ドーミーインEXPRESS松江

【データ】
訪問年月日　２０１５年９月忘日から１泊
宿泊プラン　じゃらん【早割28日前】☆朝食付☆早期得割プラン
　　　　　　（１５時チェックイン、１０時チェックアウト）
部屋タイプ　禁煙セミダブルルーム 13.6㎡　ベッドサイズ120cm×195cm(1台)
料　　　金　大人２名で8,890円（税込・サービス料込）
　　　　　　※リクルートポイント900ポイント利用
宿　Ｈ　Ｐ　


【宿泊記録】

昨年まで実に１１年にわたりただの身分証明書と化していた運転免許証が、今年から本来の使用方法で使えるようになりました。つまり車に乗るようになったのです。

東京からＵターンしてみれば、不動産屋に「あ、バスは考えないでくださいね」と言われるほどの車社会。子どもの頃なら親に乗せてもらえばよかったけれど、大人になってしまえば自分で何とかするほかありません。
なので、新生活を始めた４月早々から一度教習所のペーパードライバー講習を受けに行き、その後は義父を隣に乗せて猛練習。５月末に愛車を購入しました。

通勤は自転車なので、毎週土日には意識して乗って慣れるようにしていますが、いかんせん経験値の積み方がゆっくりペース。一度は少々遠出して片道３時間くらいのドライブもしてみました。そんな少し運転に慣れた頃に出会った１冊の本。徳大寺有恒氏の『新・女性のための運転術』（草思社）です。

男なのになぜ『女性のための～』を読んだのかというと、タイトルはただのタイトルで、中身がこのときの僕にはとっても役に立ちそうだったから。この本の中にこんなことが書いてありました。


「一度の長旅が一生ぶんの自信を与えてくれる」


１泊２日で３００キロ～４００キロくらいの長距離ドライブに出かけることのススメでした。


と、いうことで、今回の旅の目的は車で行って、１泊して、車で帰ってくること。そう考えた時に、一番よさそうな目的は出雲大社でした。そして、宿はもちろん玉造温泉…といきたかったのですが、やはり１泊２食は少々高くついたので断念（今回のメインは宿ではないのです！宿ブログですが。）。それでもヘタなとこに泊まるのは嫌だったので、ドーミーインに命運を託しました。ドーミーインならそうおかしなことにはならないでしょうという信頼です。駐車場もホテル専用の他に（満車の場合は近隣の駐車場を案内とのこと）近くにまあまあありそうなのでとりあえず安心。なにはともあれ、出かけていったのでありました。


ドライブ当日。行こうと思っていた道が土砂崩れで長期間通行止めとなっており、遠回りしていきました。幅の狭い道で地元民に煽られたり、ナビがスパルタでとんでもない山道を通らされてみたり、二重ループを緊張しながら通って肩が固まったり、山越えのいい道を快調にドライブしたり、それでもやっぱり軽は普通車に馬力でかなわないことを痛感したり。行きだけでもいろんな経験ができました。


さて、出雲大社を回って、宍道湖のほとりをドライブしてから松江に着。いよいよドーミーインＥＸＰＲＥＳＳ松江にチェックインします。

ホテルの駐車場はホテルの裏手にあります。なるべく右折じゃないほうが入りやすいかなということで、一度ホテルの前を通り過ぎて山陰合同銀行を左折、さらにすぐ左折して細い道に入り、伊勢宮センターパーキングを目指します。ホテル専用駐車場はこのパーキングの一角を専用エリアとしているのですが、この日は早くも満車。仕方ないので同じパーキングの中の他のエリアにとめることにして上階に上がりました。

有料駐車場に入るのも、駐車券を取るのも、屋上に上がるのもすべて初めてでしたが、なんとなく見よう見まねで混乱することもなく駐車。やったー、初めての宿泊付きドライブで駐車までできた！と妻と喜び合いました（笑）。でもすごく疲れた。やっぱりそれなりの疲れもあります。


