面で唯一天に向かってそびえ立っています。窓が大きいのもいいです。この一面すべてガラス張り。下を見るとクラクラするくらいです。こういう窓が大きい部屋いいんですよねー。やっぱ結構記憶に残るものです。昔、大学の下宿を探しに来たときに泊まらせてもらった浅草ビューホテルの高層階もものすごい高さだった記憶があります。たぶん、マンダリンオリエンタルよりは低かったと思いますけど、それくらい窓の大きい部屋からの眺望は印象深いものです。ちなみに、もっとよく見てみたい方は双眼鏡があるのでお好みで。アサヒビール本社の金色のオブジェは先に双眼鏡で見ないと確信が持てないと思います。

チェックインして部屋に入ったのは、16時すぎ。まだ夕食には時間があるので部屋の中を探索します。ふむふむ、バスタブと洗面スペースの間には仕切りがなく、トイレにもドアがない(と思ったらあったらしい)。でも、ブラインドは下ろせるし、水回り(?)スペースと居室スペースの間は仕切れます。引き出しもすべて開けてみました(笑)。実は楽しみにしている館内案内ですが、簡単なものだけというか特になかったというか。ルームサービスのメニューは大部なものがあり、スパのメニューも置いてありました。ルームサービスも楽でいいなあと思うのですが、さすがに手が出ないお値段。これは別にマンダリンオリエンタルだからというよりも、都心価格なんですね。椿山荘でもたしか似たようなもんでした。これと比べれば箱根のハイアットはリーズナブルに見えました。wifiが使えるというようなことが書いてあったので、試しに持ってきたiPadをつないでみようとすると、ログイン画面が現れます。部屋番号と名前(ローマ字表記)を入力すると、なんだかあと一歩で使えそうな画面になるのですが、なんかお金かかりそうな感じだったのでやめました。もしかすると無料で使える方法があったり、そういうプランだったのかもしれませんが、特に執着なかったので聞いてません。

さあ、夕食はどうしましょうか。それはもちろんホテルの中で…となれば楽だしかっこいいのですが、まあ近くにコレドとかYUITOとかいろいろあるのでそのへんにしようということで、チェックイン前にコレド室町地下1階の日本橋案内所でかき集めてきたパンフレットで比較検討します。そこで浮上したのがコレド室町1の「和牛一頭焼肉 盛岡手打冷麺 房家」です。時間はまだ17時すぎ。予約なくてもなんとかなるでしょ!と突撃訪問です。

房家に入店。ほんとは予約でいっぱいらしいのですが、19時までなら大丈夫ですとまだまだガラガラの店内にご案内。食べ放題でも時間が持たないくらいの胃袋の我々には1時間半なんて多すぎるくらいです。珍しく少々お酒も入れつつおいしいお肉をいただきました。いやー、この焼肉はウマイ。だいたい我々はタンとカルビにごはんがあればいいという超シンプル焼肉なので、もうそればっかりです。最後は店名にも入っている冷麺までいただき、もうおなかいっぱい。「たらふくおいしい肉食べた!」と自信を持って言い切れるくらいの充実したディナーでした。

そのあとは、コレド室町の本屋をウロウロしてホテルに戻ります。三井タワー1階にはホテルショップもあって、チラッと覗いたのですがお洒落すぎて特に買うようなものはありませんでした(笑)。部屋に戻ってお風呂、テレビ鑑賞などして就寝。あ、せっかくの機会なので靴磨きに出してみました。パススルークローゼットといって、靴をクローゼットの中のあるところに入れて、室内のボタンによる表示さえしておけば寝ている間にジョンロブ式のシューシャインが行われるというオシャレな仕組みです。ほんとにやってくれるのかなあ…朝が楽しみです。



