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いい宿求めてウロウロします。してます。

ザ・リッツ・カールトン東京

【データ】
訪問年月日 2013年5月某日から1泊
宿泊プラン :一休.comから予約。【あなたのNo.1に感謝】<クラブフロア>ホリデースペシャル!
                         クラブフロアアップグレードプレゼント
      (15時チェックイン、12時チェックアウト、朝食付)
部屋タイプ クラブ デラックス ツイン
料   金 大人2名で52,326円+宿泊税(プラン料金\53,392、ポイント即時利用。宿泊税別+400)
ホテルHP(←日本語ページ。絶対こっちの方が分かりやすいと思います。)

【宿泊記録】

ついにやってきました。天下のリッツ・カールトンです。
4月からまた新しい職場でのストレスフルな毎日を癒すため、そろそろどこかに泊まって自分にご褒美あげたい…。そこで検討したのは、パークハイアットとリッツ・カールトン。結局、クラブフロアがあるのでリッツ・カールトンに決定。おいおい、リッツ・カールトン、予約しちゃったよ…どんな格好していったらいいんだ…と夫婦ともども悩んだ結果、夫は仕事帰りのスーツのまま、妻は一旦家に帰ってちょっといい服&靴に着替えてから行くことにしたのでありました。

宿泊当日、仕事は半日休みをとってホテルへ。グランドハイアットは六本木ヒルズの中にありますが、リッツ・カールトン東京は東京ミッドタウンの中にあります。ミッドタウンなら大江戸線からも近くて便利です。

妻が「ホテルで読む本がない」ということで、ミッドタウンのTSUTAYAに寄り道。何か仕入れたようです。僕は久しぶりの森見登美彦の新刊『聖なる怠け者の冒険』を仕入れてきているので準備は万端です。さて、これで安心してホテルに…とホテルの表示を頼りに歩くも、変なアップダウンを繰り返してしまい、若干タイムロス。結果的には東京ミッドタウンの地下からそのまま行けるということが判明しましたが、たどり着くのに少々手間取りました。このへんは初めてのホテルだとどうしてもしょうがないところです。次は間違えないぞ。

ホテル専用のエレベーターで45階のロビーへ。開くと外国人スタッフに話しかけられてドギマギ。震える声で「宿泊なんですが…」というと、日本人スタッフに引き継いでくれました。クラブフロア宿泊客はスタッフに伴われて53階のクラブラウンジへ。チェックインはラウンジでできます。ちなみに、クラブフロアには専用のカードをエレベーターに通さないと、該当階に止まることすらできません。グランドハイアットとかでもここまで厳密ではなく、何度か忘れててちょっと焦りました。

ラウンジに入るとそこは…さすがの眺めでした。六本木ヒルズが眼前にそびえたってはいますが、ミッドタウンの目線から見ると、あちらのほうが少し低いように感じられます。六本木ヒルズがこんな見え方する展望施設なんておそらく他にはないでしょう。いまや都内最高層ビル。その実力をまざまざと見せつけられた瞬間でした。一方、これだけ高ければ天気が悪い時にはそれこそ何も見えない…ということにもなりかねません。訪問日はちょうど天気もよく、うっすら富士山も見える大変良き日となりました。

チェックインの手続きを待つ間、すかさず出てくるウェルカムドリンク。緑茶風味のレモネード(?)と理解したのですが、なんかもう名前からしてハイレベルです。そしてこれが号砲となり、クラブフロア宿泊者への破格のサービスの数々が走り出します。既に軽食は背後に所狭しと並んでおり、机上にはアフターヌーンティーのメニューが。「伝説の特別フロア『ザ・リッツ・カールトン クラブフロア』」については、リンク先を存分にご覧いただくとして、我々がウキウキしながらチェックイン手続きをしたのはいうまでもありません。部屋に案内される間もその浮いた感じは継続。実際、2ミリほど浮いていたかもしれません。

さて、そんな感じでモチベーション高く客室入りしたのだから、さぞ速攻でクラブフロアに舞い戻ったんだろうなあ…と思われると思いますが、意外にダラダラしてなかなか行かないのが我々夫婦です。まずベッドで無意味にゴロゴロ。そのうち部屋のあちこちを開けたり閉めたりし始めます。夫のほうはホテルの施設案内とかルームサービスメニューとかの冊子が分厚ければ分厚いほど、文字が多ければ多いほど喜ぶのですが、リッツ・カールトンはスタイリッシュすぎてやや不満だったようです。妻はそのうち本気でウトウトし始め、夫が「先に行っとくよ」というお決まりのパターンに相成りました。

チェックイン時にアフターヌーンティーメニューのキッシュと冷製スープが気になっていた僕は、16時半までの提供時間に滑り込み、お目当ての品にありつきました。お茶のメニューも豊富で、こんなところまで来てやぶきた茶を注文。少し遅れてやってきた妻にもフードを勧めてくださったのですが、1人前ですらかなりのボリューム。シェアするぐらいでちょうどよかったのでした。アフターヌーンティーらしい、3段重ねのあのセット。都心の絶景を眺めながらの読書。いつの間にか時間が経ち、日も少しずつ落ちてきます。これは客層の特徴なのか、年の離れた若い女性を連れた中年男性がちらほらとチェックイン。そうして、リッツ・カールトンも夜に突入していきます。

