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いい宿求めてウロウロします。してます。

陶泉御所坊

【データ】
訪問年月日 2014年10月忘日(日帰り入浴)
料   金 大人1名で2,000円ちょい(税込・貸しバスタオル込み)
宿 H P 


【訪問記録】

ANAクラウンプラザホテル神戸に泊まった翌日は有馬温泉日帰り湯。誰かが言った「有馬でいいのはお湯だけだから日帰りで十分」が果たして証明されてしまうのか?

それにしても、有馬って近い。芦屋の美術館に行ってから帰ってきたので、三宮からのルートになるが、ほんとに30分くらいで着いてしまう。市営地下鉄に乗っていたかと思ったら、ホームをほとんど動くこともなくいつの間にか神戸電鉄という私鉄に乗っていて、そうこうしていたら支線に入って立派な温泉街の入り口っぽい駅、有馬温泉駅に着いてしまったのでした。なんとなくですけど、鞍馬口っぽい感じでよけいに山奥に来た気がするのに住所は神戸市内、という。ちなみにまったく意識していなかったのですが、紅葉の時期でした。そういえばだから京都はいっぱいだったんだ、とそんなことすら忘れてしまう有馬到着なのでした。

有馬温泉に行くことがあったら絶対、御所坊!と決めていたので迷うことなく御所坊に向かって歩き出します。HPには「有馬温泉駅から当坊までご一報頂ければ、送迎にあがります。(078-904-0551 御所坊)」と書いてくださっているのですが、さすがに日帰り入浴でそこまでする勇気は僕にはありませんでした。日帰りでも来てくれるのかな。。


御所坊HPにも記載してあるとおりの道順で5分ほど歩くとあっけなく到着。昔ながらの温泉地といったイメージそのままにずーっと上り坂ですが、5分くらいならちょろいもんです。途中に将棋のタイトル戦会場として有名なお宿、中の坊瑞苑があったりしてテンションが上がります。羽生さんもここに泊まったんだなあ…思わず外観写真をパチリ。御所坊の写真はなぜか撮るのを忘れました。

いざ御所坊に着いてみると、お、なんか高級車が横付けされている。宿の人が丁寧に対応中ですが、対応中なので声をかけるのがはばかられます。若干引き返して時間をつぶして再チャレンジ。すいません…こちらは御所坊さんで…??

「日帰りやってますか?」と聞いてお宿の方が若干戸惑われたのは、食事もついた日帰りプランというのがあるからなんだろうな、とあとで気付きました。無事に御所坊で日帰り入浴ができることになり、内心ハッピーです。宿の方はとっても丁寧に対応してくださり、日帰り客なのにすごいなあと思いました。料金は先払い。貸しバスタオル付けるとプラス何百円、ということでしたが、なんとなくつけてしまいました。しめて2000円強。まあまあお値段しますね。仲居さんに案内されて浴場へ。途中の廊下を通るだけでもいい宿なんだろうなあという雰囲気がぷんぷんします。そして浴場。いざ有馬の金泉を体感です。


意外とこぢんまりした脱衣場からお風呂場に入ると、金泉…じゃなかった。内湯は普通のお風呂です。温泉であるかすら確認してません。すいません(笑)。先客は1名。でもずっと丁寧に体を洗われていたので、内湯の湯船は僕の貸切でした。ひととおり温まってからいよいよ露天風呂です。

内湯からつながっている水路のような道にはすでに茶褐色の金泉が。浅いところからだんだん深くなっていきます。お湯の温度は思ったよりぬるめ。先客は1名。露天の先の方にある半混浴スペースで奥様らしき方と垣根越しの会話を楽しまれておりました。加わるのもアレなので入り口近くに腰を下ろし、肩まで浸かります。目線の先には有馬の山。ところどころに真っ赤な紅葉が。そうだ、秋だなあ。そういえば、平日にもかかわらず結構な人出でした。老若ニャン女、違った、男女。団体のお客さんも多いんですよね。泊まりなのかなあ、お大尽だなあ。

先客のご夫婦はほどなくして出ていかれて、またしても僕の貸切状態。そーっと、半混浴スペースのあたりまで行って垣根の向こうをチラ見してみましたが女湯には誰もいません。がっかりするやらほっとするやら。お湯は口に含んでみると、いやあこれはしょっぱい。海水の2倍しょっぱいと脱衣場のところに書いてありました。温泉の成分的なものにはあまり興味ないのですが、これは「有馬、入ってきたよ!」と自慢できる泉質ですよね。派手なお湯です。岩も温泉成分で一面茶褐色。タオルも茶色いタオルなのかと思ったら、お湯の色なんですね、たぶん。先客の方がおっしゃってましたが、ものすごくポカポカします。冬近い日帰り入浴で気を付けないといけないのはなんといっても湯冷めですが、このお湯なら当分は大丈夫そうだなと思いましたし、実際そうでした。


ひとつだけ残念だったのは脱衣場のドライヤー。これは替えようよ、いつまで経っても髪が乾かないですよ(笑)。と、逆に言えばそこぐらいでした。なんかもっと敷居の高いところかと思っていたのですが、帰りまで丁寧に対応してくださって。「有馬でいいのはお湯だけ」というのはどうかなといい意味の疑問符がついた気がします。僕の愛読書に載っていたのは御所坊じゃなくて系列の高級ライン(?)「御所別墅(ごしょべっしょ)」のほうで、たしか6万とか書いてあったのですが、御所坊は2万円台からあるっぽいです。3万はくだらないのかと思っていたので、そこは自力で調べてみるもんだと思ったのでした。



【次回宿泊に向けて】

・「泊まりはナシ」と思っていたが、御所坊なら泊まりもいいかも。
・食事つきの日帰りプランもいいなと思った。
・次は市営の協同浴場に行ってみて値段の差があるか感じてみたい。

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