忍者ブログ

いい宿求めてウロウロします。してます。

フォレスト・イン昭和館

【データ】
訪問年月日 2013年10月某日から1泊
宿泊プラン 一休【土日祝限定・ずわい蟹にローストビーフが食べ放題】マルシェバイキングディナー付宿泊プラン~THE満腹
      (15時チェックイン、12時チェックアウト)
部屋タイプ スタンダードツイン【禁煙ルーム】(ツイン)
料   金 大人2名で\21,560(440pt (即時利用))
宿HP

【宿泊記録】

暑さも和らいできた10月の下旬。11月に帰省を兼ねてベネッセハウスに行く予定にはしていますが、仕事も少し落ち着いてきたし、そろそろどっかに泊まりに行きたい。そう考えて宿探しを始めました。

しかしさすがの行楽シーズン。紅葉の期待できる山方面は無計画には行けないほどの宿泊相場となっている一方、首都圏近郊の海沿いエリアも便乗したのかなかなかのお値段。交通費を考えたら都心のホテルの方が割安なんじゃないかという感じです。一方で、11月に少し奮発するつもりなのでここで都内外資系ホテルに思い切るというのもなかなかしにくいところ。月曜は休暇にして日曜宿泊、1泊2食付いて1人1万ちょっとくらいまで、という厳しい条件で探すと、なんと一休.comで見つかりました。「フォレスト・イン昭和館」です。高級宿の多い一休では異色のリーズナブルさなのに、口コミ点数は4.57(当時)。謎の高レベル宿へ潜入です。

宿泊日は残念ながら大雨。まあ特にホテルでゴロゴロして食べてゴロゴロするだけなので特に気にすることもありません。最寄り駅からJRをいくつか経由して降り立ったのは昭島駅です。チェックインは15時ですが、ちょっと早めの到着は13時ごろ。まずは昭島駅北口に広がるショッピングモール、モリタウンで時間つぶしです。

駅からモリタウンまでは微妙に屋根が途切れていて傘が必要。ひとつだけ持った小さなボストンバッグがびしょぬれになりつつ、なんとか館内に入りました。まさに郊外のショッピングセンターといった感じで、雨なのに大賑わいです。
夜のバイキングを邪魔しない程度にお昼ごはんを食べなければ、ということで、フードコートへ。ちょうどお昼のピーク時だったのか、家族連れでごった返しています。子供の泣き叫ぶ声がものすごい。これまたたくさんの家族連れが空席を探してウロウロ。僕らもしばらくウロウロしましたが、2人ということもあり、隙を見てなんとか座れました。うーん、たまにくるフードコートは騒がしくても結構楽しいものです。僕はリンガーハットでちゃんぽんとチャーハン、妻はすき家でおろしポン酢牛丼かなにかを食べました。

そのあとは、本屋とイートイン可のパン屋で時間をつぶしてチェックイン時間を待ちます。フォレスト・イン昭和館は昭島駅北口とホテル間をシャトルバスで送迎しており、それ目当てです。実際乗ってみるとほんとにすぐ着くんですが、こんな大雨の日には助かりました。バス停はよく見ると表示が出ています。鯛焼き屋と銀座フランス屋の前あたりでした。銀座フランス屋は三笠会館が運営しているそうで、こっちで食べてもよかったなと思いました。次のお楽しみに。

さて、さすがの日曜泊ということで、シャトルバスに乗り込んだのは我々を含めて3人。昭島駅で降りてきた方は、みなさん引き出物らしき大きな紙袋持参でしたので、結婚式にご出席だったのでしょう。ホテルに着いてみると日がよかったのか、結婚式の予定がたくさん詰まっているようでした。

シャトルバスはホテル正面まで付けてくれ、入るとすぐ左手にフロントがあります。スムーズにチェックインの手続きを済ませると、自力でではなく、スタッフの方が荷物を持って部屋まで案内してくださいました。宿泊料金がお安いのでこういうご案内はないかと思ってました。ちょっと感激。

部屋は5階、スタンダードツインの禁煙ルームです。今あらためてHPを見て知りましたが、5~7階は禁煙フロアだそうです。実はエレベーターの中とかでうっすらタバコのにおいがしていて、どういう構造になっているのかなあと思っていたのですが、なんとなく謎が解けたような気分です。禁煙フロアはさすがまったくにおいなし。吸わない派は選べるなら禁煙ルームが無難ですよね。