夜は夜でまた別のオードブルメニューが用意されます。ワインなんかも10種類用意してあるそうで、結構飲める方には楽しみの多い環境だと思われます。我々はあまり飲めませんが、スパークリングワインをいただきました。フードメニューも結構豊富で、「迷えるレベル」です。キッシュ大好き人間としては、さっきアフターヌーンティーで出てきたものよりもっと一切れが大きいものが食べ放題で、うれしい悲鳴です。アスパラガスの冷製スープも再登場。滑り込んでまで食べなくて良かったかもしれません。照明もだんだん落とされ、本を読んでいる場合ではなくなってきます。宿泊客の過ごし方もまちまちで、我々のように完全にホテルのフードプレゼンテーションに頼り切りの人もいれば、コンシェルジュにオススメを聞いてあらためて食べに(飲みに)出る人もいました。

正直、腹部膨満感がものすごいことになってきたので、白旗をあげて部屋に退散。おなかを落ち着けつつ、風呂に入ります。お風呂はバスタブと別にシャワーブースがあり、分かれているタイプ。完全に分かれているのは初めてで、たしかにこういう構成になってもおかしくはないよなと納得。バスタブのほうにはバスソルトが2種類添えられていて、ここでも選べる楽しみが提供されています。

一方、シャワーブースのほうは…あれ?お湯が出ない…と思ったら、温度調整のハンドルでお湯にする場合は、スイッチみたいなやつをカチッと上げてから回さないとお湯にならないのですね。分からず5分くらいあれこれやってました。冬じゃなくてよかった。とかく、お風呂回りというものは、宿によって仕組みが全く異なったりします。いずれも何パターンかに集約はされると思うのですが、まだまだ学ぶことが多いです。自分の発想の引き出しを試されているような気すらします(笑)。

まあ、風呂に入っていてもそう簡単に腹部膨満感は解消しません。が、せっかくデザートが供される時間帯があるのに行かないというのもアレなので、また行くわけです。飲みから帰ってきたのか、またカップルも増え、オトナの雰囲気漂うラウンジ。別腹の妻と苦しむ夫。果たしてこんな過ごし方がいいのか悪いのか、リッツ・カールトンでの夜は更けていきました。


翌朝。これまた7時から朝食が可能です。例によってダラダラしていたら9時とかになろうとしていたので慌ててラウンジへ。朝食で素晴らしいなと思ったのは、卵料理が目玉焼きやオムレツのどちらかを選べること。これ、たぶんホテルの普通の朝食なら当たり前ですが、クラブラウンジの軽食だと何か決まった卵料理になるのが普通。妻はカッチカチの目玉焼きが好き(いつか箱根のハイアットリージェンシーで両面焼きにしてもらえたのがうれしかったらしい)なので、嬉々として頼んでいました。僕はオムレツを。具を10種類から選べて全部入りにもできるそう。ハムとチーズと炒めタマネギをいれてもらい、おいしくいただきました。

リッツ・カールトンの接客って、たくさん本も出てるし、常に「伝説」がついて回るし、実際どんな接客なんだろう…と実は少しおそれていたところがありました。おそれるの字は「怖」とか「恐」ではなく、「畏」のほうです。

そしたら、意外や意外。その接客は超自然体だということが分かりました。どのくらい自然に感じるかというとですね、客の希望を聞いてくれたりすることがその人にとって「職業だと分からないレベル」です。かしこまりすぎてもいないし、くだけすぎてもいない。もちろん、気が利かないとか空気が読めないなんてことはもちろんない。僕なんかは服買いに行って店員が寄ってくると身構えてしまうタイプですが、リッツ・カールトンの人には笑顔を返せました。客としても笑顔を返せるということがこんなにうれしいことだとは、ここに泊まるまでわからなかったかもしれないなあ、と実は結構すごいことを新聞を読みながら考えていたのでした。

そしてチェックアウトの正午はあっという間にやってきます。宿泊税400円の支払い方法は迷うところではありますが、今回は現金で。5つ目のフードプレゼンテーション、「ミッドデイスナック」については連泊しないと食べられないのかと思いがちですが、正午にチェックアウトするなら、混み合う手続き待ちの間に満喫可能です。まあ、そうしてまたおなかいっぱいになるわけですけれど、ね。


【次回宿泊に向けて】
・ホテルには地下から行ける
・TSUTAYAはもっと大きいのが1階にある
・クラブフロアとしての食事の充実度合いは破格
・食べ過ぎた。食事をとる時間や量については要検討
・ラウンジはガッツリ読書には向かない
・逆に客室の机はしっかりしてて2人が同時に読書も可能と思う
・ネスプレッソは我々の手には余る機械(濃すぎる)
・シャワーのお湯の出し方は次回も事前にブログで要復習


写真はこちらです


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