ヒルトン福岡シーホーク

【データ】
訪問年月日　２０１９年９月忘日から１泊
宿泊プラン　【Ａ指定３塁側　観戦チケット】公式戦野球観戦　宿泊パック
　　　　　　（チェックイン16：00、チェックアウト11：00）
部屋タイプ　ヒルトンダブル 18～21㎡
料　　　金　￥23,676 (消費税込み・サービス料込み)
宿　Ｈ　Ｐ　


【宿泊記録】
さて、今回の福岡旅行のメインイベント、ヤフオクドーム観戦です。
せっかくの観戦、終わってからまた人でもみくちゃになりながら公共交通機関で帰るというのもなかなか厳しいので、もう隣に泊まっちゃえ！ということでヒルトン福岡シーホークにご宿泊と相成りました。

しかし、地味に不安なのが観戦チケットの確保。我々夫婦はそもそもカープファンであり、マツダスタジアムのチケットしか取ったことがありません。しかも今回は特に交流戦でもないのでカープ戦ですらない。他の球団って、パリーグって、どうやってチケット取るの？そんな感じで手探り状態でした。

とりあえずホームチームであるソフトバンクホークスのＨＰにアクセス。うわあ、チケットの種類もなんだかいっぱいあってよくわからないや…と心が折れかけたところで目に飛び込んできたのが、


「宿泊セット」の見出し


だったのでした。
リンク先を見てみると、さらにホテル日航福岡とヒルトン福岡シーホークの各ＨＰへのリンクがあり、２種類の宿泊セットがあることが分かります。
ホテル日航福岡も良さそうだけど（ホテル日航は金沢の大変良いイメージがあるのです）、やっぱ球場の隣がラクだよね、とヒルトン福岡シーホークに決めたのでした。

ちなみにプラン特典はＡ席指定３塁側のチケット引換書と朝食ビュッフェが付いてくるというのが主なもの。お得かどうかという点を判断するのは、「Ａ席指定３塁側のチケット」というのがどのくらいの価値を持つのかというところにかかってきます。（当然ながら？）はっきり出ているわけではないのですが、昔のふくおか経済Ｗｅｂに「Ａ指定席（通常４３００円）」という文言が出ています。この記事が２０１３年３月の記事なので、この後消費増税が一度入ったと考えれば、宿泊時点ではグレードがシルバーかゴールドに当たる４５００円くらいの価値があるのかなと推測されます（若干希望的観測気味）。
今回は２名１室料金が23,676円だったので、それからチケット代9,000円を引くと、14,676円。朝食は参考料金としてＨＰに大人2,500円と出ているので、２人で素泊まり１万円切りということであれば、まあ十分お得ではないでしょうか。そもそもホテルがいいところですしね。ちなみに同じ月曜泊まりでシミュレーションしてみると、同じダブルルームで朝食なしのシンプルステイが¥21,753なので、やっぱりお得のようですね。少し安心(笑)。

ちなみに、宿泊プランに書いてある特典の記載には一部注意が必要です。
「エグゼクティブフロアご滞在特典」という文言があるのですが、これは宿泊セットで「なおかつ」エグゼクティブフロア客室の予約をした場合に適用される特典です。僕は宿泊セット全部にこの特典が付いてくるのかー、なんていいホテルなんだと勘違いしていましたので、ご注意を(笑)。野球観戦付き宿泊セットを予約しただけでエグゼクティブラウンジが使えるとか、岩風呂が無料とか、まあそんなことあるわけないですよね…。恥ずかしかったです。


待ちに待った宿泊当日、まずホテルに向かう際に意外な盲点に気付きます。
あのね、意外にアクセスが悪いんですねー。
土日祝日は地下鉄唐人町駅からホテルまで無料のシャトルバスが出ているんですが、平日はなし。ということで、地下鉄を使うなら「唐人町駅もしくは西新駅にて下車⇒西新・唐人町駅よりホテルへは徒歩約19分・タクシー約6分」とＨＰにありますが、ちょっと９月とはいえ歩きはキツイ。タクシーも便利だけどできればお金は使いたくない。となれば、必然的に路線バスしか残らない。路線バスについて本腰を入れて調べ始めることになります。

しかし！西鉄バスはたくさんありすぎてこれまたかなりハードルが高い！(笑)
僕らは天神から向かう予定だったので、なんとか「Ｗ１」という路線にたどり着きました。そして、にしてつ時刻表で調べたとおり、「３のりば（天神北）」からバスに乗るべく停留所で待っていたのです。

