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ベッセルホテルカンパーナ京都五条

【データ】
訪問年月日 2018年4月忘日から1泊
宿泊プラン ダイナミックJTB京都奈良JR2名(14時チェックイン、11時チェックアウト)
部屋タイプ ツイン(バス・トイレ付禁煙)
料   金 37,200円(税込・往復JR込み)
宿 H P 


【宿泊記録】

糸井重里氏の「ほぼ日」のゆるーいファンであるワタクシ。先日糸井さんの愛犬ブイヨンが永眠との報に触れ、犬が好きな妻と少々しんみりしていたところ、写真展のようなものを開催するというニュースが飛び込んできました。

東京は先日行ったので無理だねえ、と言っていると、なんと京都でも開催とのこと。京都ならなんとか行けるかなあ。安めに行けるんなら行こうか、と探してみたところ、往復の実費くらいで行けそうなのが見つかり、慌ててJTBで予約。なんとか行けることになったのでした。

旅行に出かけるときはまずネット予約から考えます。特に1泊とかならまずそうします。できれば往復交通付きプラン。最近は「トラベルコ」でまず相場を確認してから手掛かりにすることが多いです。ただ、今回は直前だったためか、トラベルコであまりヒットせず、近畿日本ツーリストやJTBのサイトを回ってようやくプランを見つけたのでした。

今回探していて少し勉強になったのは、西の方から出発する場合、京都の宿に泊まる場合でも新幹線が新大阪止まりのプランが往々にしてよくあるということ。「おっ、安い!」と途中まで予約を進めていくと、なぜか新幹線が新大阪までになっている(笑)。一応妻に聞くと、「京都まで直で行くのがいい」とのこと。そりゃそうですよね(笑)。なので、そこのところには以後よーく気を付けて探したのでした。なんでも、京都・奈良プランだとちゃんと京都まで行くらしいです。

最初見つけたプランは京都のアルモントホテルに宿泊するプランでした。
アルモントホテルって実は今まで知らなかったんですが、法華クラブグループのホテルなんですねえ。アルモントホテル京都も新しそうだなと思って調べてみると、2012年12月にオープンしたとのこと。これが法華クラブの新ブランドらしく、まだ3つしかないみたいです(那覇と仙台。アルモントイン湘南藤沢は同じなのか不明)。
おおー、よさそうじゃん!と思って早速ネット予約!…できるはずが、なんとネット予約できる時間を2時間ほど超過していたようで…。なので、仕方なく近所のJTBリアル店舗にお邪魔したのでした。

リアルJTBでアルモントホテルの空きを確認すると、なんと「なし」。うーん、あきらめようかなあと思っていたのですが、対応してくれた方が思いがけずベテランの方で、代わりにおすすめしてくださったのが、


ベッセルホテルカンパーナ京都五条


でした。

最初に聞いたときは、「ええー、ベッセルかあ…(失礼)」という感じだったのですが、結構新しいというし、JTBのおねーさまも帰り際に「カンパーナは結構いいと思いますよ。実は私も今度行く時用に押さえてあるんです。」と言ってくださいまして。こういうコメントってちょっとうれしいですよね。そんで、帰ってから自分でも少し調べてみたわけです。
すると、「ベッセルホテルカンパーナ」はベッセルグループのホテルの中で最上位ブランドなんだそうで、今のところ京都と沖縄だけ。大浴場もあるということでなかなか期待できそうじゃないですか。五条という立地はまあ微妙といえば微妙ですが、地下鉄五条駅から徒歩1分は好条件。やっぱりビジネスホテルは立地がよくないと、ね。
そう考えると、昔からのビジネスホテルグループの最新ブランドホテル。これはそもそも検討していたアルモントホテルとだいたい同じ位置づけのホテルということになりますね。JTBのおねーさん、さすがのご案内でした。アルモントより駅から近いしね。


そんなこんなで、旅行当日。
京都は昔少々暮らしていたことがあるので駅の中が分からないということはありません。地下鉄乗り換えを目指して烏丸線で1駅目。五条駅に到着。3番出口というのをあらかじめ把握しておく必要はありますが、そこから徒歩1分というのは嘘ではありませんでした。間にセブンイレブンもあるし、とっても立地がよい。まだチェックイン時間前なので荷物だけ預かってもらってすぐ街に繰り出しました。中も外もまだ新しく、さすが2015年9月オープンのお宿。内装の品もよく、和の感じがいい感じ。結婚式の翌日の親族一同、といった雰囲気の御一行様がチェックアウト後の時間を過ごしていらっしゃいましたが、そういう用途でも全然合うそんな「ちょっといい」雰囲気のパブリックスペースでした。

結局、ホテルからいくつかの目的地を経由しながら四条河原町まで徒歩で行けました。「D&DEPARTMENT KYOTO」目当てで行った仏光寺がとってもいい雰囲気で、もっと長居してもよかったなあ。
今回のお目当て「ブイヨンからのおれい」展は四条河原町交差点からほど近い壽ビルデイングにて。ちょっと会場狭すぎて(というか人が多すぎて)あんまりよく観られませんでしたが、逆にじっくり観てると泣きそうなので「ちょうどよかったね」というのが感想です。

