【データ】
訪問年月日 2013年9月某日から1泊
宿泊プラン じゃらん【京都の真ん中・駅近】ダブルルーム◇素泊り
(14時チェックイン、11時チェックアウト)
部屋タイプ モデレートシングルルーム【禁煙】
料 金 大人2名で15,700円(じゃらんポイント300P使用)
宿HP【宿泊記録】
台風で京都が水浸しになった翌週、妻と義妹が鞍馬リベンジをするというのでついていくことに。先週の姉妹旅行ではダイワロイネット京都四条烏丸を取ってあげたのですが、今回は三井ガーデンホテル京都三条にしました。9月も下旬に差しかかったとはいえ、先週とは結構値段が違う。当然上がっているわけです。すげーなあ、秋の京都。秋の京都観光のためには、1年前から予約するか、滋賀に泊まるか、市民になるかのどれかしかないと思ってます。そんな僕がちょっとだけ京都市民だったのももう8年前。その時に住んでいたのが今回泊まる三井ガーデンのある烏丸御池駅でした。意外にも京都には2年ぶり。懐かしの元居住地にひそかなワクワクを覚えながら出発したのでありました。
5時起きで東京駅を7時過ぎに出れば、京都駅には9時半ごろ着きます。既にごった返す京都駅前。ひゃー、こんなに人が来てるんですか。まあでも今回の目的地は鞍馬。夏真っ盛りならともかく、秋に行く人はそれほど多くないでしょう。朝なのに、と少々渋る義妹を連れて新福菜館の真っ黒な中華そばで腹ごしらえ。そこから京阪の七条駅まで歩いて、電車で速やかに北上。叡山電車って意外と先が長かったんだなという思いを噛みしめつつ、鞍馬に11時ごろ到着。なんだかんだで結構鞍馬も賑わっていたのでありました。
鞍馬からは歩くの大好きな義妹の独擅場です。鞍馬駅から仁王門をくぐり、えっいきなりこんな急なんですかという坂を上って火祭りで有名な由岐神社。しかし長いのはここから。屈指のパワスポで行列ができる六芒星を擁する鞍馬寺本殿金堂を通り抜けてからはもう普通の自然道。蛇や害虫(ハチとかね)に注意という看板にやる気が削がれそうになりますが、ここまで来ると引き返すのもある意味つらいので前進あるのみです。てくてくてくてく、義経と天狗と魔王エピソードに彩られた山中をひたすら歩く。待ちに待った下り坂も想定より急なため、我が足にとっては全然うれしくない道でした。でもまあそれでもなんとか山越えを果たし、貴船に到着。貴船では川床料理6300円~という壁に阻まれ、完全に昼食をくいっぱぐれます。そしてこの混雑はなんなんだ。さすが縁結び。和泉式部ってそんな報われる恋をしていただろうかと思い返してみますが、人も車もたくさん通っていてそれどころではありませんでした。結構鞍馬と貴船は格差あります。いや、格差というより落差って感じですが。貴船は観光地ですね。
ということで、お腹は空いたけど食べるものがないねということで、見るもの見たら下山です。ホテルへのチェックインは17時すぎ。話題の伊右衛門サロンの隣、ちょっといい感じの中庭を伊右衛門サロンと共同利用するなかなかの雰囲気。三井ガーデンホテル京都三条です。
チェックイン後はまたすぐ外出して妻&義妹と3人でカラオケ。ごはんもそこで合わせて食べちゃいました。こっちのカラオケ屋はジャンボカラオケ広場が主流ですが、京都駅前にビッグエコーがあったのでそちらに。2時間熱唱したあとは日帰りで帰る義妹を見送り、ホテルにトンボ返りしました。
部屋はシングルと書いてありますが、ベッドはダブルで普通に2人寝られます。ビジネスホテル系ですから無駄なものはなく、あるものも機能的。でもそのわりに普通のビジネスホテルよりはちょっと高級感があってオシャレ感がある。三井ガーデンはなかなかいいポジションを確保しているなあと思いました。以前、岡山駅前の三井ガーデンに泊まったことがありますが、そこの建物も何かを囲むような格好で建ってました。京都三条もそう。ただの偶然か、そういう立て方が好みなのかどちらなのでしょうか。
さて、このホテルのウリは大浴場があることです。ドーミーインとかもありますが三井ガーデンにもあります。ビジネスホテルって期待値が低いぶんだけ、予想外のものがあると余計気分が盛り上がりますよね。その典型ともいえる設備が「ビジネスホテルなのに大浴場」です。
しかし、今回の訪問は日曜日でした。そして混み始めた秋の京都前哨戦ともいえる時期。大浴場とはいえ、そんなに大きいわけではないんですね。するとどういうことが起きるかというと、裸になってからの順番待ちです。幸い男湯のほうは先に湯船に浸かって待つという選択肢があったのでなんとかなりましたが、女湯のほうはダメだったみたい。妻はちょっとがっかりしていました。
今回は素泊まりだったので朝食はなし。喫茶店が充実している京都だけにモーニングが楽しみです。併設レストランでは予約とかなくてもいきなり朝食をいただけるそうですが、まあせっかくだしと街に繰り出します。すぐ隣に伊右衛門サロンがあってそこは意外にもよさげな和食の朝食を提供しているのですが、みんな考えることは同じで行列。諦めて烏丸通を渡ると、京都にたくさんお店のある進々堂を発見。空いていたので入れました。こっちのモーニングはパンがおいしいんですよね。家の近所のシャノアールのモーニングセットと比べると差は歴然です。ちなみに本店が近いイノダコーヒの前も食後通りかかってみましたが、ものすごい行列でした。近所の常連さんには迷惑だろうなあ(笑)。まあ観光客は行列が苦にならないですからね。
それにしても、京都の街中は散歩のし甲斐があります。歩きやすいし、歩いていて楽しい。入っていたい店も多い。京都は観光都市なのにいいホテルが密集しているわけでもないんだよなと思っていましたが、市内にそんなにいいホテルを作ってもこもるよりは外に出たくなりますよね。星のやみたいな立地ならいいですけど、街中は無理。気持ちを抑えられません。ホテルフジタ跡地のリッツカールトン京都はどんな運命を辿るのでしょうか。
使いやすくて安くて客室供給のなるべく足しになるホテル、そんなホテルが京都にたくさん用意されることを望みたいです。
【次回宿泊に向けて】
・貴船には車で行ってはいけません
・せっかくよさそうな併設レストランにはいつか行ってみたい
・でも、京都に行って外食の楽しみを我慢できる気もしない
・大浴場はウリでもあるけど、土日やハイシーズンは行くのを我慢した方がかえって快適かもしれない
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