そして、翌朝。ちょっと遅めに起きたので日の出というほどのものは観られませんでしたが、この日も天気がよかったのでまたしても絶景を堪能しました。おそるおそるパススルークローゼットの中を覗いてみると…ん、靴がある。なんかあんま変わってない??と思ったものの、昨日はなかった布らしき繊維が少しだけ残っているのでおそらくシャインされたものと推測します。なんだかんだでたまにはよく磨いていて、毎日ブラシをかけている僕の靴はもともとキレイだったようです。そんなに見違えるほどという感じではありませんでした。

さーて、それではお待ちかねの朝食です。ホテル泊まりはもう朝食が楽しみ。だったらもう朝食だけ食べに行くというのもありだよな、と最近本気で思い始めたくらいです。プラン的にはケシキでのブッフェ形式の朝食か、オリエンタルラウンジでのセットメニューかが選べるのですが、ここはやはり選べる楽しみがあるブッフェを満場一致で選択しました。

ケシキに行くと温かいお出迎え。そんなに混んでなかったのか、ちょっとゆっくりめだったからか、窓際の景色がよく見えるテーブルに案内してもらいました。スタッフさんからメニューの説明があり、選べるものは選んでいきます。というか、卵料理の調理方法の相談です。目玉焼き、スクランブル、ポーチ、ボイル、オムレツが選べて、この日はこれらに加えてズワイガニの身をソースに使ったエッグベネディクトも選べました。せっかくなので僕はエッグベネディクト初体験、妻はトロトロ卵がダメなので目玉焼きの両面焼きをオーダーしました。では、待っている間にビュッフェをひとめぐり!

結論から申し上げて、今まで行った中でも相当レベルの高い朝ごはんでした。パンの種類が多かったのが良かったですね。10種類以上はあったと思います。洋食派には大満足ではないでしょうか。エッグベネディクトはおいしかった!切り分け方と切り分け技術がイマイチだったため、4等分して4口で食べるという蛮行におよんでしまいましたがまあいいでしょう。キッシュもあったし。いや、僕はキッシュがあればだいぶ満足ということなので個人差はあると思います(笑)。

ちなみに、僕のビュッフェ形式での振る舞い方のお手本はすべて、ほぼ日刊イトイ新聞にて連載のサカキシンイチロウ氏の「おいしい店とのつきあい方。サカキシンイチロウの秘密のノート。」なのですが、この連載にあるようなサービスがいつもいつも受けられるものではないということもうすうす分かってきました。が、マンダリンオリエンタルではそのとおりになる。ナプキンを席にくしゃくしゃっとして置いてまた取りに行っても、帰ってきたらたたんで置いてある。うわあ、サカキさんの言うとおりだあとこれまた感激。このあたりの詳細は、「朝食のバフェ 朝ごはんその4」とか「ナプキンの意味」をご参照ください。

で、内容の充実はもう言わずもがななのですが、一番印象に残ったのはスタッフの方のお客さんへの接し方でした。どこがどんなふうに??


楽しそうなんですねー、実に。


ホテルや宿に行けば、普通は何かやってもらって当たり前です。客の側はそれだけのお金を払っているわけだし、宿のほうもそれが仕事の大部分を占めるわけです。この関係普通です。たまにお互いに度を超えて要求したりされたりということもありますが、図式的に変わることはほとんどないはず。でも、「当たり前だからやってもらってる」「仕事だからやってあげてる」だけの関係ってなんか味気ない。ほんとは「ここに来たくて泊まってる」し、「このお客さんをもてなしてあげたいからやってる」というのが理想。特に、客側がおもてなしに慣れてないような場合は、宿側がテンションを上げて(ノリがいいということではなく、能動的にサポートする感じ)近すぎず接してくれるのはとてもうれしい。やらせてる感があると申し訳なく感じるけれど、楽しんでる感があると客側もうれしくなっちゃう。そんな感じの得難い距離感がマンダリンオリエンタルにはありました。

またいつか絶対行きたい。意外にこう強く思ったホテルってないよなあ、と今さらながら気付いた滞在後なのでした。



【次回に向けて】

・ウェルカムドリンク飲むの忘れた。
・バスソルト入れるの忘れた。
・今度はフィットネスにも行ってみたい。

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