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三井ガーデンホテル大阪淀屋橋

【データ】
訪問年月日 2016年11月忘日から2泊
宿泊プラン 近畿日本ツーリストパーソナリップ京都・大阪・神戸      
部屋タイプ 宿泊プラン大阪/特得プラン朝食付ツインルーム禁煙2名
料   金 大人2名で\52,250(プラン料金+「天空」座席指定券1,050)      
宿 H P


【宿泊記録】

元々は僕が大阪にコンサートを聴きに行く計画を立てたのが始まりでした。
すると、妻が「いつか高野山に行きたい」と言い出したので、大阪まで行くなら高野山もそんなに苦労せず行けるでしょ、と調べてみたら、案の定、なんばから南海電鉄で普通に行けそう。だったらせっかくなので高野山にも行っちゃえ!と今回の旅行企画が決まったのでした。

さて、企画が決まれば次はどこに泊まるかの検討です。
最初はリーガロイヤルホテル大阪とかインターコンチネンタル大阪、セントレジスホテル大阪やスイスホテル南海大阪に思い切って泊まってみるのもいいかなあと思っていたのですが、今回の旅行は観光がメイン。滞在時間が短いのでそんなにいいホテルでなくていいや、とビジネスホテル志向で行くことにしました。

しかし、ビジネスホテル志向とはいえ、大阪は大都市。まだまだたくさんの選択肢があります。とりあえず絞っていく条件としては今回の行動範囲。まずは御堂筋線沿いの駅近ホテルであること。そして、1日目はコンサートを聴きに行く都合上、中之島エリアにあるフェスティバルホールにアクセスしやすい立地であること。そして、もうこれは利便性を優先してのことですが、2泊できる(空きがある)ホテルであること。ほんとは高野山で宿坊に泊まるのもいいなと思ったのですが、行きたいと言っている妻がそんなにがっつり高野山を見て回るつもりがない(奥の院に行ければいいらしい)ため、優先事項からは外したのでした。

さて、そうすると御堂筋線沿いに浮上してくる駅がありました。
それが、淀屋橋駅。昔、営業でちょっと先輩についてきたことのあるところでしたし、去年1人で大阪に来た時に泊まったのも淀屋橋・北浜エリアだったのでした。
淀屋橋は淀屋橋で周辺に魅力的なビジネス系のホテルがたくさんあります。選択肢は4つ。最終的に決めた三井ガーデンホテル大阪淀屋橋に、同系列の上級ブランド三井ガーデンホテル大阪プレミア、30階の高層を誇り、エグゼクティブフロアまで擁するアパホテル大阪肥後橋駅前、それに最近破竹の勢いで増えていてしかも結構いい(つい最近京都で泊まった)ホテルユニゾ大阪淀屋橋。その他、アパヴィラホテル淀屋橋も少しは考えたかもしれません。

で、結局何が決め手だったかというとですね…


朝食の内容、でした。


ま、ありがちな結論ではありますが、一番特色があって食べたいなと思えるものがあったのが三井ガーデン淀屋橋だったのですね。プレミアのほうもおいしそうではあったんですが、なぜ大阪で九州料理なのかよく分からず、しかも今年は九州行ったしな …と思ったのでやめ。アパもホテルとしては相当レベル高いと感じたのですが、普通のバイキングだったら普通のホテルともそんなに変わらないだろう、と決め手に欠けました。ユニゾもよかったのですが、和食ビュッフェというのがイマイチそそられなかった。
というかですね、三井ガーデン淀屋橋は「肉吸い」が食べられると書いてあったのです。僕は去年大阪でこの肉吸い、いわゆる肉うどんのうどん抜きという料理を食べて大好きになってしまいまして(笑)。もう一度食べられるとはっきり書いてあったのはここだけだったので、最終的にはそんなところが決め手になってしまいました。まあ、フタを開けてみると物事の決断というのはそんなものだったりしますよ、ね?