部屋からは広大な森が望めます。ここはホテルだけでなく、ゴルフコースも抱えているため、こんな景色になっている模様。滞在中、自分の沿線の電車遅延を知らせるメールを受信したのですが、なんとなく遠く離れた地の話のような気がしました。そのくらい都内という感じのしない宿です。
同じく、ガーデンチャペルも部屋から見えました。階下の控え室と思われる部屋にも人の姿が見えたので、一日中結婚式が詰まっていた日だと思われます。

チェックインして30分ほどゴロゴロした後、まずは大浴場へ向かいました。大浴場は1階のエレベーター脇から行けます。いわゆるスパは8階にもあるようですが、今回は利用なし。普通の大浴場利用です。
フォレスト・イン昭和館では浴衣・スリッパでのウロウロ禁止なので、大浴場にもバスタオル持参でちゃんと服を着て行きます。これ、浴衣でウロウロしたい人もいるんでしょうけど、我々夫婦は浴衣がちょっと苦手なので特に問題なし。大浴場はちゃんと受付があって部屋番号を聞かれます。ちなみに、脱衣場に部屋の鍵などを預けるセキュリティボックスのようなものはなかったようでした。おそらくこの受付に預けるなどするのがいいと思います。僕はよく知らないまま脱衣場に入って「鍵を預けるところがない!」とちょっと焦りました。結局ずっと持ってましたけど(笑)。

大浴場はゴルフ客の人もいたのか(雨でも練習場があるようなので)、まあまあの賑わいでした。サウナもドライとミストの2種類があってそちらも大賑わい。洗い場のお湯はほっといても止まる設定になっているやつで、止まるまでの時間は短め。長くシャワーを浴びたい方はその点ご注意を。一方、サウナ人気で浴槽のほうはそれほど混雑なし。ゆったり浸かれました。

風呂上がりは2階脱衣場にリラックススペースがあって、テレビ等観られます。ちょうど競艇のドキュメントをやっていて、女子選手を支える旦那さんの話にしばし見入ってしまいました。自販機はあり。ビンの牛乳、コーヒー牛乳、フルーツ牛乳はありません。風呂から上がって受付のスペースにもちょっとしたソファとかがありますが、ちょっとそこでくつろぐにはハードルが高いです。妻とは事前に部屋で待つ旨打ち合わせて、僕は部屋に戻りました。

風呂から帰ったあとはまた部屋でゴロゴロです。なんとなくいつもは観ないテレビなどを観つつ、また無駄にたくさん持ってきた本などを読みつつ、ホテルの館内案内なども熟読しつつ過ごします。そういえば、と部屋の冷蔵庫を開けるとミニバーが設置。どうせ有料なんでしょとチラリと目をやると、なんと無料との文字が目に飛び込んできます。中身はミネラルウォーター、缶のウーロン茶、ビールはありました。もちろん、お茶とかコーヒーの用意はありましたけど、高級宿でもなく、そういうプランでもないのにミニバー無料というのはなかなかないことです。やるなあ、と思いました。


夕食はバイキングで、食事の開始時間は指定できます。僕らは18時半から。モリタウンのフードコートで食べ過ぎたかと思いましたが、おなかは元気そうでした。
実はバイキングの夕飯は初めてです。最近の我々夫婦のブームは、普通のコースは食べきれないので少な目コース、または、ルームサービスの単品組み合わせ。一方、朝はバイキング、あとは卵料理がつけばなんでも満足といった感じです。でも、フォレスト・イン昭和館の夕食バイキングはなかなか期待がもてそうなラインナップでしたし、よく考えれば好きなものを好きなだけ食べられるバイキング形式は、僕らのおなかキャパにとてもよく合っていると今さら気づきました。館内にはいくつかレストランがありますが、今回のプランはセントロというレストランにて。ローストビーフとズワイガニが食べ放題と書いてありましたが、はたしてどんなものが出てくることやら。

と、期待半分不安半分で臨んだ夕食ですが、結果的に大満足でした。
食べ放題扱いのローストビーフもズワイガニも結構な充実ぶり。よく行く飲み屋が半年ほどかけて開発し、「究極の」と銘打ったやつならよく食べているのですが、やはりレストラン品質。ちょっとかわいそうなくらいレベルが違いました。そしてズワイガニ。もっと身がやせ細ったものを想像していたら全然違った。うまくとれればテレビ映えしそうなくらい身がたっぷりでした。まあ、レストランでの食事ということで、そうはしたないマネはできず、食べ放題にはほど遠い取り組み姿勢であったことは否めませんが、最近はおなかキャパをよくオーバーして苦しむことが多かったのでこれはこれでよかったのではないでしょうか。その他のメニューはいかに記しておきます。月替わりでなにかしらのテーマがあるようです。我々が行った10月は九州がテーマでした。


