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いい宿求めてウロウロします。してます。

ホテル近鉄京都駅

【データ】
訪問年月日 2015年9月忘日から1泊
宿泊プラン じゃらんのプラン【早割30】30日前までの早期予約(カード決済限定)
      (15時チェックイン、11時チェックアウト)
部屋タイプ ツイン 【禁煙】 16㎡
料   金 大人2名で14,600円(税込・サービス料込)→ポイント・クーポン利用後:9,700円(税込)
宿 H P 


【宿泊記録】

奈良旅行からの帰りは京都で1泊して、ついでに少々京都観光もしてしまおうという贅沢プランです。

さて、いきなりですが、京都というところはなかなか宿泊ということについて難しい土地柄な気がします。なんたって、観光するところが無数にある。ということは、基本的に宿でのんびりしてる場合ではない。また、おいしいものやいい店も多い。ということは、宿より外食にお金を使いたいという気持ちになるのが人情というものでしょう。京都はとっても文化的な土地なのに、意外にいい宿が少ないという評判はこんなところから来るのでしょう。

じゃあ、ビジネスホテル系の要は寝るだけでいいホテルをつくろう!となるのでしょうが、京都は狭いんですねー。平らな土地が少ない。その上、昔からある建物が多いから新規でホテルが建てられるような土地が少ない。というか出ない。結局常に宿不足で、観光シーズンは市内の宿泊場所が満杯で近隣府県に宿泊客を取られちゃうということになる。

そんな中、2011年にある意味盲点を突いた最高の立地であるホテルがオープンしました。それが、


ホテル近鉄京都駅、です。


駅直結っていうか、駅上ですからね。そこ、あったんだ!っていう(笑)。
こんな抜群の利便性を誇る、まだ新しいホテル。一度泊まってみたかったんですよね。というわけで、予約しました。エースJTBの2泊目で取るよりかは、リクルートポイント使って単発で予約したほうが安いかなということでじゃらんから予約。5000ポイントくらい全力投入して2人で1万円を切りました。昔のじゃらんは100ポイントずつとかしかポイントが使えなかった気がしますが、リクルートポイントになってだいぶ使いやすくなりました。


奈良からは近鉄で帰って来たのでいよいよ便利です。近鉄の改札を抜けてゆるやかにUターンすると降りる階段があります。そこを降りればもうホテルの入口。ぬおお、スタイリッシュなデザインですねー。スタイリッシュって何語なのか分からないくらい使われてますけど、これ以外に形容する言葉を知りません。後で思ったんですが、このホテル、横に長いんですね。エントランスからフロント、エレベーターまでわりと距離があります。

僕らがチェックインしようとしたのは17時ごろだったと思うのですが、なぜかチェックイン客でごったがえしてました。外国の方が大挙して押し寄せていたのでそのせいもあったかもしれません。僕なんかひねりつぶされそうな体格の外国人の脇でチェックイン手続き。基本的にフロントですべての案内を済ませて、あとはご自由にという観光客にはありがたいスタイルです。部屋にも自分たちで行きます。長ーい通路の両側に部屋がびっしり。じゃらんの基本情報によれば350室を超える客室数があるようです。


ホテル近鉄京都駅の運営会社は株式会社近鉄・都ホテルズ。都ホテルズ&リゾーツを運営している会社だそうです。近鉄グループホールディングス株式会社の100%子会社ですね。なんと前日に泊まった奈良ホテルも都ホテルズ&リゾーツのお仲間みたいです。京都では同じく八条口側にある新・都ホテルもそうみたい。というか、各都ホテルは軒並み所有してるんですね。志摩観光ホテルも持ってるとは少々驚きでした。

というわけで、部屋に入ると都ホテルのレストラン割引券とか特別メニューの案内が設置済み。そちらも大変に魅力的だったのですが、翌日モリタ屋で川床オイル焼きを控えているため、そんなにごちそうでなくても…ということで行ったのは結局ヨドバシにある串家物語(笑)。京都はホテルでの食事よりも楽しい食事がいとも簡単に実現できそうな土地ですからね。朝食もないプランで、大好きな新福菜館で朝ラーメンを食べたのでした。あ、そんな話はどうでもいいですか(笑)。部屋もまだ新しくてキレイ。おしゃれな色紙みたいなのが貼ってあるボードみたいなのが飾ってあります。ダイワロイネットもこんな感じだったけど、白い壁が基調で余計な壁紙が邪魔しない分こっちのほうがよりおしゃれに感じます。ビジネスホテルにしては高級感をうまく獲得した空間のように思いました。あと!電車がいっぱい見られます。好きな人にはたまりません。


翌日も観光して帰る予定だったので荷物を預けられるかどうかは大きなポイント。まあ預けられないところなんかないでしょうけど、何時までとかいう変なルールがあると困るので。チェックアウトの時に聞いてみると、もうものすごいニーズがあるんでしょうね。ホテル内にあるコインロッカー用のコインを渡されました。これはいいシステムですね。荷物預けシステムまでスタイリッシュだなと思いました。


ホテル近鉄京都駅。正直滞在時間も短かったし、食事もしてないし、プラスアルファのサービスを受けたわけでもないので、あまり書くことがありませんでした。しかし、このホテルはおそらくこういう使い方が本来の使い方に近いのだと思います。観光のお手伝いをする宿。そういう宿も絶対必要です。

八条口方面にある分、グランヴィアよりはちょっと不便ですが、それでもあえて断言しましょう、京都で2番目に便利な宿。ホテル近鉄京都駅はこうしてつつがなく我々をまた観光へと送り出してくれたのでありました。


【次回宿泊に向けて】

・いつかここの朝食も体験してみたい…と思いつつ、朝ラーメンの誘惑にはいつまでたっても勝てなさそうな予感。
・そして一度はグランヴィアへ。泊まり比べて便利さを比べてみたい。

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