ホテルには表からも裏からも入れます。僕らは駐車場からの流れで裏から。お世話になりまーす。

チェックイン時、ホテル専用でない駐車場にとめている人は駐車券の提示を求められます。１０５０円は払うのですが、それをはみ出した時間分については駐車券をくれる模様。駐車券はいったん預けてチェックアウトの時に追加の駐車券と合わせて返してくれるそうです。僕らは車に置いてきてしまったので後で取りに戻って預けました。

ちなみに駐車場。僕らは狭い道で止まっていることに耐えられなかったので、そのままホテル専用駐車場じゃないほうにとめてしまいましたが、根気のある人は入れないと分かった時点でフロントに連絡してみるといろいろスムーズかもしません。たしかに、満車となっていても車はとまってなかったりしていてよくわからなかったです。後から思うに、もしかすると連泊の人が多くて最初から埋めてあるのかもしれませんし、連絡すれば満車を解除してくれるのかもしれません。あとでまたチェックアウト後の話を書きますけど、駐車場についてはよくわからなかったなあ。

あ、ここのドーミーインに泊まる方にひとつ重要な前提条件を。
ここ、ドーミーインですけど、大浴場ありません！それだけが楽しみな方はやめておいたほうがいいです。がっかりします（笑）。我々は事前に調べた結果織り込み済みでしたが、やはり多少の落胆は否めませんでした。
でも、いざ来てみると、わりとやんちゃなお兄さん御一行様がいらっしゃったので、下手に大浴場で一緒になるよりよかったかなーとも思いました。大浴場の代わりに部屋に風呂があり、お風呂でテレビも観られます。普通ドーミーインって部屋に風呂ないと思いますので、これはこれで逆にレアと言えるかもしません。部屋の他の設備については特にいうことなしです。


このホテルのいいところはやはり立地。松江駅まで歩いて５分かからないくらいです。特に、地方のよく知らない土地でご飯食べるところを探そうとするとき、駅が近ければとりあえず安心します。松江も駅にシャミネという商業施設や一畑百貨店という地元のデパートがあったのでそのあたりで探してみることに。ネットで調べるとイオンも近そうなことが書いてあったのですが、いざ行こうとすると結構ハードル高めだったのでやめました。
いろいろ見てみましたが、結局一畑百貨店の一番上の階にあるichibata DININGへ。地のものではないですが無難に食べました（笑）。翌日も車に乗るのでお酒は飲まず。駅のスタバに寄ってお茶しながら読書して、ローソンに寄って帰還。ドーミーイン名物の夜鳴きそばの想像以上のウマさにびっくり仰天しました。


翌朝はおまちかねの朝食。ＨＡＴＡＧＯというなかなか粋な名前のレストランスペースでセミバイキング。出雲そばとしじみ飯が名物みたいですが、やはりしじみといえば味噌汁です。うまかったなあ。意外に品数も多くて、バイキングの雰囲気は十分味わえました。この島根での食事で一番満足したかもしれません。

そしてチェックアウト時。駐車券を返してもらって、追加の駐車券ももらって、さあ出庫と機械に券をすべて通すと「４００円」との文字が。どうやら足りなかったようです。もうめんどくさかったのでそのまま払って出ていきましたが、怒る人は怒るでしょう。先にも書きましたが、駐車場関係の話は結局よくわかりませんでした。求む、親切な説明。というより、快適な滞在のためには面倒くさがらず分からないことは聞きましょう、というのを痛感したのでありました。

ま、無事にドライブ旅行は終了。なんだかんだで４００キロ以上は走ったようです。乗らないつもりだった高速にも乗ってしまったし、いい経験ができました。そして実際、このドライブを終えてからの運転はたしかにだいぶマシになってきたと自分でも思ったのでした。



【次回宿泊に向けて】

・分からないことはちゃんとその場で聞きましょう。不満は持ち帰らない。
・車で行く際は駐車料金も考えないと。
・なんとなく、車で行くなら温泉に行きたい。