と、そんなところでいざ予約!と思ったのですが、意外にもいつも頼むエースJTBには三井ガーデン淀屋橋の取り扱いがないという事態。しょうがないので今回は単発で手配するか…と一時はじゃらんで取っていたのですが、その後近畿日本ツーリストのパーソナリップで取り扱いがあることが判明。初めてお世話になることにしました。手配してみると、1日室数限定のお得なプランがまだ空いていたりして、単発で手配するよりも2万くらい安くなってびっくりしました。さすが使い勝手のいいフリープランです。
ちなみに、高野山に行くのに「天空」という特別列車があるらしく、妻がそれに乗ってみたいというのできっぷの手配もお願いしました。近ツリ的には天空の手配は和歌山方面のパンフレットのオプションみたいなのですが、こっちにも使えるオプションだというのでやってもらいました。個人で手配しようと思うと10日前くらいに自分で電話しないといけないので、これはありがたかった。さあ、出発を待つばかりです。


いよいよ旅行当日。
太陽の塔を見に行ってから荷物を預かってもらいにとりあえずホテルまで。淀屋橋駅はホテルのHPには12番出口から徒歩5分と書いてありますが、道の反対側に出るので人によっては8番出口から出た方がいいかもしれません。まあいずれにせよそんな遠いことはないです。
ホテルの外観はなかなかスタイリッシュ。ちょっと高級な感じもします。隣接してセブンイレブンがあって、店から直接ホテルに入れる出入り口もあります。
荷物はチェックイン前でも問題なく預かってくれます。フロントのスタッフの方はちょっとクールな感じのおねーさんでしたが、みんながみんなクール系ではなかったので、まあ人によるでしょう。これまたそんなに気にするほどのことでもありません。
フェスティバルホールへは天気がよければぶらぶら歩いていくのにちょうどいいくらいの距離でした。ちょうど中之島のライトアップが始まったようでなかなかキレイな光景を帰りには目にすることができました。

一方、日曜の晩ごはんは気を付けておいた方がいいかもしれません。淀屋橋は大阪有数のビジネス街であるため、ホテル近くの飲食店は軒並み定休日。最悪ホテルのレストランが夜もやってるわと思っていたんですが、外から入ろうとしたら閉まっていたのでやめました。もしかすると中からエレベーターでB1に降りればやっていたのかもしれませんが、そこであきらめてしまったので結局分かりませんでした。目星をつけていた龍門やつけめん井手もお休み。新しくできたらしい淀屋橋odonaのレストランにも期待していたのですが、意外に価格帯が高めだったのでなぜか山内農場で食べるという謎ごはんでした(笑)。日曜はどこかで食べてから帰ってくるのがいいと思います。


さて、いよいよチェックインです。
さすがコスパに定評のある三井ガーデン。今回も国籍問わず団体客が結構押し寄せていました。フロントの向かいには道に面して宿泊者専用ラウンジが設置。30席弱でしょうか。コーヒーマシン、ウーロン茶、紅茶のティーバッグが設置してあってなかなか上質な雰囲気。PCもつつけますし、雑誌・新聞なども完備。そんなに混んでるわけでもないので、ここでゆっくり情報収集するのもいいです。実際しました。

部屋に入るとしばらくして電気が点灯。こういう仕組みなんですかね。電気がついて明るくなった室内には2つのユニットバスが。そうなんです。このツインがここの名物部屋みたい。通常は女子2人とかの旅で同時に準備が可能という触れ込みですが、夫婦で使うのもいいじゃないですか。元々はシングルだった2部屋をぶち抜いて造った部屋なのでしょう。ベッドの位置も変えたんでしょうね。結果ビジネスホテルとは思えないちょっとした広さのルームとなり、しかもダブルユニットバスという珍しい造り。ちょっと泊まってみたかった理由はこんなところにもあったのです。実際、2つのユニットバスは重宝しました。設備はひと目古いと思いましたが、ドライヤーなんかはちゃんとしたもので特段不足に思うようなことはなかったです。2泊とも快眠でした。


さあ、それから一番の楽しみが朝食。朝食で一番不安なのは、行ったのに混んでて入れないとか思うように食べられないこと。会場への道中にも混みますとの注意書きがあるし、エレベーターも後から後からお客さんが乗ってくるし不安が掻き立てられます。でも、行ってみると席が結構あるので待つようなことはありませんでした。どちらかというと早い時間のほうが混むのかなと思いました。1日目は開始時間すぐくらいに行ってまあまあ混雑。2日目は8時くらいに行ってわりとガラガラでした。

