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いい宿求めてウロウロします。してます。

倉敷国際ホテル②

【データ】
訪問年月日 2019年8月忘日から1泊
宿泊プラン 倉敷中央病院宿泊ドック(1泊2日)
      (1日目ドックが済み次第チェックイン、ドックの時間に合わせてチェックアウト)
部屋タイプ アネックス スタンダードツインルーム(禁煙:24.4㎡ )
料   金 基本料金78,000円(税抜)
宿 H P 


【宿泊記録】

実は毎年行っているのですが、毎年書いているわけではないきまぐれ人間ドック記録です。今年は人間ドック施設も新しくなったということで2年ぶりに書いてみます。

倉敷中央病院付属予防医療プラザというのが正式名称ですが、もともとは倉敷中央病院総合保健管理センターというものでした。2019年の6月に新施設としてオープンしたのがプラザというわけであります。
立地はもともとの施設の4軒ほど先、ようやく本家倉中(倉敷中央病院)の向かいまでやってきた感があります。倉中シンボルの赤い屋根瓦は保たれていますが、極めて現代的かつオシャレな建物ができあがりました。うーん、これは楽しみ。というわけで出かけてきたわけであります。

プラザ1階は誰でも気軽に入れるという触れ込みなので、ちょっと早めに行って時間調整しようかなと思ったのですが、朝イチの時間帯は、案内の人が抜け目なく立っていらっしゃって、よほどの確信をもって入口から右に逸れていくとかでないと「人間ドックの方ですか?」とからめとられてしまいます(笑)。そんな私もまさしくその1人でありまして、無駄なく受付階まで運ばれてしまいました。

通算4回目ともなると、なんとなくスタッフさんの顔も見慣れてくるもので、施設自体はピッカピカなのですが、働いている人は見覚えがあるという少し不思議な感じです。
受付時間より早く行っても、予定は詰まっているのでそんなに先に先に進めるわけではありません。どちらかというと早く行って急かしても迷惑なだけであろうと思われますので、時間どおり目に行かれることをお勧めします。

宿泊ドックについては、いつの頃からかデフォルトが胃カメラになっておりまして、先んじて行ってきた妻の様子を勘案した結果、事前に連絡してバリウムに変更しました。去年は当日に行ってデフォルトが胃カメラと知り、その場でバリウムに変更したのですが、変更利くみたいなので事前に連絡しておいた方がよいでしょう。相手方のご迷惑という意味もありますし、自分の精神的安定のためにも事前連絡しておいた方がよいと思われます(笑)。あとで聞いてみたところ、倉中の人間ドックでは鎮静剤で眠ったような状態のまま胃カメラ、というのはやってないらしいです。
ちなみに胃カメラからバリウムに変更しても差額分のお金は戻ってきません。胃カメラするくらいならそのくらいの不都合は甘受できます。

受け付けしたら、館内着と更衣室ロッカーのカギを渡されます。更衣室からは基本受付には戻らないような順路になっており、ウォークスルー的に検診フロア(受付のあるフロアからいえば「壁の向こう側」)へ出るようなつくりです。検診中になぜか普段着のままの人がウロウロしており、案内のスタッフさんに「え、普通に入ってこれましたけど」と自慢げに言っていましたが、通常そんなことはあり得ないと思います。階段で登ってくるかなにかしたのでしょうか?いずれにせよ、繰り返しになりますが、お金を払っているからといって、変わったことをしてスタッフさんを困らせてはなりません(笑)。

そうそう、ロッカーは旧施設みたいに宿泊ドック者専用みたいな特別感のあるロッカーではなくなりました。まあ、それが残念といえば残念、どうでもいいといえばどうでもいいというのが感想です。館内着自体はやっぱり1日ドックと宿泊ドックで違うので、一目瞭然なのは変わりませんから。でも、いざ1日ドックに変更すると「あー、やっぱ宿泊うらやましいなー」と思うんでしょうね。

検診が始まればあとは普通に。やっぱり新しい施設は快適です。あいかわらずバリウムの先生は厳しいですけど(笑)。


以前からと同じく、バリウムが終わったらお昼、というスケジュール。受付に戻って昼食券を受け取り、館内着のまま1Fのレストランへ。レストラン名は変わらず「ル リエール」です。
以前は外来の人も食べられたような気もしますが、移転後は少なくともドック関係者のみのようです。ブログを書くに当たっておしながきをあちこち探してみましたが、見つからなかったのでもしかするとそもそもなかったのかもしれません。献立はうどんでした。以前はずっとうどん定食だったのですが、正直ごはんがいくらもちきびごはんだといっても、量が多すぎたのかもしれません。それは2日目の昼食でもいえることで、リニューアルオープンによって見直されたのかもしれません。
ちなみに、今回からバリウム実施者用の下剤から水薬がなくなりました。つまり錠剤だけ。水薬はほんとに水あめみたいに甘ったるいお薬で、うちの妻はいつか気持ち悪くなったと言っていましたが、同様の方がもしかすると多かったのか、錠剤だけで十分な効果が出るようになったのか、素人ですのでハッキリとは分かりませんが、そんな推測をしてみました。

昼食後は軽く流す程度の検査をして終了。受付のおねーさんがタクシーを呼んでくれて、一緒に下まで降りて見送ってくれました。これは前と変わらずご丁寧です。さあ、やっとホテルだ!