<レストランセントロ マルシェバイキングメニュー>

魚介の特製マヨネーズ和え マンゴー風味
秋鮭とキノコの粒マスタードマリネ
秋野菜のキッシュ パプリカソース
ベビーホタテと里芋の明太子和え
鹿児島産ブリのお造り
白サバふぐのタタキ
揚げ豆腐つみれのなめ茸餡
九州産高菜と豚バラ肉の煮込み 
長崎名物ハトシ(海老すり身の揚げパン)
宮崎名物冷や汁
桜姫鶏の水炊き風鍋 特製ポン酢たれ(ディナーのみ)
モンゴイカと秋野菜の中国黒豆蒸し
舞茸としめじ、牛肉の炒め
蒸し点心
四川風麻婆豆腐
さつまいものクリームスープ
秋野菜と牛スジの煮込み和風カレー
サラダバー など


食事が終わったらまた部屋に戻ります。「モヤさま」は抜かりなく録画予約してきたのでテレビ関係でソワソワすることはありません。暇に任せて危険生物駆除の番組を最初から最後まで観てしまいました。
今回はただのんびりしにきたわけですが、もし長逗留するならば気軽に使えるラウンジがあるといいなあと思いました。一応、最上階にラウンジがあることはあって、ティータイムやバーとして利用できるようなのですが、これだけ結婚式が詰まった日曜日、普段着でパーティルームと同じフロアにあるラウンジにはなかなか行きにくいものです。残念ながらラウンジは朝が遅いのでついに今回は利用せず。朝食は夕食と同じレストランでしたが、ちょっと新聞を持っては行きづらいなあという感じでした。
ただまあ、このへんは利用者側でうまく付き合うべき事項でしょう。このホテルの機能として今のところ、「使い勝手のいいラウンジ」を設置する余地はなさそうです。
というわけで、部屋でゆるりと過ごしつつ、夜は更けていったのでありました。

翌朝は7時半ごろ起床。晴れて山々がキレイに見えます。朝は森の景色がいっそうすがすがしい感じ。予定していた時間より少し遅くなりましたが、8時すぎくらいに朝食レストランへ。朝もセントロです。
朝のメニューはとりたててものすごいメニューがあるわけではないですが、多めの品数でいろんなものが選べます。主食系でのおかゆからカレーまでの幅広さ。一休.comの口コミに誰かが書いていらっしゃいましたが、スープに自分で入れるクルトンはガーリックトーストのサイコロでおいしかったです。このトーストを食べてみたかった(笑)。


<朝食メニュー>

~和食~
ごはん(はえぬき)、お粥、お味噌汁、小鉢7種、煮物、焼魚、鶏の山椒焼き

~洋食~
ベーコン、ソーセージ、スクランブルエッグ(九頭龍卵使用)、ポテト、ミートソースパスタ、ビーフカレー

サラダ、フルーツ、ヨーグルト、パン、ミネストローネスープ、コーンフレーク、フルーツグラノーラ

~お飲物~
オレンジジュース、グレープフルーツジュース、自家製ミックスジュース(ブルーベリーとアロエ、ヨーグルト)、牛乳、コーヒー、紅茶


チェックアウトは正午。朝食後からの時間は、サービスの朝刊を読んだり、日記を書いたり、読書しつつ過ごしました。朝刊のサービスなんて高級ホテルだけかと思ってましたが、こういうところもしっかり。いつも読む新聞は家に帰ればあるので、記事が多そうな朝日を選びます。いつもと違う新聞にゆっくり目を通すというのもある意味「非日常」です。
帰りはホテル正面からまたシャトルバスに乗って昭島駅まで。ド田舎に板と思ったのに30~40分ほど電車に乗れば住み慣れた我が家に戻ってくるこの不思議さ。フォレスト・イン昭和館の人気の秘密は、このロケーションと食事の満足度なのかなと思いながら帰ってきたのでありました。


【次回宿泊に向けて】
・手荷物は小さめのボストンひとつだと思って甘くみてたらモリタウンで結構疲れた。
・モリタウンの「銀座フランス屋」でお昼を食べて早めにホテルに行き、ラウンジでお茶飲みつつチェックインを待つというのもいいかも。
・お風呂では「貴重品あり」と言うこと!

拍手[6回]

PR

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

リンク

カテゴリー

フリーエリア

最新コメント

[05/03 柿崎状]
[02/23 萌音]
[01/04 R]
[12/29 佐藤]

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R

忍者アナライズ

カウンター

忍者ブログ

[PR]

TemplateDesign by KARMA