肝心の朝食内容ですが、うん、やはり充実です。いろいろとメニューが並んでますが、僕は究極の話、ポパイオムレツと肉吸い、ごはんと味噌汁があれば十分満足でした。1日目でそう思ったので2日目はまさにそれらに集中しました。タコ焼きはイマイチかな。ミックスジュースはあまり朝食バイキングでは見ないのでうれしかったです。ここのレストランの創作料理らしい「泉州産玉ねぎときな粉のヘルシーデコ焼き 黒胡麻の香りとともに」は妻もおいしいと言っていました。


さて、あまり滞在時間もなかったので軽めですが、総括。
帰ってから調べてみたところ、三井ガーデン淀屋橋は三井ガーデンホテルの第1号店なんですね。昭和59年開業だそうです。そりゃちょっとユニットバスも古いわという感じですが、沿革を見る限り2回の客室リニューアルをされているようで運営努力がうかがえます。やっぱり三井ガーデンって大きく外れることがないなと今回の旅でも思いました。

ビジネスホテルって「約束したことは確実にやる」というのが大事なんですかね。そんでもって、高級ホテルは約束していないところで満足させる。そこが存在意義なのかなあと思ったりしました。そしてそれができていないところがダメになっていく、と。高級ホテルでミスマッチが多いのはプラスアルファの約束していない土俵で戦っているからかな。これはもう個人個人の感覚の世界ですよね。一方、ビジネスホテルはこれはやりますという範囲内での戦いだから、より徹底できるかが勝負。そんな中、三井ガーデンは徹底できてるんでしょう。不満がない、というのがいかに強いか。三井ガーデンはやっぱいい、強さをあらためて実感した旅だったのでした。


【次回宿泊に向けて】
・ビジネス街のオフ日は飲食店を事前にチェック

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三井ガーデンホテル京都三条

【データ】
訪問年月日 2013年9月某日から1泊
宿泊プラン じゃらん【京都の真ん中・駅近】ダブルルーム◇素泊り
      (14時チェックイン、11時チェックアウト)
部屋タイプ モデレートシングルルーム【禁煙】
料   金 大人2名で15,700円(じゃらんポイント300P使用)
宿HP

【宿泊記録】

台風で京都が水浸しになった翌週、妻と義妹が鞍馬リベンジをするというのでついていくことに。先週の姉妹旅行ではダイワロイネット京都四条烏丸を取ってあげたのですが、今回は三井ガーデンホテル京都三条にしました。9月も下旬に差しかかったとはいえ、先週とは結構値段が違う。当然上がっているわけです。すげーなあ、秋の京都。秋の京都観光のためには、1年前から予約するか、滋賀に泊まるか、市民になるかのどれかしかないと思ってます。そんな僕がちょっとだけ京都市民だったのももう8年前。その時に住んでいたのが今回泊まる三井ガーデンのある烏丸御池駅でした。意外にも京都には2年ぶり。懐かしの元居住地にひそかなワクワクを覚えながら出発したのでありました。

5時起きで東京駅を7時過ぎに出れば、京都駅には9時半ごろ着きます。既にごった返す京都駅前。ひゃー、こんなに人が来てるんですか。まあでも今回の目的地は鞍馬。夏真っ盛りならともかく、秋に行く人はそれほど多くないでしょう。朝なのに、と少々渋る義妹を連れて新福菜館の真っ黒な中華そばで腹ごしらえ。そこから京阪の七条駅まで歩いて、電車で速やかに北上。叡山電車って意外と先が長かったんだなという思いを噛みしめつつ、鞍馬に11時ごろ到着。なんだかんだで結構鞍馬も賑わっていたのでありました。

鞍馬からは歩くの大好きな義妹の独擅場です。鞍馬駅から仁王門をくぐり、えっいきなりこんな急なんですかという坂を上って火祭りで有名な由岐神社。しかし長いのはここから。屈指のパワスポで行列ができる六芒星を擁する鞍馬寺本殿金堂を通り抜けてからはもう普通の自然道。蛇や害虫(ハチとかね)に注意という看板にやる気が削がれそうになりますが、ここまで来ると引き返すのもある意味つらいので前進あるのみです。てくてくてくてく、義経と天狗と魔王エピソードに彩られた山中をひたすら歩く。待ちに待った下り坂も想定より急なため、我が足にとっては全然うれしくない道でした。でもまあそれでもなんとか山越えを果たし、貴船に到着。貴船では川床料理6300円~という壁に阻まれ、完全に昼食をくいっぱぐれます。そしてこの混雑はなんなんだ。さすが縁結び。和泉式部ってそんな報われる恋をしていただろうかと思い返してみますが、人も車もたくさん通っていてそれどころではありませんでした。結構鞍馬と貴船は格差あります。いや、格差というより落差って感じですが。貴船は観光地ですね。