我々はここで、ソフトバンクホークスの集客力の高さを痛感させられることになります。なんと、来るバス来るバス、全部満員級の乗車率でやってくるのです。平日でこのレベルなんで、休日だったらもっとすごかったでしょうね。何本か見送ったのち、なんとか乗り込んだのですがまあまあきつかった。で、思いました。これね、たぶん、


この前のバス停でめっちゃ人が乗ってたんだと思う。


ちなみにこの前のバス停というのがですね、「１Ａのりば（天神高速バスターミナル前）」という、いかにもみんなここで乗るよねという感じのバス停だったんですねー。ちょっと路線バスの理解が浅かったです。次は地下鉄駅まで行ってバスに乗るとか、天神からなら人がたくさん乗り降りする１Ａのりばで乗るようにしたほうが良さそうです。そうやって先にバスに乗ってしまえば、みんなヒルトンのバス停より前のヤフオクドームのところで降りちゃうので、座ってても降りる心配がないです。教訓教訓。

ヒルトン福岡シーホーク前バス停で下車すると、道を挟んだ向かいにそびえるのがヒルトン福岡シーホークです。ホテルに入ってすぐ思ったのは、「そういえばこんなに大型のホテルって泊まったことあったかなあ…」ということでした。
あとで調べたところによると、ヒルトン福岡シーホークの建築面積（建物を真上から見た時の面積）は21,927.3㎡。対して、おそらく今まで僕らが泊まった中で一番大きいホテルは東京ドームホテルじゃないかと思うのですが、そこは7,192.87㎡ということで、なんと３倍くらい違う。やっぱり感覚は間違ってなかったと思うと同時に、そういえば今までそんなに超大型のホテルって泊まったことなかったなあ、と思ったのでした。高層ビルに入ってるホテルには泊まったことあるんですけど、その建物全部がホテルというところが少ないというのもあるでしょうね。ちなみに客室数も1053室ということで、間違いなく僕ら史上最大レベルのお宿です。

チェックインしようとフロントに近づいていくと、そんな我々に近づいてくるスタッフさんが。ヒルトン・オナーズという会員制度の入会を勧めてくださいます。有料会員だと思っていたのですが、あとで見てみたら無料で受けられる特典もあるみたいです。
チェックインの時に観戦チケットの引換券をくださるので、部屋に荷物を置いてすぐにドームまで行って引換えだけ済ませてきました。スタッフさんが教えてくださったのですが、ロビー階の３階から直接ヤフオクドームの７番ゲートの目の前に出られる出入口があって、めちゃくちゃ便利です。ほんと、ヤフオクドームイベントには最適のお宿ですな。
あ、そうそう、あんまり汗をかいたもんだから着替えが足りなくなって、マークイズで着替えを補充しようかと言ってたんですが、実際部屋の窓から見てみるとまあまあ距離があるので断念しました（翌日天神周辺の宿だったので天神で補充）。

夕飯はもちろんドームにて。球場グルメを堪能しました。ビールも種類があって、よなよなエールとかもありました。いやー、ドーム球場って不思議です。屋内で野球やってるんですよね。マツダスタジアム以外の球場に行って初めて分かるのが席のゆったり具合。マツダはやっぱりゆったりしてるんですね。ヤフオクドームは前の席との間隔が狭めで通路に出るのに苦労しました。そんなに何回もトイレとか買い出しに行きにくいですね。まあ、それも席を選べないので仕方ないところ。ま、あらかじめ分かっていれば対策も立てられますしね。
実は、途中で僕が腹痛になって妻を置いて部屋に帰ったんですよね。トイレも限られているのでもう帰ったほうが気楽かなと思って。そういうときでもこれだけ宿が近いのは便利です。それとカードキーは念のためそれぞれが持っていた方がよいですね。せっかく２枚くれるので。


翌朝は朝食付き。６時半から４階のブラッセリー＆ラウンジ シアラにてビュッフェ形式です。卵料理コーナーもあって、シェフが作ってくれるので僕も大満足。ただ、妻用の目玉焼きは両面焼きで頼んだんですけど、固めのやつじゃなかったんで、オーダーはちゃんと固めまで言わないといけないですね。
他のお客さんはヒルトンだけあって国際色豊かで、隣りの席も外国の方でした。飛行機関係の方も多そう。ビュッフェの内容は…まあ、このレベルのホテルならこのくらいはやるでしょう、という内容でした。

チェックアウトのときに宅急便を依頼しました。荷物のカバーは頼んでいなかったのですが、届いたときはオフィシャルなやつではないけど、袋に入れてくださっていてありがたかったです。ホテルから乗れるバス乗り場は１階にあります。いろんなバスが来ておもしろいです。