その他は漢字ミュージアムを観て、祇園でおいしいだし巻き卵を食して、四条のジュンク堂に行ってホテルに帰りました。暑かったし、妻も少し体調がよくなかったので、早めにホテルに帰ってのんびりすることにしました。


ホテルに戻って早速チェックイン。アメニティのうち女性用のものはエレベーター脇に別途用意してあるタイプでした。好きなものを好きなだけ、ですね。
客室階の廊下は少々照度を落とした落ち着いた雰囲気。カードキーは2枚渡されて、ドアにかざすタイプです。1枚は入ってすぐの照明スイッチとして使用します。HPに「靴を脱いで過ごせる客室」とありますが、小上がりになっているわけではありません。靴を脱いで「も」過ごせる客室、という感じです。
事前情報では特段注目してもいなかったんですが、無料レンタルスマートフォン「handy」というやつはなかなか重宝しました。持って外出してもいいらしいので、次に泊まることがあればぜひそうしてみたい。部屋の中で使うだけでも通信量を気にしなくていいのは相当ありがたいと思いました。なんせ、最近ピタットプランにしてしまったもので…(笑)。

そうそう!大浴場!です!
これね、風呂だけに関していえば相当レベル高いと思います。だいぶ湯船が広いと思うなあ。僕は事前に期待していた2倍くらいありました。さすがに日曜泊まりだったのでそんなにお客さんも多くなく(外国人客は多かったのですが大浴場には来なかったんだと思う)、一時的に独り占めの時間もあって満足しました。ドライヤーはもう少し風量のあるものをお願いします。ドライヤーだけなんか古かった。

ただ、これは個人的な好みだとおもうのですが、大浴場が2階というのはちょっとイヤでした。なにがイヤって、湯上りにチェックイン客とエレベーターで一緒になるってこと。まあこれはホテルのお言葉に甘えて館内着に着替えてしまった自分が悪いのですが、ちょっと恥ずかしい。しかも、ちょうど大量の外国人客のチェックイン時間にバッティングしてしまったようで、来るエレベーターがすべて満員の憂き目に。エレベーターもちょっと少ないというのと、2台満員なのに1台動いてなかったりしてシステム制御がイマイチに感じました。この辺りは従業員さんが悪い訳じゃないですけどね。

部屋で妻がプロ野球情報をチェックしながらのんびりしている間に、僕はロビーラウンジに降りて新聞を熟読。普通の新聞は京都新聞と日経新聞しかなかったですが、まあビジネスホテルで2紙読めれば十分でしょう。コーヒーやソフトドリンクが無料でいただけるので何杯かいただきました。途中でなくなったりしてたのでなかなか補充にも手がかかるんだなあと思いながらお仕事ぶりを拝見してました。
ちなみにラウンジの場所はそのまま朝食会場になります。今回は朝食はいただけなかったのですが、バイキングもなかなか高レベルっぽいので次回はいただいてみたい。朝食時にはきちんと仕切りが閉じてありましたね。埃飛ぶのイヤですもんね。よくできてるなあ。


夕飯はなんでもよかったんですが、また繁華街まで出るのも面倒だったので近くにあった和食ファミレス「さと」にてしゃぶしゃぶの食べ放題コースを。まったく京都っぽくないけどこういうのもありでしょう(笑)。翌朝は部屋の風呂でお茶をにごして早めにチェックアウトしました。朝食は駅前の小川珈琲の支店にて。法華倶楽部の1階だったので、後から考えればなかなかの因縁でした。

さて、総括。
各ビジネスホテルの上級ブランドというのがどんどん出てきてますね。各社とりあえず武器は出揃った感があり、戦国時代でいうところのとりあえず全陣容で鉄砲は持ちました、といった感じです。持ってる武器がほぼ同じなら後は何で勝負する?今回泊まったカンパーナの武器はなんといっても立地。五条は地味ではありますが、駅までも四条までも一応徒歩圏内。これは結構いいですよ。京都のことをよく知ってる人にとってはより魅力的な立地です。初めての人はそりゃ京都駅近くのほうがいいでしょうけどね。
京都なんていう街自体が力を秘めてるところのホテルは、「どこまで自前でやる必要があるのか」をよくよく見極めるのがいいと思いました。周囲をいかに味方につけるか。それをプランとして取り込むことで客の過ごし方の幅が広がる。それが関わる人全部の満足度につながっていきます。
ビジネスホテルだからってビジネスライクっていうわけじゃない。信用が大事だと糸井重里氏も言ってます。一時的でない信用をいかに勝ち取って維持していくか、ビジネスホテルにおいても大事にしてほしいし、そういうホテルに出会いたいなと客として強く願うところです。


【次回宿泊に向けて】

・お風呂には私服で行こう。もしくは風呂上りにいったんロビーに行って、新聞かなんか読んでそれから上がろう。

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