ということで、お腹は空いたけど食べるものがないねということで、見るもの見たら下山です。ホテルへのチェックインは17時すぎ。話題の伊右衛門サロンの隣、ちょっといい感じの中庭を伊右衛門サロンと共同利用するなかなかの雰囲気。三井ガーデンホテル京都三条です。

チェックイン後はまたすぐ外出して妻&義妹と3人でカラオケ。ごはんもそこで合わせて食べちゃいました。こっちのカラオケ屋はジャンボカラオケ広場が主流ですが、京都駅前にビッグエコーがあったのでそちらに。2時間熱唱したあとは日帰りで帰る義妹を見送り、ホテルにトンボ返りしました。

部屋はシングルと書いてありますが、ベッドはダブルで普通に2人寝られます。ビジネスホテル系ですから無駄なものはなく、あるものも機能的。でもそのわりに普通のビジネスホテルよりはちょっと高級感があってオシャレ感がある。三井ガーデンはなかなかいいポジションを確保しているなあと思いました。以前、岡山駅前の三井ガーデンに泊まったことがありますが、そこの建物も何かを囲むような格好で建ってました。京都三条もそう。ただの偶然か、そういう立て方が好みなのかどちらなのでしょうか。

さて、このホテルのウリは大浴場があることです。ドーミーインとかもありますが三井ガーデンにもあります。ビジネスホテルって期待値が低いぶんだけ、予想外のものがあると余計気分が盛り上がりますよね。その典型ともいえる設備が「ビジネスホテルなのに大浴場」です。
しかし、今回の訪問は日曜日でした。そして混み始めた秋の京都前哨戦ともいえる時期。大浴場とはいえ、そんなに大きいわけではないんですね。するとどういうことが起きるかというと、裸になってからの順番待ちです。幸い男湯のほうは先に湯船に浸かって待つという選択肢があったのでなんとかなりましたが、女湯のほうはダメだったみたい。妻はちょっとがっかりしていました。

今回は素泊まりだったので朝食はなし。喫茶店が充実している京都だけにモーニングが楽しみです。併設レストランでは予約とかなくてもいきなり朝食をいただけるそうですが、まあせっかくだしと街に繰り出します。すぐ隣に伊右衛門サロンがあってそこは意外にもよさげな和食の朝食を提供しているのですが、みんな考えることは同じで行列。諦めて烏丸通を渡ると、京都にたくさんお店のある進々堂を発見。空いていたので入れました。こっちのモーニングはパンがおいしいんですよね。家の近所のシャノアールのモーニングセットと比べると差は歴然です。ちなみに本店が近いイノダコーヒの前も食後通りかかってみましたが、ものすごい行列でした。近所の常連さんには迷惑だろうなあ(笑)。まあ観光客は行列が苦にならないですからね。

それにしても、京都の街中は散歩のし甲斐があります。歩きやすいし、歩いていて楽しい。入っていたい店も多い。京都は観光都市なのにいいホテルが密集しているわけでもないんだよなと思っていましたが、市内にそんなにいいホテルを作ってもこもるよりは外に出たくなりますよね。星のやみたいな立地ならいいですけど、街中は無理。気持ちを抑えられません。ホテルフジタ跡地のリッツカールトン京都はどんな運命を辿るのでしょうか。

使いやすくて安くて客室供給のなるべく足しになるホテル、そんなホテルが京都にたくさん用意されることを望みたいです。


【次回宿泊に向けて】
・貴船には車で行ってはいけません
・せっかくよさそうな併設レストランにはいつか行ってみたい
・でも、京都に行って外食の楽しみを我慢できる気もしない
・大浴場はウリでもあるけど、土日やハイシーズンは行くのを我慢した方がかえって快適かもしれない



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