さて総括。
ホテル規模としては日本有数といっていいホテルでの宿泊体験は大変貴重なものでした。「でかいはすごい」を地で行くような有り余る体力。チェックアウトの際に満足度を１０段階で聞かれるのには面食らいましたが、「８」と答えたわりには満足度は完璧に近かったです。
前にも書いたかもしれませんが、福岡にはいわゆる「いいホテル」が少ない印象です。博多駅近くにもホテルオークラ、日航、ＡＮＡクラウンとかがあるんでしょうけど、いかんせん街中ではそれほど大規模というわけにもいかないでしょう。それに対して、圧倒的な規模と外資系という２枚看板でまさに他を圧する存在であることは間違いありません。だんだん施設も傷んでくるでしょうが、ヤフオクドームをほぼ丸抱えしたこの立地は福岡最強。博多・天神エリアで大規模なスクラップ＆ビルド的なホテル再編でも起きない限りは福岡最強宿としての地位はまだまだ揺るがない気がします。また来年も野球観に来たいな。


【次回宿泊に向けて】
・意外にアクセスが悪いので注意。天神からバスに乗るときは１Ａ乗り場から乗るのが無難。
・今度はエグゼクティブフロアを狙いたい。

プレジデントホテル博多

【データ】
訪問年月日　２０１９年９月忘日から１泊
宿泊プラン　ＪＴＢのプラン（＜いつでも最新価格：ダイナミックJTB＞九州　≪往復JR利用≫　＜2名からお申込OK＞）
　　　　　　（チェックイン13：00、チェックアウト10：00）
部屋タイプ　シングル (本館) 12平米
料　　　金　￥41,400 (消費税込み・サービス料込み)
宿　Ｈ　Ｐ　


【宿泊記録】
ドーム球場で野球観てみたいね、という話になりまして。
じゃあ、カープはやってないけど、せっかくならすごそうなイメージのあるヤフオクドームに行ってみよう、ということで、福岡行きの計画が始まりました。

ヤフオクドームまで行って、またバスとかに乗ってどこかの宿まで、というのはだいぶしんどそうなので、もう野球を観に行く日は隣のヒルトンに泊まる！というのがプランの始まり。でも、ヒルトンに連泊というのは予算的にも現実的でないため、往復ＪＲがついたフリープランと組み合わせよう、どうせ宿を転々とするなら、もう１泊は会社の福利厚生券が使える宿にしよう、ということで、なんと３泊で３つのお宿を泊まり歩くことになりました。その栄えある１泊目がこの、


プレジデントホテル博多


です。

ＪＴＢのフリープランだけどもう最近はネットで予約。めったなことでもなければ店舗なんかには行きません。以前、新人さんの練習相手にされた時に、もう店舗でしか予約できないプラン以外はネットで行こうと固く心に誓ったのであります(笑)。

というわけで、ネットでフリープランを見て、なるべく安い方から見ていって、その中でもまともそうなお宿を目を皿のようにして探します。そこで見つけたのがこのお宿。巨大な博多駅から徒歩７分ということで、暗くなってからが少し不安でしたが、朝８時～夜８時の間は呼べば送迎があるとのことなのでそこの不安はクリアできそうなのと、朝ごはんがビジネスホテルにしては相当レベル高そうだったのが決め手。まあフリープラン上では素泊まりなのですが、自社ＨＰのＡＩコンシェルジュに確認したら、当日でも朝食券が買えるということだったので。

そして当日。早めに出発するプランにしていたので、９時すぎには博多駅に着いてしまいました。とりあえず、先に荷物だけホテルに預けちゃおうということで、早速電話をかけてホテルに迎えを依頼。ＨＰに書いてあったとおり、博多口のバスターミナル側「一般車用のロータリー」で待っていてくださいとのこと。ちょうどホテルに車が戻っている最中だったそうで、少々待ちましたが、控えめにホテル名の表示があるアルファードがやってきました。車で行けばほんとにすぐそこ。ただし、駅前から延びる大通りを右折するのに時間がかかるので、待ってる間に歩きでも追いつけそうな感じです。

フロントではチェックインの手続きまでさせてくれました。若干記憶が定かではないのですが、たしかおしぼりを出してくれたような…。もっと汗かいてくればよかったと思いました(笑)。