僕に先立って妻が人間ドックに行ったときは、実は倉敷国際ホテルではなかったらしいです。そのときは「コートホテル倉敷」というホテルで、特に倉敷国際ホテルの姉妹館とかではなかったようですが、理由は倉敷国際ホテルのリノベーション工事による休館だったようです。休館期間は2019年5月9日(木)~8月7日(水)だったということなんで、わりと大がかりだったみたいですね。妻の時はせめてということなのか、夕食は亀遊亭だったらしいのですが、あいにく妻は人間ドックで体調不良だったので行けなかったらしいです。もったいなかったなー。

チェックインすると部屋はアネックスとのこと。これまた丁寧に呼んでくださったエレベーターで2階へ。棟方志功の大板壁画「大世界の柵・坤(こん)」の前を通ってアネックス棟へ。まあまあ歩きます。
アネックス棟は宿泊料でいうと本館に比べて1000円ずつほど落ちますが、部屋は1人なのにツインだし、広いしで言うことありません。去年は妻と一緒の日程で人間ドックに行きましたが、そのときは本館デラックスコーナーツインルームだったと思います。宿泊ドック者のために優遇してくださっているようです(平日というのもあるでしょうけど)。
ちなみに、吹き抜けに壮大に掲げられている棟方志功の大板画ですが、2階の通路のソファに座って夜中にひとりで対峙してみたいなーと思っているのですが、毎回睡魔に負けていまだ実現できておりません(笑)。

めんどくさくなったのでなんにもしない予定でしたが、ふと思い立って夕方から隣の大原美術館の本館のみ見学。フロントで100円割引後の入館券を売っているので便利です。
帰ってきて、ロビーでその日の新聞をのんびり読みます。3~4紙はあるのでよい時間の過ごし方です。

そしてお楽しみの夕食。場所はホテル1階の「レストラン ウイステリア」にて。たしか18時以降ならいつ行っても大丈夫だったと思います。宿泊ドックのおひとり様はみんな窓側に席を取ってもらって、それぞれ目線が合わないように配慮されてい(ると思われ)ます。いつも文庫本を持っていって、食事の合間は本を読んで過ごせばひとりでも気になりません。


<1日目夕食おしながき>

北海道産牛の生ハムサラダ

本日のスープ

鰆と浅利のヴァプール あおさ海苔のソース

豚フィレ肉のポワレ ノルマンディー風

甘酒の抹茶ムース 季節のフルーツ添え

ホテルメイドロールパン 又は ライス

コーヒー・紅茶 又は オレンジジュース

飲み物1杯無料
(オレンジジュース・グレープフルーツジュース・ウーロン茶・グラスビール・グラスワイン(赤・白)の中からひとつ)


それにしても、いつもここの夕食はおいしい。前回、糖負荷検査の結果がよくなかったので、今回はアルコールはやめておきましたが、それでも食事のおいしさが損なわれるわけはありません。いつもパンにしようかなと迷って結局ライスなんですが、一度パンにしてみてもいいかも。

なお、バリウムを飲むとちゃんと排出されるかが不安です。今回はこの時点でまだ出ていなかったので、そういう意味でもアルコールを自粛。部屋に帰ってからあらためて薬の説明書きを読むと、水分をたくさんとらないとダメとあり、そこから部屋にあるポットでたくさん水分をとるようにしたらすぐ効き目が表れました。やっぱり言うことは聞くものです。


21時~翌朝までは絶食なので、朝食の楽しみもありません(宿泊ドックのこれだけが残念)。そして実際翌朝は早いので(7時45分ホテル発)、早めに準備して下に降りて、新聞を読んで過ごすのが一番です。
宿泊ドック一行は1台のタクシーに同乗してまたプラザへ。知らない人と隣り合うのもアレなんで、僕は一番年が若そうというのを無言の言い訳に助手席に乗り込みました。今回の運転手さんはひとりごとが多くて少し不思議な人でした。

今回のドックから予防歯科が導入され、歯周病のチェックをしてくれるようになりました。わざわざ倉中の歯科の先生が診てくれるのでちょっとお得感があります。虫歯がないかどうかはあえて聞いてみた方がはっきり教えてくれます。
そして、2日目のドックも終わり昼食。昼食はおしながきがあったので書いておきます。


<2日目昼食おしながき>

穴子酢 ほうれん草の白和え 昆布と蓮根のきんぴら

菊菜と湯葉の煮浸し

漬け鮪の山かけ

ごろっとサラダ

牛もも肉とパプリカのソテー サラダ添え

鰆のおろし煮 茄子 オクラ

もちきびご飯(男性150g・女性100g) 赤出し

豆乳プリン


やっぱりご飯の量が減ってます(男性が20g減、女性が30g減)。品数もひとつ減ったような。でも、これで全然十分。ただ、レストランのひとつ残念な点は、おしながきの紙に書いてある情報量が減ったこと。見た目洗練されはしたのですが、やっぱり情報は多い方がいい。本日のお食事についてのコメントの量は元に戻してほしいなと珍しくアンケートに書いて帰りました。ぜひご検討のほど。

さて、最後に倉敷国際ホテル宿泊の総括。
今回の休館理由について、ホテルお知らせには「設備のリノベーション工事」、沿革には「長寿命化工事を実施」とありました。が、一体どこがどのように変わったのかちょっとよく分からなかった(笑)。僕が唯一「これかな?」と気付いたのは、ベッドサイドにUSBコネクタを見つけたこと。たぶん前はなかったと思うので、もしかしたらベッド周りの設備は実は新設備なのかも?と思いましたが、確信はありません。
僕、このホテル、宿泊料金の割に雰囲気があって好きなんですが、ファンからするとどのへんがどのようにリニューアルされたかについても教えてほしいなーと思います。後日いろいろ情報が出てくるかもしれないので(施工した藤木工務店とか)、今後を楽しみに待ちたいと思います。


【次回宿泊に向けて】
・次は夕食、パンにしようかなあ。
・下剤はたくさんの水と一緒に飲むこと!

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