ホテルからは博多駅よりも地下鉄の祇園駅が微妙に近い。そこからまた電車に乗って早速観光へ。
夕飯は駅ビルの中のテムジンでたらふく餃子を食べて歩いて帰ってきましたが、夜でも街は人がたくさん通っていてそんなに危ない夜道という感じでもありませんでした。
部屋はまあ１２㎡なんでそりゃ狭いですけど、かといってひどい部屋という感じでもありません。新しくはないけど、普通にキレイな部屋です。おもしろかったのは、壁掛け式の空気清浄機。こんなん初めて見ましたねえ。

朝食はフロントで券を買って、会場で和食か洋食どちらかを伝えるという方式。この日は朝早くから出て昼が遅めになる予定だったので、たくさん食べられそうな和食を選択。妻も和食。洋朝食のメインディッシュがポーチドエッグで、妻は半熟の卵がダメなのでこちらは最初から和食一択。和食はごはんと味噌汁がお代わり自由だったので僕はおかわりまでしっかりと。帰りにセルフでコーヒーを持ち帰り可だったのでもらって帰りました。


さて、総括。
博多駅は巨大ターミナルなので、当然周辺にホテルは多いです。しかし一方で、「その宿」でないとダメな理由がある宿というのはどうも少なそう。フツーのビジネスホテルは多いけれど、特色のある宿は少ない。それなりに名の通った宿といえば、ホテルフォルツァとかＪＲ九州ホテルブラッサムはあるけれど、それ以外にはうーん、という宿ばかり。じゃあ、といって観光・買い物に困ることのない博多でＡＮＡクラウンとかホテル日航など比較的いいお宿を選ぶ意味もあまりない。しかも、あまり何もない筑紫口にあるホテルを選ぶ意味も特に積極的にはないように思われます。ほんと、正直に言うとあまりホテル事情はイマイチな土地、それが博多駅周辺なのかなと。博多駅があるから、近いから泊まるという感じの宿が大半を占めている感は否めません。

その一方で、プレジデントホテル博多というのは朝食に強みがあるというだけでも特色があるといえます。近年、朝食に力を入れる宿というのは、いわゆるシティホテルでもビジネスホテルでも増えてきていますが、どちらかというとビュッフェに力を入れがちに思います。体力のある大手チェーンならそういう方向でもいけますが、いかんせん小さいチェーンや地元小規模ホテルではビュッフェの充実には限界があります。品数だけ増やしたところで、子どものお弁当みたいなメニューばかりでもしょうがないし、それ以前にある程度の品数では客側もあまり驚かなくなってきています。

それだけに、プレジデントホテル博多の和・洋２種とはいえ、内容のレベルが高いセットメニューという戦略はとてもよいと思いました。実際おいしかったですし、十分見栄えもしました。下手に品数でごまかされるより、全部間違いないワンプレートで、ごはんと味噌汁が不足なくおかわりできる。これで十分じゃないですか？積極的な意味で十分だと思います。
送迎もアルファードで高級感あるし、おしぼり出てくるし、スタッフさんはビジネスホテルを超えた雰囲気がありました。ここのホテルが立派に駅前エリアで勝ち残っているのは、勝ち残るべくして残っているというのがよく分かった滞在でした。


【次回宿泊に向けて】
・次は洋食の朝食も食べてみたい。
・荷物がなければ普通に歩ける（呼ぶ時間と送迎車が大通りを右折する時間の間で宿まで行ける）

ビジネスホテル アポイント

【データ】
訪問年月日　２０１９年８月忘日から１泊
宿泊プラン　自社ＨＰからメールフォーム予約
　　　　　　（チェックイン15：00、チェックアウト10：00）
部屋タイプ　シングルルーム
料　　　金　4000円（１室１名　税込・サービス料込）
宿　Ｈ　Ｐ　


【宿泊記録】
人間ドックで倉敷中央病院（以下、倉中）に行くので、その前泊として予約。
宿泊ドックのために家から遠いところまでわざわざ行って、しかも前泊するなんてちょっと非効率なんですけど、まあ朝フラフラのまま行くのも危ないし、かといって倉中をあきらめるのもなんかやだし、というので仕方なくの習慣です。
とはいえ、そんな非効率の中でもなるべくベターな方向を目指して取り組んでいくのがワタシの方針(笑)。

前は倉敷ステーションホテルにひとりで泊まってなんか不気味だったし（別に何か出たわけではなくただの怖がり）、その次は妻と一緒のドック日程でホテルサンプラザ倉敷に泊まったのですが、やっぱりちょっと遠かったということで、今回は倉中の向かいにあるホテルアポイントさんを予約。去年、僕が倉中に入院したときに妻がずっと泊まっていたホテルだったので安心感があったのと、なによりその安さ（当時シングル４０００円、増税後も４５００円）！２人なら少し割安に感じますけど、１人だと６０００円とかでもなんかちょっとなーって感じになってしまうので（ドックの前泊だと無料朝食も意味ないですし…）、そこは大きな魅力となりました。

当日。仕事を少し早上がりして倉敷へ。
ドック前日なのであんまり体に悪いものもどうかなという思いもある一方で、ある意味「最後の晩餐（２１時以降絶食）」なので、不完全燃焼もイヤだなという複雑な思いを抱えながら夕飯を検討。結果、アリオのフードコートにあるリンガーハットにて「野菜たっぷりちゃんぽん」を食すという名案を発見。
いやー、最近のリンガーハットはこんなにいいメニューがあるんですか！（古）
途中で飽きてしまわないようにドレッシングが２種類ついてくるのはとてもおもしろかったです。普段ならなんとなく隣の光麺に行ってしまいそうなので重宝しました。

駅前でしばらく過ごすのもいいなと思ったんですが、だんだん通勤ラッシュアワーになるし、ごちゃごちゃしてくるのもイヤなので、早めにバスに乗って倉敷中央病院で下車。ホテルはここからまっすぐ歩いて数百メートル、５分ほどです。斜向かいにはセブンイレブンもあるし、それなりに便利な立地。

とりあえずチェックインしとこうということで、階段を上がってフロントへ。無人ですが、ベルを鳴らせばきっと誰かが出てきてくれます。この時はご主人が出てきてくださりお手続き。お支払いは現金のみなのでご注意を。ちなみに、部屋にドライヤーはないのでこの時に借りておいてもいいかも。

ホテルはですね、うん、古いです、古い。これはもう間違いない。そして、部屋は結構タバコ臭かったので少々面食らい。灰皿も置いてあったので、たぶん喫煙室だったんだと思います。ただ、そもそも禁煙・喫煙の別があるのかは不明。全室こんな感じかもしれません。妻は特にそんなことなかったと言っていたので、もしかすると禁煙室もあるのかもしれませんが、メールフォームにはそんな項目はなかったので、絶対禁煙じゃないとダメな人はメールフォームの最後「その他」欄に書いてみるといいかもしれません。あとは電話が早いかも。電話のほうが優先らしいんで、電話のほうがいいかもしれませんね。答えもすぐ分かるし。
一方で、禁煙ルームとか掲げてしまうと、タバコ臭がしたときにクリーニング対応しないといけないでしょうし、家族経営でそこまではどうかという体制っぽいので無理かもしれませんね。まあ、郷に入りては…ということで、イヤなら選択肢から外すだけのことです。無理を言うところではありません。

僕は少々タバコ臭があっても大丈夫なんですけど、部屋もそんなに明るいわけではないので、寝る時間近くまでなるべく外で過ごそうと考えました。で、このへんであるちょうといいスポットといえば…倉中(笑)。入院中にわりとウロウロした成果として、あそこのドトールテラスがお気に入りになりまして。あと売店とかも充実していて、２０時まではドトールも開いているのでそこでコーヒーでも飲みながら読書でもと少々の時間を過ごさせてもらいました。

ホテルの部屋はとりあえずWifiもつながるし、特に不都合というほどの不都合はなし。まあそりゃ次に泊まる倉敷国際ホテルとか、最近のキレイなビジネスホテルに比べればかなり劣りますけど、それでもなんか出そうとかでもないし、謎の合わせ鏡が設置されていたりとかもないので、まあ普通に過ごせました。
ここは無料朝食もあるのですが、絶食のためそれは食べられずチェックアウト。夏の暑い時期には少々回り道ですが、倉中の中を通って人間ドック会場まで行くのがいいかもしれません。

さて、総括。
倉中人間ドックの前泊対応の決定版とまではいきませんでしたが、正直、人間ドック会場が移転オープンした場所があれだけ倉中に近いのであれば、ホテルアポイントがほぼ決定版といえるかもしれません。宿泊ドックであればなおさら、「翌日は倉敷国際に泊まるし、少々のことはガマンしよう」というメンタリティーにもなりますし、古いというそもそもの弱点以外、特段の弱点は見当たらない宿といえましょう。実際、予約カレンダーは当月時点ではかなりの確率で満室になっているのが、この宿の底力を見せつけています。とりあえず、ご予約はお早めに。


【次回宿泊に向けて】
・もし可能なら禁煙の部屋の希望を出してみるのがいいかも。
・タバコ臭対策には…マスクとか？
・健康プラザの１Ｆが何時まで出入り可能かを調べておけば、倉中以外の滞在場所が見つかるかも。